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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化(43):食べ物:スコットランド (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化(43):食べ物:スコットランド

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

20/01/31

今日はスコットランドの食べ物です。スコットランドの代表的な食べ物の1番はハギスだと思います。スコットランド独自のものです。もう1つ今日は、名前がスコットランドになってるスコッチエッグです。スコッチエッグは実はスコットランドの料理というのには難しいところもあります。

スコッチエッグは皆さん多分頭の中ですぐに想像出来ると思います。スコッチエッグの起原が何かというのはなかなか難しく、名前はスコッチエッグなのですが、スコットランドで出来たというのも本当かどうかは分かりません。スコッチエッグは「ロンドンにあるデパートが作った」と言っていた時期があるのですが、自信が無かったようで、証拠を取り下げたという話も聞いています。あるいは外国のようなイギリスの本土よりも外に起原があるという説もあるようですが、本当のところは分かりません。ある辞書を読むと、1809年に恐らく料理の本から引用されているのが最初の文献で、その時代ぐらいからスコッチエッグが世の中にはあったようです。

誰かがメンチカツの中にゆで卵を入れてみようと言ったのでしょうか、それともゆで卵の周りに挽き肉を付けて揚げてみたということなのでしょうか。私達も時々お世話になる美味しい食べ物の1つです。ゆで卵が中に入っているわけですが、色々なバージョンがあり、最初卵は固く茹でてあるのが普通でした。最近は、卵のクオリティーが良くなってきたので、半熟のものもよくあります。基本的には周りはメンチカツ、要するに玉葱と挽き肉とパン粉で揚げてあるというものです。イギリスではパブでよく出る典型的な料理ですし、スーパーマーケットでは、日本で言うとコロッケを買うような感覚で売ってます。時々小腹が減ると、それをスーパーで買ってきて食べるということを私もよくやっています。

次に最初に出てきた「ハギス」は頭の中に画像が浮かばない人が多いと思います。今日はハギスの写真を何枚か用意して来ています。色々な本に書いてあるものを総合すると、茹でた羊の内臓を細かくして、そこにタマネギ、オートミルや各種のハーブを入れ、そこに牛の脂を入れるそうです。それを羊の胃袋の中に詰めて、蒸したり茹でたりしたプディングの1種と書いてあります。ラグビーボールぐらいの大きさの羊の薄い胃袋で透明です。想像していただいて、中に内臓のミンチが沢山入ってるのを想像してください。ソーセージとは違い、もっとどんよりした大きな物です。これを聞いてそれは美味しそうだと思って飛びつく人は滅多にいないと思います。

現地の人もイギリスで食べてみたと言う日本人もどちらも、美味しかったと言う人、うーんと言う人とわかれます。ですから、私たちが不得意でも仕方ありません。学生さん達も好き嫌いがわかれます。私はどちらかというと食べられる方で、ハギスにマッシュポテトなどを和えてあるものを1皿頼めば、お腹いっぱいになります。それにビール等お酒をつけてという形です。日本式に言うとまさに「ちょっと癖がある食べ物」の範疇です。ですので、好きな人は好きだけど、嫌いな人には全く口に合わないというタイプの食べ物です。

食べ方はさっき言ったように、ほぐして出すのですけれども、普通胃袋ごと出すことはないようです。ほぐした物を出して、そこにマッシュポテトを添えるのが普通ですけれど、そこにカボチャの様な色をした、英語でSwedeと言う北欧産のカブの一種、これをすり潰したものと3色にして食べることもあります。これをタワーにするとジェラートみたいに見えます。どういう順番に並べるかはさておき、この3つの物をそれぞれの層にして並べて、アイスクリームのカップか何かに入れて、ポーンと出した感じで食べることもあって、1つの立派な料理とみなされています。本来はスコットランド料理ですが、全イギリスにあり、私もハギスタワーを実はウェールズで食べました。これはやはりイギリス全土にあるんだなと思って、なるほどと証拠を掴んだ思いでした。特にハギスタワーはフランス料理のようにソースの中に浮かんでることが多いと思います。多分グレイビーソースの類です。ハギスはそれぞれ出すところによって味が違うと思います。

実はスコットランドではハギスの面白い食べ方があり、熱いハギスは人によっては「何だこれ」というものですけれど、そこにスコッチウイスキーを回しがけして、ワーっと沸き立つ湯気のスコッチの香りを楽しみながら食べるということもあるそうです。

今日のまとめ:
今日は食べ物のスコットランド編でした。1つはハギスというスコットランドの食べ物でしたが、もう1つは名前がスコットランドになってるスコッチエッグについて話をしました。よろしければ皆さんも食べてみてください。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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