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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ケンブリッジレポート2019(1):バスロック (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

ケンブリッジレポート2019(1):バスロック

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

19/12/11

今年も学生を連れてケンブリッジに行ってきました。オフの日にはスコットランドに行ってまいりました。毎年、学生の中には寝台列車でスコットランドまで行くような人が多いので、その途中まで引率という意味もあります。スコットランドの首都はエジンバラですが、その周辺の観光地の中にノースベリック(North Berwick)があります。エジンバラから電車で30分ほど行った港町で、何が有名かというと、その近くにシロカツオドリという大きな白い渡り鳥が15万羽はいるという岩でできた小さな島で、そのコロニーが有名なのです。ところが行ってみるとこの港町、日本人の観光客は0でした。現地の観光客はあちこちに沢山います。イギリスに行ってよく思うのは日本人がちらほらいる観光地と全くいない観光地がはっきりわかれます。このノースベリックはいない方に属するわけです。不思議に思って前に調べましたが、日本で売られているメジャーなイギリスのガイドブックに取り上げられているかいないかの差です。つまり我々ほとんどの日本人観光客にとっては、日本で売られている日本語の観光ガイドブックが唯一の決め手になるわけです。私は言葉が軽くなると嫌なので、滅多に「ここはすごい」と言わない方ですが、ここは本当にすごかったです。エジンバラから東の方に電車で向かって30分ぐらい、バスロックのスペルはBass Rock、バスは固有名詞で「バスの岩島」だと思いますが、写真はカタカナのバスロックでググれば出てくると思います。

バスロックは海の上に大きな岩が浮かんでいるという感じです。無人島で灯台だけあります。写真の無数の白い斑点は全部鳥です。15万羽いる一羽一羽が遠くから見ると全部点になっていて、あたかも粉をまぶしたような感じです。これは全部シロカツオドリです。ここは皆さん行かないともったいないね、という感じです。これを見るためにはボートに乗らないといけないのですが、そのボートの予約が何か月か前から始まるのですがかなりいい加減で、いつそれが始まるかというのがなかなか予告されません。冬から春夏にかけて毎日のようにここのウェブサイトにアクセスして、予約しました。期待感130%ですが、現地に行ってみると迫力あるボートツアーでライフジャケットを着て乗るタイプのジェットボートでした。これが12人乗りなのですが、夏の盛りに一日数便しかない観光用のジェットボートに乗っているのが私を含めて9人だけでもったいなかったです。

現地の人は集まってはいましたが、その辺でビールを飲んでひっくり返っているような観光客が多くて、私みたいに半日しかいない者にとっては必ず乗らないといけないので、何日の何時の便と最初から考えていて、その時間帯がずれると全ての計画が台無しになるので焦りましたが、他の観光客は慌ててないわけです。そういう観光客は誰もいません。そして日本人も誰もいませんでした。どこの東洋人が遊びに来た、なんだお前は、と不思議がられました。

バスロックは沖合数百メートルの所ですが、もしこの島の写真だけを見たら、何千キロもメインランドから離れた絶海の孤島だと言われるとそうかな、と勘違いするような佇まいでした。鼻血が出ていないか何度も確認したぐらい興奮しました。このようなことは旅行をしていて1年に1回ぐらいありますが、その1年の内の1回が今年の場合はバスロックでした。

名誉のために申し上げますが、バスロックをガイドブックに載せているところもありました。とても有名なガイドブックに載っていなかったので、「あれ?」と思いましたが、色々なものを沢山載せないといけないのでなかなか難しいと思います。よく考えてみるとイギリスは元々観光ツアーが日本からあまり出ていません。そこにきてロンドンのヒースロー空港がツアーの出入り口になる事が多いですが、そこから遠く離れたスコットランドで、しかもエジンバラからまた電車で乗り継いだ小さな港町の端の方だと、8日間とか10日間のツアーでは組み込みようがありません。しかもジェットボートも12人しか乗れないのならツアーで出来ないでしょう。

やはり旅というのは自分で計画をした個人ツアーが一番だ、と申し上げたいのですが、色々な障壁があってそこまで上手くいかない場合が多いと思いますが、もしエジンバラなどに行って1日フリータイムがあるというような場合には覚えていて頂けるとよいかと思います。ノースベリックのバスロックという所です。皆さんよろしくお願いします。地元の回し者ではありませんが、宣伝するに値すると思います。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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