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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > "VUCA時代⑨テクノロジーに関する理解力、情報収集力" (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

"VUCA時代⑨テクノロジーに関する理解力、情報収集力"

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

19/09/16

環境が目まぐるしく変化するこの世の中で、私たちは今後どのような力を身に付けていく必要があるのでしょうか。今日はこれからの時代に必要な力ということで「テクノロジー」と「情報収集する力」「情報を扱っていく力」についてお話します。

テクノロジーは驚くべき速さで進化しています。2007~2008年に初めてスマートフォンが誕生し、iPhoneが出来たわけですが、そこから約10年が経ち世界が変わりました。1人が1つ発信ツールを持つ時代になりました。スマートフォンがある時代とない時代では全く世界が変わってくるというところを意識しておかないといけません。今の70代以降を見ても、スマートフォンを持っている人達とそうじゃない人達では全く世界が異なります。やはり新しい物に頑張ってついていくと努力は必要です。話題になった物にどれだけ自分も感度を持ってやってみるかが大きな違いです。そうしないと世界からとり残されています。それほどインパクトが大きな時代に突入していると感じます。今やスマホ1つで何でも出来る時代です。タクシーを呼んだり、精算したり、全てのデータがそこにあり、無くしたら何も出来なくなってしまいます。アプリ等も沢山増えています。面倒くさいところもありますが、一度試してみることは大切です。

SNSと言っても、FacebookやTwitter、Instagramなどどんどんどんどん新しい物が出てきています。どこまで試してみるか悩むところですが、私の仕事はマーケティングがメインなので、どんなことでもやはり頑張ってやろうとしますが、様々なツールが出てきてなかなか複雑になってしまっています。面倒な面も多々ありますが、使ってみて初めて「これはこういうふうに使う物なんだな」、「こういうコミュニケーションなんだな」と理解できることもあります。新しいコミュニケーションツールと捉えると、Instagramというのは画像をベースにハッシュタグ等を使って全く違う人と繋がることができ、独自の世界観があります。そしてTwitterにはTwitterの世界観、FacebookにはFacebookの特徴があります。面倒くさがっているといつまでたってもそのことを理解できませんし、その瞬間に置いて行かれてしまいます。少し勇気を出してチャレンジしてついていくというマインドは非常に大事です。今では、様々な買い物ツールも出てきていますけれども、賢く使っていくと生活コストが半分になるものもあります。生きるためにこれらのツールを賢く使っていくことも大事です。
先日、アメリカの18歳から29歳がニュースをどこで得ているかを調査した結果がテレビで放送されていました。その結果によると、なんと36%がSNSから、27%がニュースウェブサイトから情報を得ていると回答していました。これら2つだけで全体の6割を超えてしまいます。さらに、新聞から情報を得ていると答えた人はわずか2%であり、非常に衝撃を受けました。こうした結果から、情報収集がある意味偏ってきているとも言えます。ネットの情報では速さという部分はネットの非常に良い面ですが、一方で一番怖いのはSNSやネットニュースはどんどん自分用にカスタマイズされていくため、自分の関心が高い内容はより多く出てきますが、関心の薄い情報は出てこないわけです。検索したら検索しただけそれがデータとなり、この人はこういう事に関心があるということをAIが自動で判断してトップ画面に関連する内容が表示されるようになっています。Amazonで買い物したらこれオススメですよ、っていうように自分が欲しい物が出て来るように。やはり自分が興味のあるニュースがどんどんどんどん上に来るようになっているというわけです。そうなると今度は関心の薄い内容は益々目に入らなくなっていきます。

従来の情報源である新聞の場合は、自分の関心と関わらず、社会で起きていることが掲載されているため、一通り目を通していました。それにより、今、世界ではこんな事が起こっているんだなという事を一定のバランスを持って把握することができたわけです。もちろん、新聞社によって風潮が異なりますが、SNSよりも少し広い範囲を見れたわけです。そうした時代と今は明らかに時代が変わってきていて、バイアスが掛かってきているということを強く認識しておく必要があるでしょう。やはりそのメディア自体の特性もよく理解しておかないといけません。それは同時に、情報を扱っていく力にも繋がっていきます。

最近話題の「意図を持った悪意あるニュース」、所謂フェイクニュースを悪気なく拡散している人をよく見かけます。よくこれをリツイートしているなと思うわけですが、そういった内容を目にしたときに、「この情報は事実なのか?」というその元ネタの根拠を問う判断力が必要です。その感度が弱くなっていくと、ついついある意味の犯罪に自分が関わってしまうかもしれません。どういうリスクがあるのかという事をよく理解しておきましょう。

更に、データが大事です。悪意を持って恣意的にデータを用いてもっともらしいような広告を作るような企業もあるかもしれません。データがあるからといって鵜呑みにするのではなく、そもそもどういう対象に取ったデータなのか、どれだけの母数があるデータなのかなどもちゃんと見ていくような最低限の数字を扱っていく力も、この先は非常に大事な部分だと思います。事実なのかどうなのかを強く認識しておかないと怖い時代に入ってきていると感じます。

では、今日のまとめです。
これからの時代、様々な物の変化が激しい分だけ、新しいことに好奇心を持ち続けて、意識的に触れ続ける努力が非常に重要です。更に、この流れは加速していくため、しんどくても自分をうまく騙しながらチャレンジしていくことが非常に大切になります。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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