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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化(42):食べ物:チーズ (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化(42):食べ物:チーズ

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

19/08/21

今日は食べ物の続きでチーズの話です。ただチーズの話といってもチーズの概論をするのではなく、あくまでイギリスでのチーズの話ということになります。あまりイギリスでチーズというイメージはないのではないでしょうか。チーズといえば、フランスなどのイメージの方が強いかと思います。確かにイギリスは銘柄こそ少ないですが、世界的に名前が有名なチーズがあります。私自身は実はあまりチーズは得意ではないのですが、イギリスへ行ってチーズを食べているうちに段々と目覚めてきて、日本でもイギリスのチーズが売っていないかと探したりするようになってきています。それぐらいイギリスのチーズにも美味しいものがあります。

先ずひとつめがチェダーです。チェダーというのは実はイギリスの中の小さな村です。チェダーチーズは今やすごくメジャーなチーズで、ヨーロッパの他の国やアメリカ等でも作られていますので、全世界で作られているのですが、本当はイギリスの田舎で作られていたもの、と覚えておいて頂けると嬉しいです。チェダーといえば蜜度の濃い黄色い色をした非常に目の詰まったチーズで固く、ちょっとポロポロとした感じで少し塩気が強いです。

もう一つ、イギリスで有名なのはスティルトンというチーズです。私もイギリスに行って初めて見たチーズですけれど、イギリスではスーパーマーケットに行くと、高級店ではなく普通のスーパーマーケットでもチーズのコーナーがあるスーパーマーケットが多いです。そこでグラムいくらの量り売りでチーズを買ってくるのです。それぞれ皆さん好きなチーズがある、そういう文化です。スティルトンというのは2種類あり、1つは青カビを使ったものです。青カビはゴルゴンゾーラで有名ですけれど、青カビで作った、まさにあのような見かけのものです。もう一つ青カビを使わないタイプのスティルトンというのがあり、殆ど知られていないと思いますが、私がイギリスで最初に出会ったのは青カビを使わない方のスティルトンでした。白い色をしていて、多分300gあったと思いますが、それが1ポンド、今の日本円で150円弱で売られていました。とても安くて、それを無造作にバクバクと好きなだけ食べられるこの人達って一体何だろうと、イギリス人をちょっと羨ましく思ったりもしました。イギリスは外食は高いのですけれど、チーズやパン等の基本的な食材がとても安いというところがある、という話は前にしたとおりです。そのスティルトンですが、青カビを使わないバージョンの場合は、中にフルーツ、例えばブルーベリーやイチジクやオレンジ等色々なものが入っていてデザートのようで非常に美味しいです。

そして3番目にご紹介したいチーズが、実は私も過去に訪れたのですが、イギリスのど真ん中にあるWensleydale Creameryというチーズ工場で作られたチーズです。このお店は全イギリス的に、或いは全ヨーロッパ的に非常に有名で、観光客がどっと押し寄せるところです。ただ、イギリスのど真ん中の超絶田舎にありますので、レンタカーでやっとこさ行けるところなのですが、そこがまたいいのです。部屋全体が冷蔵庫になっていまして、デパ地下の試食のコーナーのような感じでチーズが何十種類とずらっと並んでいます。味を確かめながらかごの中に自分の好きなものを入れていき、一周して出口のところでお金を払うことになっています。最初に手を消毒して入ると、中はエアコンで5℃か6℃くらいに気温が冷やされているわけです。このチーズをなんとか日本に持ち帰りたいと思ったのですが、生ものに近いですので、個人で持ち帰ることはできませんでした。日本でこういったイギリスのチーズを売っていないかと思って探すと、実は福岡でもスティルトンをある洋酒店で扱っているのをみたのですが、その時だけしか置いてなくて、その後行ったらもう無くなっていたというようなことも稀にあります。今回私は東京の方にあるチーズ専門の輸入業者の通信販売でWensleydale Creameryのチーズを取り寄せました。このWensleydale Creameryという工場は、アードマンという非常にブラックなクレイアニメをつくる会社の「WallaceとGromit」の中で「僕はWensleydaleのチーズが好きなんだ」と言って、それで人気に火がついたそうです。

今日のまとめ:
イギリスでもチーズは国民こぞって好きですが、その中でチェダーとスティルトン、銘柄は申し上げませんでしたがWensleydale Creamery、この3つのチーズを紹介しました。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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