QT PRO モーニングビジネススクール

QT PRO
モーニングビジネススクールWeb版

FM FUKUOKAで放送中「QT PRO モーニングビジネススクール」オンエア内容をWeb版でご覧いただけます。
ポッドキャスティングやブログで毎日のオンエア内容をチェック!

PODCASTING RSSで登録 PODCASTING iTunesで登録 電子書籍で記事を読もう! EPUB

ブログ&ポッドキャスト詳細

QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > リーダーシップは型から入ろう③ 型(2) 計画を立てる (組織・リーダーシップ研究/芹沢宗一郎)

リーダーシップは型から入ろう③ 型(2) 計画を立てる

芹沢宗一郎 組織・リーダーシップ研究

19/07/03

「リーダーシップは型から入ろう」というシリーズでお話ししています。リーダーシップに必要な要素として、「行動」「能力」「意識」があります。前回は、その中の「行動」にフォーカスして、「目標設定の仕方」と「その共有の方法」についてお話ししました。今日は「設定した目標を達成するための計画の立て方」についてのお話です。

みなさんは計画を立てるのは得意ですか?
基本的に計画というのは実行するためのものですから、極めて具体的でなければなりません。漠然とした計画では、どうして良いのかわからなくなってしまいます。

では、何をしっかり具体化しなければいけないかというポイントをご紹介しましょう。それは、「6W1Hです。学校で5W1Hって習ったのを覚えていますか?計画を立てる時もこれとほぼ同じポイントをおさえます。

1つ目は、これからしようとしていることは何を目的としているのかを明確にする必要があります。これは、英語で言うところの「Why」に当たります。何故これをやるのかです。

2つ目は、それを誰がやるのか、主体者です。
つまり、英語の「Who」です。

3つ目は「いつまでにやるのか」です。やはり期間・期限を決めることは大切ですよね。これは「When」です。

4つ目が「何をやるのか」、「What」になります。

5つ目が、「誰に対してやるのか」、「Whom」です。

6つ目が、どうやってやるのかという具体的なステップを決める「How」です。

ここまでは皆さんもよく聞く話ではないかと思いますが、ここであえてもう1つ「W」を付け加えました。これが「What if」です。これは、5W1Hを実行した時のリスク、あるいはその計画が本当に出来るのか、実行上の「難所」を明確にし、それに対してどうするのかというところまで考えておくということです。ここが今回少し味付けしたところです。
「なぜ」「誰が」「いつまでに」「何を」「誰に対して」「どうやって」、そしてそれに加えて「その時にどんな難所があるのか」というところまで考えるということです。なぜ最後のポイント「What if」が大事かというと、簡単に出来る目標であればもう既にやっているはずなのです。その目標がまだ残ってしまっているということは、おそらくそれは簡単ではないからです。その簡単ではない難所は何なのか。それをやる上でのリスクが何なのか、というところまで深く考えておかないとおそらく計画だけ立てて実行出来ないでしょう。ここが1つ目のポイントです。

次に、2つ目のポイント、「計画をそもそも誰が立てるべきか」について考えていきましょう。
リーダーの立場にある方は、仕事の難易度や重要度、緊急度、それから一緒にやるメンバーの能力や意識など様々な観点から、計画立案事態を誰にやらせるかを判断します。難易度が非常に高く、メンバーの能力がそこまで至っていないという場合には、リーダー自らが計画を立てるということをしなければならない場合もあります。しかし、リーダーが全てそこをやってしまうと、リーダーはどんどん忙しくなってしまいます。また、「任せる」ということはメンバーの育成にもつながるため、リーダーが全てやってしまうということはメンバーの育成機会を奪うということにもつながってしまいます。そうしたことを踏まえると、ある程度メンバーに計画立案を任せた方が良いということになります。

しかし、最終的にリーダーは結果を出さなければいけないわけですから、「任せる」というのはなかなか勇気が要ることです。そのため、リーダーが自分で丸抱えてしまうということに陥りがちです。そうすると、リーダーの仕事が溢れてきてしまい、結局リーダー一人で回らない仕事を他のメンバーにやってもらわなければならなくなります。大方そういう状態で人に任せる時は、多忙で手が回らず丸投げになる可能性が高くなります。そうすると、メンバーのサポートも出来ないばかりか、結果責任をも放棄してしまうことになりかねません。

そう考えると、なるべく計画策定からメンバーに任せて考えさせた方が、メンバーのやる気も実行段階でのコミットメントも高くなり、メリットが大きくなります。だからと言って丸投げでは駄目なので、そこは上手くバランスを取りながら、メンバーはどの辺で躓くのだろうかというところもしっかりイメージした上で、それに対してサポート・支援に入るというこういう体制が大事ではないかと思います。

では、今日のまとめです。
計画を立てる時には、まず「具体的になっているか」が非常に重要なポイントです。それを判断するチェックリストとして「6W1H」があります。さらに、計画立案の際は、自ら丸抱えするというやり方やメンバーに丸投げするというやり方は好ましくありません。リーダーは成果を出しながら人材育成を同時並行で実現しなければなりません。メンバーが自分で仕事を計画できるように、リーダーがサポート役に回ることが理想かと思います。

分野: リーダーシップ 組織マネジメント |スピーカー: 芹沢宗一郎

トップページに戻る

  • RADIKO.JP
  • ビビックスマホ