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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 人材マネジメント(HRM)を自らの武器にしてフルスイングしよう⑤ 未来へのエネルギーが漲ってくる評価・報酬とは? (組織・リーダーシップ研究/芹沢宗一郎)

人材マネジメント(HRM)を自らの武器にしてフルスイングしよう⑤ 未来へのエネルギーが漲ってくる評価・報酬とは?

芹沢宗一郎 組織・リーダーシップ研究

19/05/24

社員の側から見た「人事制度・人材マネジメント(HRM)」の活用法についてお話ししています。
シリーズ最終回の今日は、未来へのエネルギーが湧いてくるような評価や報酬はどういうものかについて考えます。

前回は「目標をしっかり設定し、目標達成に至るまでの行動目標を作成・実行する」というお話でした。
目標を立てて実行した後には、その結果に対する評価をしなければなりませんが、皆さんの会社ではどのように評価を行っていますか?

自分で一生懸命取り組んだことに対しては、まず自分自身で自己評価をすることが大切です。その上で、上司からの評価をしっかり聞きましょう。

皆さんは自己評価する際にはどんなことに気をつけていますか?
周りからの評価(「過大評価と思われるのではないか」)を心配してわざと自己評価を低くしてしまったり、逆に自分に甘い評価をしてしまったり、適切な自己評価が出来ない場合もあります。

自分自身の基準が高いと、周りから見ると素晴らしいパフォーマンスだなと評価されていても自分自身では「まだまだだな」とどうしても足りないところが気になります。自分の基準が高いというのはよい側面もありますが、ただ足りないところばかり気になってしまうと、次へのエネルギーになりにくいことがあります。努力されていれば必ず前進していることがあるはずなので、そこはしっかりと自分を肯定することも大切です。今の時代は変化が激しく、なかなか思う通りに結果が出ないこともあります。前進しているところを受け入れるというのは決して自分に甘くなるということではなく、まだ足りないところに真摯に向き合うためのポジティブな姿勢だと捉えましょう。

自己評価をする際には、どうしても「他の人はどういう風に自分を見ているだろう」と他者評価が気になりますよね。そこで、一番自分のことを見てくれている上司から評価を受けることが次のステップになります。ただし、「他人の評価を素直に受け入れられない」というケースもありえますよね。

上司も部下の仕事を24時間張り付いて見ているわけではないため、何をもって評価をしてもらえるのか、それは出てきた結果(数字)なのか、目に見えたものでしか評価をされないのかと疑問に感じることもあるかと思います。その意味では、目標設定の時になるべく可視化出来る数字や指標があると分かりやすいと思います。ただし、仕事の結果は全部数字や指標で片付けられるわけではないため、結果に至るプロセスをどう評価してもらえるのか、その努力の過程を上司がしっかり見てくれているのかが気になるところでしょう。したがって、日々の上司とのコミュニケーションが評価の納得感を上げるうえではとても重要となります。自分がどんなことをしているかについて日頃から上司に報告・連絡・相談するといういわゆる"報連相"がきちんと出来ていれば、それが評価に繋がってくることもあります。これを自分起点でやることでより納得しやすい評価になってくると思います。ここも受け身ではいけません。

最後は、その「評価に基づく報酬を得る」ことについてお話しましょう。「報酬」と言ってまず思い浮かぶのは「給料・ボーナス」など金銭的なものですね。
金銭的報酬は、もらう時は嬉しいですが、それだけではやる気が長続きしないと言われています。報酬には、給料・ボーナスと言った外的報酬の他に、「内的報酬」があります。
それは、例えば自分の仕事に対してやりがいを感じているか、あるいは自分自身が仕事をつうじて成長出来たと感じているかなどです。これらが持続的なやる気に繋がると言われています。これら内的報酬は、自分自身の気持ち次第のところがあり、ある程度コントロール出来るため、自らが作っていくものだという意識も大切です。

では、今日のまとめです。
本シリーズの最後は、「未来へのエネルギー」が湧いてくるような動機付けについてお話ししました。今の時代は、うまくいかないことが沢山ありますが、上手くいかないことだけを振り返るのではなく、小さくても前進していることに目を向け、しっかりと自己承認した上で足りない部分に向き合って、具体的なアクションを作っていくことが自信に繋がっていきます。
また、エネルギーが沸いてくるためには、お給料等の「外的報酬」よりも、仕事のやりがいや自己成長などの「内的報酬」の効果が大きいという側面があります。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 芹沢宗一郎

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