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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 一緒に働きたい人 (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

一緒に働きたい人

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

19/03/04

今日は「一緒に働きたい人」をテーマに考えます。みなさんは、「一緒に働きたくない人」と言われた時にどんな人を思い浮かべますか?

ルーズな人、約束を守れない人など「いい加減な人」とは一緒に働きたくないと思う方が多いと思います。「いい加減な人」を私たちが「一緒に働きたくない」と思うのは、たとえば約束を破られたりすると自分が乱されるからです。ビジネスにおいてもそれ以外でも、普段暮らす上で私たちは何らかの計画を立てて暮らしているわけです。それを急に(病気は別として)「期限が守れませんでした」と言われると、その瞬間にその後の全ての予定が狂ってしまいます。そのため、「一緒に働きたい」と思われるための大前提として、「約束をちゃんと守る」ということが大切です。
私は「やるやる詐欺」と呼んでいるのですが、「大丈夫です。できます。この仕事やります」と仕事をどんどん取って結局出来ない人がいます。また、「やるやる」と言って確かにやるんだけれども、非常にいいかげんなものを出してくるという人もいます。これらの行動は信頼を失います。それも含めて、ビジネスにおいての一番重要なことは、「自分が決めた水準をしっかり守り期限を守る」ということではないかと思います。

そしてその次に大事なことは、「気分のムラが小さいこと」です。人間ですから、体調の良い時も悪い時もあります。しかし、感情の起伏が激しく、常に周りが「今日は機嫌いいかな?悪いかな?」と気にしないといけない相手というのは非常に面倒です。理想としては、いつもご機嫌かもしくは機嫌のムラが小さいことです。こんなことは当たり前と思われるかもしれませんが、意外と「今日は機嫌良いか」など、本質とは関係のないところで相手に気を遣わせてしまっている人は多いです。そして、こういう人はなかなか自分に気分のムラがあることを理解していません。自分は感情の起伏が激しいのかどうかは、実は他者に聞いてみないと分かりません。自分でしっかり認識する努力をしましょう。

さらに、これがあったらうれしいポイントとして、「常にポジティブでやってみようよと前向きなことを言ってくれる人」が条件として挙げられます。
ポジティブというのは「受容力」と繋がっています。何を言っても「そんなの出来ないし」「前やったし」と言われると提案する気もなくなってしまいます。まずは、「それいいね」と受け止めてくれて、なおかつ出来る方法を一緒に考えてくれる人、「出来ない」から入るのではなく、出来ることを前提に一緒に取り組んでくれる人とは、一緒に働きたいという気持ちになります。

他にも、「自分に厳しい人」は、一緒に働きたいと思う人のポイントです。自分に厳しい人は何があっても矢印を自分に向けるため、相手のせいにしません。「自分は悪くない、でも○○さんがこうやったから」と常に人のせいにばかりする人は、一緒に働きたいと思いませんよね。「常に自分が悪かった。もっと自分がこうしたらこうはならなかった」と言ってくれる人とは、いざとなったらこの人が責任も持ってくれるという安心感があります。

次に、「一緒に働きたい」と人に思ってもらうための最低ラインとして、「身なりがきっちりしていている」ことが大切です。
パッと見てすごいシミが付いた服を着ていたりとかすると、その人の能力以上に過小評価になってしまうこともあります。あとは、ミーティング前にもかかわらずニンニクを食べるなど、配慮が出来るかどうかも非常に大事です。一緒に働く周囲のメンバーに不快感を与えないという意味でも、改めて自分は配慮ができているのかということをチェックしておきましょう。

以上のことを踏まえると、「一緒に働きたい人」になるために、日常的に何を意識していくといいかというと、本当に幼稚園児に言うようですが、「相手に迷惑を掛けない」、基本的には「約束をしっかりと守って、お願いされたことは時間を守ってきちんとやる」ということにつきます。当たり前のことですが、この基本が出来ていないビジネスパーソンは思いのほかたくさんいます。

そして、周りの空気が淀んでいるなと思ったら、その場の雰囲気に対して自分ができる貢献をすること、例えば、明るくするとか、声をかけるなど、皆がしんどそうだったら元気を与えることが出来ると良いでしょう。職場の雰囲気が良くなると自分も働きやすくなりますよね。結局は、どれだけ我が事として捉えることができるかを意識していくことがとても大事ではないかと思います。

最後に、自分自身が周りからどう思われているのか、自分に何か課題はないかということを把握するために、「何か気になったことは言ってね」と自らフィードバックを求めることが非常に大事です。自分から「気づいたことがあったら何でも言ってね」と言い続けていると、相手もフィードバックしてあげようと思ってくれます。人間は一人では自分の課題に気付くことは難しいです。そして、意外と自分にとってマイナスのことを言ってくれる人は、そう多くありません。指摘してくれる方は、実はとても大事な存在です。そういう人をどれだけ周りに作っておけるかも、自分の課題に気付いて改善する上でも非常に大事なところです。常に自分からフィードバックをもらう姿勢を意識づけるといいのではないかと思います。

では、今日のまとめです。
自分が「一緒に働きたい」と思うということは相手も同じです。まずは、自分が相手から一緒に働きたいと思ってもらえる人かどうかを改めて確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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