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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスパーソンの悩み相談⑰世の中の変化についていくには? (リーダーシップ領域/田久保 善彦)

ビジネスパーソンの悩み相談⑰世の中の変化についていくには?

田久保 善彦 リーダーシップ領域

18/12/31

「ビジネスパーソンの質問や悩み」にお答えしています。

今日は、「環境が目まぐるしく変わり、そのうちAIやロボットに取って代わられるのではないか不安でしょうがない」というお悩みです。本当に最近は新聞を見ても、雑誌を見ても、インターネを見ても、「AI、人工知能、ロボット、ビッグデータ」といった言葉を目にしない日がないほどになりました。本当に、ある意味で、肩の凝る時代になったなと思います。その話の延長線上で出て来るのが、ロボットや人工知能が人間の仕事を全部奪ってしまい、将来人間は何もやることがなくなってしまうのではないかという話です。これはどういうことかというと、「大きな変化が訪れているという事態に対してみんなが"恐怖"を感じている」ということです。
しかし、本当にそうなのだろうかということを今日は問いかけてみたいと思います。大きな変化に対して「怖いな」と思っている人が多いと思いますが、その一方で「ラッキー」と思っている人も結構数いるわけです。では、ラッキーと思っている人はどういう人かというと、何か新しい技術を使って、新しいベンチャーを起ち上げたりしている人です。本当に技術がどんどんどんどん進化しているということを喜び、そして新しいチャレンジに向かっている人たちです。つまり、大きな変化が来た時の受け止め方は2通りあり、1つは「怖い」という受けとめ方で、もう1つは「ヤッター」という受けとめ方です。「怖い」と受けとめる人の特長は、従来のやり方に固執する人、つまり、「学べない人、学ぶつもりのない人、変わりたくない人」です。「ヤッター」と思える人は、「学べる人、学びたい人、変われる人、変わりたい人」です。では、あなたはどちらになりたいですか?これから先の長い職業生活を考えた時に、答えは言わずもがなではないかと私は思います。

人生100年時代と言われていますが、今、日本人女性の平均寿命は86・7歳です。今後もどんどんどんどん伸び、いずれは本当に平均寿命が100歳になるだろうと言われています。そうなると、おそらく80歳、85歳まで働く時代が来るでしょう。80歳まで働くということは、大学卒業して23歳で就職したと考えると、一体キャリアは何年になるでしょう。57、8年、60年近く働くわけです。そう考えた時、変化が訪れる度に悲嘆に暮れて怖がっていたら体がもたないと思います。この時代に大事なことは、変化が来たら「ラッキー」と思えるマインドセットを作ることだと思います。そしてそのためには、自分の能力を開発し続けるマインドセットを作ることだと思います。つまり、「人工知能の時代になります」と言われた場合、人工知能を使える、もしくは人工知能に関係するものを作れる能力がある人にとってはパラダイスなわけです。当然最初から人工知能を作れる人ばかりではないわけですから、そういう人になるために努力が出来る人は、優れたエンジニアになれます。

みなさんは、5年前まで誰かと名刺交換をして、「データアナリスト」と書いてある名刺を貰ったことはありましたか?
「データを分析することが大事です」という世の中になっていった時に、大学時代にきちんと数学を勉強して統計学に詳しい人は、「データアナリスト」という新しく出来た仕事に就くことが出来たということです。しかし、数学を見ると身の毛もよだつというタイプの方は、やはりデータアナリストにはなりにくいわけです。そうすると変化が大きい時代に重要なことは何かと言うと、「自分が変わり続けること」。つまり、自分の能力を開発し続けることにならざるを得ません。ただ、これが凄く難しいのは、5年、10年、15年働いて、自分はこういうことが出来るようになったなど自分の強みが明確になればなるほど、壊したくなくなるわけです。しかし、「壊したくない」と思っていても、自分が積み上げて来た強みがもう世の中から必要とされなくなれば、仕事としては成立しなくなるわけです。やはりその覚悟がないと、これから先、自分がやりたいような仕事をしながら生きていくことは難しい時代になっていってしまいます。生産労働人口が、どんどん減っていきますから、安易に日本から仕事がなくなることはないと思います。ただ、「やりたい仕事が出来る」という状態は、またレベルの違う質問だと思います。やりたい仕事をやり続けるためには、やはり時代の要請に合った能力開発をし続けることが必要不可欠になると思います。

怖がるのではなく、楽しめる状態を作る唯一の方法は、必要とされる能力開発をちゃんと続けていこうと思うこと、もしくは、それをやることだと思います。その能力開発には様々な方法がありますが、昨日出来なかったことが今日出来るようになる、今日出来なかったことが明日出来るようになるというサイクルを回せるように、自分の人生を考えていっていただきたいと思います。

では、今日のまとめです。
世の中が大きく変わっているという事実がある以上、自分の能力が変わらなければ、それは相対的には衰えていかざるを得まぜん。世の中が大きく変われば変わるほど、自分の能力も大きく変えていくというマインドセットを是非持って生きていっていただきたいと思います。そして、それを全部1人でやるのは難しいですから、ぜひ切磋琢磨出来る仲間を作るような努力を続けてみて下さい。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 田久保 善彦

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