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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスパーソンの悩み相談⑮副業がOKになるそうだがどこから手をつけたらよいか? (リーダーシップ領域/田久保 善彦)

ビジネスパーソンの悩み相談⑮副業がOKになるそうだがどこから手をつけたらよいか?

田久保 善彦 リーダーシップ領域

18/12/14

「ビジネスパーソンが抱える悩み」にお答えしています。

今日のお悩みは、「副業について」です。最近、世間では副業を認める風潮に変わってきています。そうした中で、副業にはどんなものがあるのか、副業を探すためにはどこから手を付けていいのか、どういう所にいけばいいのかが分からないという悩みを抱えている方がいらっしゃるようです。

至る所で副業が話題になっていますが、そもそも副業の解禁が自分にとって幸せなことなのかについて考える必要があると思っています。つまり、「副業をしていい」ということは、平たく言うと「土日はアルバイトしてください」ということです。これはどういうことかと言うと、「私の会社はあなたの人生の全体に責任を持つことは出来ません。アルバイトしてどうにか頑張ってください」というメッセージにも受け取れることができます。メッセージには表と裏の両方があります。表のメッセージとしては、「働き方改革」で働き方に自由を与えるという意味があり、その裏には「企業年金などを含め、会社が社員の全部の面倒を見ることができないため副業を解禁する」というメッセージがあるかもしれません。そうした前提を踏まえつつ、副業について考えていく必要があります。

副業をする場合、「プロジェクトベース」の契約があります。「土曜日に時間を使ってこれを翻訳してください」、「こういうホームページのデザインをして下さい」という契約です。そこでは仕事上の契約は結びますが、雇用関係はありません。そのため、契約したプロジェクトの結果次第では、次からの発注が来ないということもあり得ます。一つ一つの成果で自分の実力を計られるわけです。副業を考える際には、そういう状況の仕事に耐えられるだけの実力が自分にあるかということを自分に問わなければなりません。能力がないにも関わらず「副業」と言っても、仕事はありません。仕事ですから、受けた仕事に責任をもち、相手が満足できる物を提供しないといけません。これは、従業員や社員であれば、仕事ができない場合、研修や指導を受けながら育成していきますが、副業の場合は、基本的には成果の評価でしかないため、そうしたこともないわけです。

では、どういう領域で副業したら良いのかと言うと、とどのつまり最初は今の自分の強みを生かすしかないということです。そのためには、自分に出来ることは何かということを理解しておく必要があります。
例えば、副業が解禁されたとしても「ドイツ語の翻訳のプロジェクトに参加しませんか?」と言われても困ってしまいますよね。どんなに副業があったとしても、それが自分の強みを活かせて出来る内容でなければ、やりようがありません。副業を考える前に、今の本業で本当に副業として売れるようなスキルが身に付いているかを冷静に自分自身に問いかけるべきだと思います。それをしない限り、一回や二回たまたまお仕事を貰ったとしても、継続してコンスタントに収入を上げることは難しいのではないかと思います。

そういうお話をすると、たまに「営業職の私はどんな仕事をしたらいいですか」という相談を受けることがあります。私はこの時点で既に問題を感じます。「営業職」という言葉には、あまり意味がないわけです。では、長年営業をやってきた自分にはどういうスキルが身に付いているんだろう、どういうことなら出来るだろうということを自分できちんと分解をして、その能力が活かせる副業には何があるだろうということを考えていかなければ、しっかりとした収入が得られるものにはなっていきません。つまり、単純に「営業職だからこういう副業がある」ということではないということです。何が自分の強みなのかを冷静に見定める必要あるということです。
その一方で、スキルを持たれているけれども、今、何らかの理由で、フルタイムで働いていないという方が世の中に多くいらっしゃるのも事実だと思います。そうすると、そのスキルを使って仕事をしようという場合には、副業が解禁されることは非常に良いことだと思います。
今後はネット上で仕事を見つけて、空いた時間で仕事するということが増えていくと思います。いずれにしても、「売れるスキル、ノウハウ、知識」をしっかり身に付けておくことが全ての根本的な大元にならざるを得ないと私は考えています。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 田久保 善彦

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