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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 上司から信頼される人、されない人 (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

上司から信頼される人、されない人

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

18/09/21

今日は、「上司から信頼される人とされない人」について考えていきます。
今までは「部下に信頼される上司」や「部下の育成が出来る人/できない人」、「部下に言うべきことが言える人/言えない人」など、上司側のことを見てきましたけれども、今回からは部下側のことです。

今回のお話は、「信頼される+α」に寄与する部分と「信頼を落とすことを避けること」、この2つの側面があります。当たり前のことですが、基本的に上司から見た時になんでも「はい」と言って気持ちよく仕事を引き受ける部下は理想です。小さい仕事でも頑張ってやってくれる人には、逆に大きないい仕事が出てきたときに「任せてみよう」という気持ちになりやすいものです。仕事を選ばず、どんなことでも「はい」と言ってくれる人は、上司から信頼されるのではないかと思います。さらに、当然そうやってお願いした仕事を、当たり前にきっちりと期待値通りやってきてくれるということも一つの信頼になります。信頼とは、基本的に一朝一夕にできるものではありません。1個の仕事をしたから信頼が出来ましたというわけにはいきません。小さなものも大きなものも積み重ねの中で、常に期待を超えてくるなと上司に認められて初めて信頼されることだと思います。まずは地道に、お願いされた仕事一つ一つを確実に期限を守ってアウトプットしていくことが基本です。あとは「素直な人」であることも需要な要素の一つです。何かあったとき、指摘されたときに、素直に「そうですね」と自分にしっかりと矢印を向けて反省し、誤りを認める姿勢がある人は伸びていきます。そんな方はやはり信頼されると思います。あとは「ベストを尽くす人」、「手を抜かない人」です。明らかに「手抜きしたな」と思う時があります。そういうことは上司には全て見えています。全て見えているけれど、「どんな言い訳するのかな?何を言ってくるだろう?」ということも含めて、わかった上で観察していることもあります。そういったこともよく理解しておいた方がいいでしょう。以前、「部下から信頼される上司」についてお話をした際に、「部下は上司の全てを見ているので気をつけなさい」とお伝えしましたが、部下の立場でも同じです。上司も部下のことを全て見ているので気をつけましょう。上司は「ああこの人誤魔化したな」「嘘ついているな」ということもすべて分かった上で、「そうなんだ」と言っていることもあります。更に言うと、上司は本当に様々な情報を持っています。意外と裏の噂も聞こえてきます。「自分はばれない」と思っていても、上司の悪口や人の噂話なども実は全部上司には入ってきます。そのため、表と裏で態度を分けてはいけません。裏でいろいろ言うのであれば、ちゃんとストレートに本人に言うということはとても大事なことではないかと思います。
そういう意味では、やはり上司に「NO」を言える人はまた別の意味で信頼される要素になると思います。「NO」と言うと嫌われるのではないかとか思うかもしれませんが、きちんと自分の思いがあって意見を述べるということ自体が仕事に真摯に向き合っている証拠なので、逆に上司から見るととても信頼できる人という形になるかと思います。上司に多様な質問をしてくる、あるいは話しかけてくる、何か自分が納得できないことがあったら「どういったところが悪かったですか」などフィードバックを求めてくる人は信頼されます。特に、「今時の若手は」と一括りにしてはいけませんが、意外と上司に話しかけてこない人が多いという印象があります。1:1のコミュニケーションでは、どちらかが近寄ることから始まります。上司は沢山の部下を抱えているので、上司から声をかけてもらうことを期待してはいけません。上司に期待をするなということも一つですが、自分から上司との距離をどれだけ縮めにいけるか、コミュニケーションをはかれるかも信頼と関係してくると思います。上司とのコミュニケーション量を確保するというは、部下の自発的な行動だと思いますので、そういう意味では自分から話しかけていく人のほうが信頼される確率は上がるのではないかと思います。

ある人は「先輩や上司から話しかけたり、飲みに誘ったりすると部下や後輩は断れないのではないか」と思ってなかなか言い出せないと言っていました。そういう意味では、積極的にいくという姿勢を持った人の方が、信頼される確率は上がっていくと思います。ただ、やはり上司はよく見ていますので、自分以外の人としゃべっている時の態度、あるいは同僚が困っているときに手伝っているかなども見ている上司は見ているので、繰り返しになりますが、基本的には「上司は全て知っている」ということに対して注意が必要です。最近、SNSで色んなことを書く人がいますが、人に見られていないと思っても、いつ誰がどこでどうやって見るかはわかりません。上司と繋がっていなくても、何かのネットワークの中で情報が入ってくることがあります。不用意なことをやって無駄に信頼を落とすことにならないように、常に裏表作らず、真っ正直な姿勢でやっていくことが非常に大事かなと思います。

あとは、「悪いことをきちんと報告してくる人」は大事にされます。いいことばかり言ってくる人もいますが、どちらかというと、いいことよりも何か問題点や悪いことをきちんと話してくれる人の方が上司には求められています。バッドニュースファーストということで、悪いニュースをちゃんと言える人は信頼されるのではないかと思います。

では、今日のまとめです。
まずは、「信頼」は地道な積み重ねです。自分の仕事を精一杯して、わからないことは素直に自分から上司にコミュニケーションを取りに行くことが大事ではないか思います。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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