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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスパーソンのためのストレスマネジメント (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

ビジネスパーソンのためのストレスマネジメント

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

18/08/20

今日は、「ビジネスパーソンのためのストレスマネジメント」ということで、ストレスについて考えていきます。
ストレスマネジメントの前に、やはり自分自身が一体どういったところからストレスを受けてしまうのか、そもそもストレスとは何なのか?について考えていきましょう。人によって許容度も全く違います。まずは自分自身のストレスへの耐性を知ることがとても大切です。そもそも何によってストレスを受けるのか。ストレスをかける人や物のことを「ストレッサー」と呼びます。人によっては、ストレッサーは人である場合もあれば、何か自分で決めたルールがストレスになる場合もあり、様々なパターンがあります。自分自身は一体何によってストレスを受けているのか、要素そのものをまず自分で理解していきましょう。
ストレッサーを理解したら、次はその対処法を考えていきます。しかし、ストレッサーが人の場合、それが上司だったり、一緒に働いている同僚、隣人だったりすると、もはや避けれられません。その場合は、どうやってそこから逃れるか、どうやってストレスがかからないように自分でコントロール出来るのかを考えることが大切です。ストレッサーには、自分でコントロール出来ることと出来ないことがあるため、少なくともコントロール出来ることに集中して、そのストレスのマネジメントを行っていくというのがストレスマネジメントの基本です。

先ほどの例のように、ストレッサーが上司など身近な人の場合、ストレッサーを完全に排除することは不可能です。このように、ストレスが完全にない状態を目指すのは現実的ではありません。発想としては、「いかにストレスに適応できるか」がとても重要です。それに対する対処能力を改善したり、避けられるものであれば原因ごと取り除いたりすることが非常に大切です。また、ストレスを少しずつ少しずつかけていき、ストレスの耐性を広げていくことも実はとても大事なことです。しかし、日常生活の中で、ストレスの量を調整するということはなかなか難しく、ストレスが一気にかかってしまい、精神的に疲れてしまうということもあります。そこで、自分はどの範囲までが許容範囲で、どこを超えるとまいってしまうのか、という自分の正常範囲やおかしくなるときのパターンを理解することもとても大事です。女性の場合には、「化粧がのらなくなってきた」というのもストレスがかかっている一つのサインかもしれません。あるいは、眠りが浅く、十分寝てるはずなのに朝起きた時にしんどい状態が続くというのもストレスが関係している場合があります。こういった普段の状態と違う状態に気づく習慣をつけましょう。しかし、実は意外と自分自身で気付くのは難しいです。そのため、「ため息多いね」「ドリンク飲む回数増えているよね」など他人から指摘されて気付くことも多いでしょう。

では、逆に他人をみて「この人ストレスかかっているのかな?」と思うときはどんな時でしょう。
普段いつも身だしなみが整えられている人が、ボサボサな格好でいる時など「何かあったのかな」と気になりますよね。自分はストレスがかかるとどうなるのか、本当にまずい時にどういうサインが出るのかを理解しておくことが大切です。と同時に、家族や同僚、仲間のストレスを理解することは、自分のストレスチェックにも繋がります。普段から何がよくて何がおかしいのか、おかしさへの感度を高めておくことも大切です。もしかするとこれをご覧になっている方の中には、部下を抱えている、あるいはちょっと最近元気がない気になる人がいるという方がいらっしゃるかもしれません。そういった変化をキャッチする能力は非常に大切です。そのためには、どういった変化に気をつけておく必要があるのかを理解しておく必要があります。ちょっとした雰囲気の違いや表情の変化、顔色や髪の毛の整え具合など、変化を見逃さないようにしましょう。ストレスは髪にもあらわれます。髪の艶などからもストレスに気付くことができます。普段から意識をしておきましょう。また、先ほどお伝えしたように、自分自身ではなかなかストレスに気付きにくいという特徴があります。そのため、周囲の人の変化に気付いた時には、同時に自分自身を振り返って「自分はどうだろうか」と常にチェックしていきましょう。
また、メンバーのストレスを気にかける場合、普段からどれだけコミュニケーションがあるかによって早期に気付けるかどうかが変わってきます。普段から情報が集まるように状態をマネジメントすることも非常に大事ですし、「皆大丈夫かな」という人への関心を持つことも大切です。

また、人間は変化に弱い生き物です。ストレッサーは必ずしもネガティブな出来事だけとは限りません。プライベートのライフイベントもストレスになることがあります。
例えば、子どもの誕生などはうれしい出来事ですが、子どものお世話というこれまでに体験したことのない、慣れない生活の中でストレスがかかることもあります。夜泣きによる寝不足や、心配事が増えて落ち着かなくなるなど、少し違ったストレスの掛かり方をします。慣れない子育てにすごく頑張りすぎてしまって、旦那さんも奥さんも両方ともおろおろしてしまい、自分が気付かないうちにストレスが掛かってしまっているということもよくあります。日々忙しくて充実感もあるため、自分ではストレスとは感じていないことさえあります。自分自身も騙されてしまってわからなくなるのです。無理をしないこと、何かちょっとした自分の変化に注目すること、周辺の人についても注目することが大事です。自分でそういうことに気付いた時には、きちっと早め早めに対処しましょう。オススメは一日一回、それこそ朝起きた瞬間や夜寝るときに、一日のことを振り返る、或いは一週間単位で自分のための自分と向き合うための時間を持つことです。

では、今日のまとめです。
本当はストレスを抱えないのが一番ですが、なかなか簡単なことではありません。ストレスに耐えていくことも大事な成長の一つと考え、まずは自分が何に対してストレスを感じるのか、自分を理解していきましょう。そうすることで、普段と違うな?おかしいな?という異変から、自分のストレスをキャッチしていくことができます。まずは、自分の正常を理解するところからはじめてみましょう。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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