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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 残酷すぎる成功法則③ネットワーキング (組織行動とリーダーシップ/福田亮)

残酷すぎる成功法則③ネットワーキング

福田亮 組織行動とリーダーシップ

18/07/23

今回は、「残酷すぎる成功法則」というアメリカの自己啓発本のトピックから「どういう人が成功出来るのか」についてお話ししています。第一回目は、「いい人は成功出来るのか」、そして二回目は「自信がある人が成功するのか」についてお話しました。結論としては、自分をきちんと認められるということが、自信のあるなしよりも大切であるということでした。前回の自信というお話で言うと、自信は原因ではなくて結果です。自信があるから成功するのではなくて、成功するから自信が育まれるということを少しつけ加えておきましょう。

今日はまた別の観点から、「人脈(ネットワーク)」についてお話しします。これも成功には欠かせない要素の一つですよね。人脈が広い人の方が成功するだろうという印象をもたれる方が多いでしょうし、人を上手く巻き込めるかというのは大切です。

みなさんは、人とのつながりについて何か意識されていることはありますか?また、ネットワーキングが上手な人と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

 ネットワーキングの上手い人と聞いて思い浮かべるのは、「マメな人」ではないでしょうか。
誰かと会った後にお礼の手紙を書いて出すなど、マメに連絡をとることが出来る人はネットワーキングが上手な印象があります。しかし、実際はどうしても日々のことにかまけてしまって結局何も出来ないままご無沙汰してますという人も多いですね。その他のイメージとして、「明るくオープンであること」なども挙げられます。

私がニューヨークのコロンビア大学のエグゼクテプログラムを受けた時に、ネットワーキングについてのプレゼンテーションがありました。その時にやはり多くの人がネットワーキングの重要性を感じているけれども、「得意だ」という人は非常に少なく、「苦手です」とという方がほとんどでした。

アメリカでは頻繁に開催されるパーティー。このパーティーに参加した際に、初対面の人もたくさんいる中で会話が弾んで関係を作ることができる人というのは、ネットワーキングが得意な人です。しかし、実際にはパーティーに行っても、新しい人と話すのではなく、80%以上は知ってる人と話しているそうです。社交的なイメージを持っているアメリカの人ですらそうだという事実を聞いて、私は驚きました。

この本では、ネットワーキングが上手な人は、「オープン」な性格や「マメ」な性格をしていると書かれています。性格のタイプには、外交的・内向的という分類がありますが、外交的な人は外部の刺激に対して鈍いと言われています。彼らはより高い刺激を求めていて、新しいところや人が沢山いる人の所に行かないと刺激を感じないわけです。一方で内向的な人というのは、一人が好きだったり自分で考えたりする時間を好むなど、刺激に敏感です。一般的には外交的な方がネットワーキングには向いていると考えられています。実は、この外交的・内向的という分類をすると、多くの人は外交性と内向性の両方持っているそうです。そのため、ある意味社交的な部分もあるけれども、実は一人でいたり、考えたりする時間が併存しています。このバランスがある中でネットワーキングを作っていく時に、例えば内向的な部分をどうネットワーキングに活かしていくかというところが問題になります。内向的な人の強みは、相手に対して関心を持つことができ、聞き上手である点です。外交的な人は、自分が話している時間の方が長いような気がしませんか。仕事で考えてみると、外交的な人はリーダーをしている人が多い印象がありますね。これは従順な人が多い場合は、外交的で前に引っ張るリーダーがいた方がいいわけですが、昨今はどちらかと言うと、お互いが平等な関係で何か価値を作り出していく状態になった時は、実は内向的な話を聞いてそれを考えて、何かを想像することが出来る人の方が実は重要なのではないかということも言われています。

ネットワーキングも同じで、何かいい関係を作っていくという時には、必ずしも自分を押し出していくだけではなくて、相手を理解して、相手を受け入れる関係を作っていくことも大切です。ここでのキーワードは、「子どもの感覚になりなさい」ということです。友達を作る感覚でネットワーキングを作るといいのではないでしょうか。友達感覚を持つと、相手の立場が変わっても長い関係を維持しやすくなります。
そうはいっても、いきなり友達になる!信頼関係を育むというのは難しいです。そこで、相手と共通する部分を探ることが必要です。

ただし、無理に合わせるとそれはどうしても見透かされてしまうため、次に大事なのは、やはりその人が何に関心を持っているか、その人が大切にしているものを聞くことが大切です。人間は、特別な存在でいたいという欲求を必ず持っていると言われています。これが「聞く」という行為によって成り立ちます。次に大切なのは「分け与える」ことです。アイデアを与えてあげるとか、こんな本読んだよなど、とにかくGIVEをたくさんすることによって関係を作っていくことが大切だと言われています。

では今日のまとめです。
ぜひ、友達をたくさん作りましょうというお話でした。


分野: リーダーシップ 組織行動 |スピーカー: 福田亮

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