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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ポジティブな人は成功する! (メンタルマネジメント/松岡綾子)

ポジティブな人は成功する!

松岡綾子 メンタルマネジメント

18/03/29

職場での人間関係、人付き合い、ストレスなどについてお話をしていますが、今日はずばり、「ポジティブな人は成功する」というお話です。

実は、アメリカでは1990年代にマーティン・セリグマンという人が、ポジティブ心理学を提唱し、非常に話題になりました。「ポジティブ(≒楽観的)」という概念は、日本では受け入れがたい部分があり、当時の日本ではあまり浸透しませんでした。しかし、バブル崩壊の後もリーマンショックなどの経済の危機、東日本大震災などの天災といった様々な苦境に立たされる中で、日本でも「ポジティブになろう」、「なんとかなるさという気持ちを持とう」という流れが生まれ、最近になってこのポジティブ心理学が話題になってきています。ポジティブ心理学では、楽観的に考えられる人というのは、次のチャレンジの扉を開きやすく、多少のストレスには負けず一歩を踏み出す力があると言われています。

では、同じ事象が起こってもそれをポジティブに捉えられる人とネガティブに捉えてしまう人の違いは何なのでしょう。

例えば、好きな人に振られるということは誰にでも起こりうることですけれども、ネガティブな人は、「やっぱり私はモテないんだ、女性(男性)として、さらには人間として魅力がないんだ、絶対こんな自分は幸せになれない」と思います。しかし、振られたのはたった1人です。今流行りのブルゾンちえみさんのネタにもあるように、世界中には35億の男性(女性)がいるわけです。ネガティブな人は、結局その1人の事例を過大に汎用化してしまいます。ところが、ポジティブな人はどう考えるかというと、「この人と私は合わなかったんだな。残念だけど何が合わなかったのかちょっと考えてみて、もっと自分にフィットする人を探そう」という風に前向きになれるのです。この人に振られたという事実をきちんと見て、むやみにそれを一般化しません。

逆に良いことの場合には、ネガティブな人は「たまたまラッキーだっただけ。みんなが助けてくれたから」と思いがちですが、ポジティブな人は「私がやったから。私のおかげ」と考えます。このように、良いことが起こった時の捉え方も異なります。ポジティブな人は、悪いことが起きた時は個別化します。良いことが起きると自分が関わればいつでも成功するという形で一般化します。たまたま今回だけ成功したというのではなくて、自分が関わってこれだけ努力したから成功したという風に広く捉えるわけです。ここには、自分への自信があり、自分を認めることができているという背景があるのですが、これには生まれ育ってきた経験が影響しています。成功体験を多く積んできた人というのは、それだけ自信があります。実績が自信につながり、次やることも必ずや成功するだろうと前向きに考えることができるのです。

では逆に、どうしてもポジティブに物事を捉えられず、自分はすぐネガティブに捉えてしまう人はどうしたらいいのでしょう。
例えば職場であれば、むやみに高い目標を与えずに、小さな目標を設定して達成させるようにする、これを積み重ねていくことで、職場の中でポジティブさを育成することが出来ます。元々ポジティブな人には多少ストレッチな目標、「120%頑張らなければ達成できないような目標」を与えることが、その人の良い成長課題になりますが、逆に物事をネガティブに捉えて自分に自信のなさそうな方に関しては、確実に成功できる目標を与えていくというように、相手に応じて目標を変えながらマネジメントしていくといいのではないかと思います。

次に、本人が気を付けられることとしては、「この人は特別だよね」と感じてしまうような偉大な人ではなく、なるべく身近なところで前向きに活躍しているモデルを探して、その人の行動を模倣するというのが一つの手段になると思います。物事をなかなかポジティブに捉えられない人は、身近な成功している人を見ても「私にはやっぱりできない」と思ってしまいがちですが、そこを何とかやれることがあるかもしれないと切り替えていくことが大切です。
また、前回お話した論理思考にも関係してきますが、例えば失敗してしまった時に何が原因だったのかをしっかり考えると、自分だけのせいではない場合もあります。イメージで「やっぱり自分はできない」という風に捉えずに、何がどういう理由でできなかったのかをしっかり分析する癖をつけることが、ネガティブ思考から脱却する一つの方法だと思います。

では、今日のまとめです。
何事にも多少楽観的になって、「何とかなるさ」という気持ちで挑戦し続ける人は必ず成功に近づきます。

分野: メンタルヘルス |スピーカー: 松岡綾子

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