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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 変化の時代、どのような情報に意識を向ければよいか? (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

変化の時代、どのような情報に意識を向ければよいか?

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

18/02/02

前回は、「副業解禁」のニュースを受けてこれからどうなっていくのかというお話でした。副業が解禁されることで働き方は多様になります。そうした中でこれからは自分の自己責任で今後のキャリアを選択して生きていかなければなりません。それを不安がるのではなく、自分次第で色んなことにチャレンジできる時代がくると前向きに捉えていきましょうというお話でした。

「働き方改革」など政府主導で様々な改革が行われていますが、その原点はテクノロジーです。最近では"AI"や"IOT""ⅤR"などが一気に進化しています。特にAIの影響が非常に大きく、そこから新たなビジネスモデルがどんどん生まれてきています。こにより、いわゆる日本の従来の大企業のモノづくりのやり方が通用しなくなり、新しいテクノロジーを使用したより効率の良い低コストのビジネスモデルが生まれつつあるという"根本的なビジネスモデルの転換"が起きています。従来は資源を多く持っている企業が強い時代でしたが、今では逆に持っていること自体が負債になり、色んなものがあるけれどもそれをうまく使うことができないという事態が起こりつつあります。この先、まさにテクノロジーによって新しいモデルがどんどん生まれてくる中で、これからどんな付加価値を出していくのかということを当然個人として考えていかないといけません。それぞれ今自分がいる会社はどうなのか、自分がいる業界はどうなのか、もしかすると業界ごとなくなってしまうところも出てくる可能性があります。少なくともそのあたりをしっかりと自分で考えて見定めていく必要があります。

今後はこういった情報に敏感にならないといけないわけですが、意外とみなさん自分の業界に大きなインパクトを与えるものでも見過ごしてしまい、アンテナに引っかかってこないということが非常に多いです。テクノロジーにも様々なものがありますが、少なくとも自分の業界に近いところに関しては、どういう影響がありそうなのかぐらいはきちんと理解しておく必要があります。今は情報化社会でありとあらゆる情報が溢れてます。皆さんからよくどこまで情報を集めたら良いのかわからないという質問を受けますが、まずは業界特性にもよりますけれども、AIというのは恐らくどの業界も間違いなく何らかの形で影響を受けますので、自分たちの業界においてAIはどういう形で影響がありそうなのかぐらいは自分の言葉で語れるようにしておく必要がありますし、場合によっては、自分のいる部署がなくなる可能性もあるかもしれません。そういったことにいち早く気付いて、異動願いを出しておくなど、様々な情報を取り入れながら今後の自分の身の振り方を考えていく必要があります。同時に業界全体や自分の職種について、例えば、私はマーケティング領域が専門ですけれども、そのあたりの領域も影響を受け始めています。そうすると、その領域の中でも専門性をどこに持っていくのかということを考える必要がありますし、少なくともマーケティングにおいてはAIの理解なしにマーケッターを語ることはできなくなるため、職種によって非常にインパクトがあるところから、そんなにないところなど影響範囲にばらつきがあります。そこはしっかりと自分で見定めておく必要があります。今この瞬間だけではなく、5年後10年後の変化を見据えて、近視眼的に見るのではなく、先を見据えた行動を心がけていきましょう。あっという時にいきなりこうサドンデスのように、ある日突然発表があって、「なぜこんなことになってしまったんだろう」と後から後悔する可能性もありますので、10年後20年後のことも意識する必要があります。
少し前まで4、5年先はガラッと変わってるだろうと思っていたことがもしかしたら更に早くなるかもしれません。何かのシステムが入った瞬間に、今まで人間が頑張ってやってきた情報収集がボタン一つで出せてしまうものも普通にあると思います。そうすると一気にその仕事はなくなります。そこもやはり意識しておかないといけません。

あとは情報収集をする際に、テクノロジーの情報を集めることはもちろんですが、どうしても自分の近しい人ばっかりと付き合ってると、自分たちの業界のことは分からなかったりします。内輪では全く危機感を感じていない場合も少なくありません。危機感を感じたときにはもう既に遅いという事態になりかねません。外部の人と付き合って、自分たちの業界が外から見たらどうなのかという客観性をしっかりと持つということは非常に大事だと思います。

では、今日のまとめです。
「時代の流れが速い」と傍観するのではなく、今何が起こっているのかということを、自分の仕事や業界については少なくとも自分の口で語れるぐらいまで理解をしておいてください。そうしないと気づいた時にはもう遅かったという事態になりかねません。今「まずいな」と思っている方は、これからすぐに取り組んでいただければと思います。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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