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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 副業解禁?(ニューストピック) (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

副業解禁?(ニューストピック)

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

18/02/01

昨年末、厚生労働省が会社の就業規則のガイドラインの中で、大きな支障がなければ原則副業を認めるという方向の指針を示しました。これにより、今後企業側も徐々に副業や兼業を認めていくだろうといわれています。同時に、去年から「働き方改革」が打ち出され、個人のライフスタイルの多様化に対応できる柔軟な労働環境を作っていこうという流れがあります。このタイミングでの副業解禁は、今まで日本で長年続いてきた終身雇用前提の働き方の終焉と、今後恐らく変わっていくだろうと考えられている「定年」の概念、定年後は年金生活という流れをなくしていこうという狙いがあるように思われます。

「働き方改革」というのは、単に残業時間を減らして自分の時間を作るということではなく、多様なライフスタイルに対応できるような柔軟な労働環境を作っていくという建前の元、自分のキャリア形成は自らの自己責任で選択していかなければならなくなるということです。なぜか"楽になる"という面だけが取りざたされており、誤解されている方も多いかもしれません。しかし、きちんとその流れの本質が一体何なのかということを理解しておく必要があります。恐らく今後会社が面倒を見てくれる時代は終焉を迎えるでしょう。副業の中には様々な仕事があると思いますが、副業が解禁になるということは、定年という概念がなくなり、仕事がある人は色んなところから仕事が舞い込んでくる一方で、仕事が無い人は、全くないという時代になるということです。同時に、「正社員」という概念もおそらく徐々に変化し、契約単位でそれぞれが仕事をしていくという時代がそう遠くない将来訪れるでしょう。となると、本当に自分自身に責任を持ってきちんと自分の人生は自分で作っていかないといかなければならなくなります。「自己責任」が非常に大事になってきます。そこで、自分自身はいったいどこで雇われるのかをより一層慎重に考えていく必要があります。
同時に、テクノロジーの進化によって、様々な業界で正社員が三分の一ぐらいになっていくというニュースが出て話題になっています。これはある一部の業界の話ではなく、テクノロジーの影響はどこの会社でも逃れられないでしょう。こうしたニュースを他人事として捉えるのではなく、自分のこととして捉え、もし自分の仕事がなくなったとしたらどこで生きていけるのかなど自分の市場価値を考えながらある一定の緊張感を常に持ち続けないといけません。
数年前に、4、5年後ぐらいにはそういう時代になっていくだろうとお話ししていた記憶がありますが、ここにきてその流れが一気に加速している感じがします。もしかするともう2、3年後にはそういった考え方が普通だという感じにもなりかねません。やはり、自分自身はいったい何をしたいのか、もしくは何ができるのか、そんなことをシビアに考えていかなければならないということだと思います。同時に今ある仕事の中で付加価値出せる仕事がないと感じたとしたらこれから学べばいいのです。これから新しい能力をつければいいのです。AIに50%の仕事奪われるというニュースや記事、番組がありますが、これは新しい仕事が生まれていくということでもあります。新しい領域というのは、まだそういった能力を持っている人は多くありません。とすると、自分が新しく生まれそうな仕事のところに「こんな仕事したいな」或いは「こんな勉強したい。こういうふうな能力つけたい」と思うことがあるのであれば、これから勉強して能力開発をしていけば、多少能力が低くても人材不足の領域であれば比較的雇ってもらいやすいですし、「まず頑張ってみて」と言ってもらえる確率は高いです。そうすると、やはりチャレンジする人は色んなチャンスを得るということにも繋がると思います。
そういう意味では、「もうこれからは受け身ではいられない。大変そうだ」と思うのではなく、「自分のやってみたいことややりたいことが叶えられるかもしれない良いチャンスだ」と前向きに捉えたほうがいいでしょう。

どうしても怖いニュースというかホラーストーリーのように「仕事が奪われる」ということが昨年ぐらいから増えてきていますが、逆にこれだけの変化をしてる時代を生きれていることをいかに楽しむかという風に考え方を変えて自分自身をドライブしていく。ある意味これも能力ではないかと思います。ポジティブに捉える力です。そういったことを意識していくのがとても重要ではないかと思います。

では、今日のまとめです。
副業や兼業をどうしようかと不安がるのではなく、どうやったら自分のワクワクを増やせるのか、チャンスを増やせるのか、などできるだけポジティブに捉えて今の時代を楽しんでいきましょう。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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