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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 女性のキャリア(1) (リーダーシップ開発、倫理、価値観/村尾佳子)

女性のキャリア(1)

村尾佳子 リーダーシップ開発、倫理、価値観

18/01/19

今日は「女性のキャリア」をテーマに考えていきたいと思います。
安部総理も「女性の社会進出を」ということをおっしゃっていますね。実感としては現実とかけ離れているように感じる部分もありまだまだ課題はありますが、昨年頃から女性の管理職登用も着実に増えてきているという実感はあります。その流れにうまくのっていらっしゃる方もいらっしゃれば、自分はどうするんだろうと悩まれている方もいらっしゃるかと思います。女性の社会進出が叫ばれる中で「職場でどういう風にやっていけばいいんだろう」と悩んでいらっしゃる女性の方、また男性の方にも参考にしていただけると幸いです。

「キャリア」とは、まさに人生そのものです。元々「キャリア」とは車輪の轍からきている言葉です。生まれてから死ぬまでずっと人生は繋がっていくわけですが、後ろを振りかえるとこれまで自分が歩んできた人生が車輪の跡となって表れてきます。そして、この先は一体どこに向かうのか、この車輪の行き先はこれから自分自身で決めていくことになります。そうした概念も含めて、キャリアを全般的に「人生そのもの」と捉えていただくのが1番いいのではないかと思います。
次に「女性のキャリア」について考えてみると、当然女性には"女性ならではのライフイベント"があるため、それを選択するかどうかも含めて自分で選択していかなければならないという点が一つの大きなポイントになってきます。"女性ならではのライフイベント"つまり、結婚して子供をもつかどうかということです。かつては「結婚退職」というキーワードがありましたけれど、今は結婚そのものではなく、「子供をもつかもたないか」が大きな問題になります。出産となればどうしても出産のための休暇が必要になりますし、子供が生まれるとやはり母親として男性とは違う役割が生まれます。これはどうしても考えなければならないポイントです。

そして次に重要となってくるのは、これは女性に限らず男性にも言えることですが、人生の中で「仕事」をどう位置付けたいのかということを明確にするということです。なんとなく「社会に出て働かないといけない」と就職された方、給料がたくさん貰えるからとか、土日が休めるから、といった理由で何となく今の職に就いたという方もいらっしゃると思います。しかし自分のキャリアを考える上では、そもそも仕事を通じて自分は一体何をしたいのか、どういう価値を出したいのかということを考えることがとても大切です。一度立ち止まって考えた上で、自分にとって仕事は給料を得るためのものだからと割り切るという選択はあって良いことだと思います。まずは、そういったことを一度しっかり考えることがとても大切です。

その上でさらに女性の場合は「子供を絶対にもちたいのかどうか」を考える必要があります。これはもちろんご縁もありますので、もちたいと思ってももてるかどうかは分かりませんが、もちたいのであれば年齢的な問題もありますから、そういった点を考慮に入れながら計画することが大切です。また、子供をどう育てるのかということも考えておく必要があります。出来るだけ子どもと一緒に過ごしたいという考え方もあれば、自分の背中を見せて育てていきたいという考え方もあると思います。これも何が正解ということではないので、自分はどうしたいのかということを考えておきましょう。また、このことに関してはパートナーの意向も重要になってくるため、必ずしも自分の意向通りなるとは限らないところが難しいところです。
出産もそうですが、ある一定の年齢になってくると両親の介護の問題などもあり、人生の中で考える岐路に立たされる場面が出てきます。また、女性はどうしても相対的に男性よりも多く役割を期待される場合が多いため、「自分はどうしたいか」ということを常に考えていくことが大切です。

女性のキャリアを考える上で、男性と比較して女性はこうだとひとまとめにして述べることはできませんが、私がこれまで様々な女性を見てきて感じることは、自分の気持ちを大事に働いてらっしゃる方が多いいということです。「昇格したい」とか、「こういうポジションがとりたい」というところよりも、「みんなの役に立ちたい」とか、「働いてどういう貢献をしたいのか」などより社会的な面が強いように感じます。

しかし、そうした特徴ゆえの難しさもあります。例えば、「嫌だったらやめてしまえ」というような面があり、後先考えずにやめてしまうということも多いように思います。仕事を転々としたり、プロフェッショナルとして派遣で働くのはいいことだと思いますが、会社名に惹かれて一貫性がなくキャリアをつくってしまったりすることが多い印象を受けます。どういう能力を獲得したいのかなどステップアップになるようなテーマをもって考えていくことが非常に大事だと思います。

では、今日のまとめです。
女性のキャリアは一概には言えませんが、しっかりと自分の人生について考えて、一貫性をもって、一体自分はどういう方向にいきたいのか、自分の目標に確実に繋がるように戦略的に考えていくことが重要です。

分野: リーダーシップ開発/倫理/価値観 |スピーカー: 村尾佳子

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