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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 第2話:今年も行ってきましたイギリス:トラブルと研修最新事情 (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

第2話:今年も行ってきましたイギリス:トラブルと研修最新事情

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

17/10/24

前回に続きましてイギリスのお話をしたいと思います。今年の夏に行ってきたことの報告です。前回カレドニアンスリーパーという寝台車のお話をしましたが、その時に使いましたレールパスで学生さんがトラブルに遭いまして、皆さんにもここは気を付けましょうというポイントのご紹介です。日本のJRのレールパスも同じですが、外国人専用なのでその土地では買えないことになっています。日本でせっかくイギリスのレールパスを買っていっても、それを持っていくのを忘れてしまうと、もう使えないということになります。血相を変えながら学生さんから相談が来まして、業者さんにお尋ねしたところ、再発行ができるそうです。日本で再発行して、それを慌てて郵便で送るという形なのでタイムラグは生じます。但し、再発行の時に料金は同じ値段がかかります。それは日本で待機している誰かに払ってもらわざるを得ない。それで、旅から戻ってきて、持っていきそこなった方のチケットを業者に持っていくと半額から手数料を引いた分の値段を戻してもらえるそうです。だから、ちょっと高くつくといえば高くつきますが、現地で正直に切符を買うのと一体どっちが安くなるのかというのが問題になります。向こうに行っている学生さんがその計算を綿密にしたりするのは時間がもったいないでしょう。だから、もうパスは再発行してもらえという形で、その方が一つひとつ切符を買う必要もなく、気が楽です。もうそれで乗車券になるということですので、再発行した方がいいと私も判断して指導しましたが、学生さんもう泣きべそでした。皆さんもこれ予防措置として頭に入れておいていただけるといいかと思います。

さて、後半のお話です。皆さんもご存知かと思いますが、私が毎年イギリスに行っているのは、九大の学生さんを引率して、英語・学術研修というのを現地で開いているからです。ケンブリッジ大学のペンブロークカレッジというところでやっていますが、最近日本の大学さんがどこもグローバル化といいますか、大学のグローバル化を図って自分のところの抱えている学生さんを海外に短期でもいいから留学に送り出すという気運が高くなっているようです。逆に、学生さんの方の留学マインドが冷めているという見方をする人もいますが、いずれにしても外へ積極的に出しましょうという話になっています。それを受けてではないかと私は思いますが、最近ケンブリッジ大学の各カレッジが学生さんの受け入れに積極的です。一時は、ケンブリッジというところは、言い方は悪いですけれども、放っておいてもお客さんが来るというところがあるので、なるべく大型のプログラムで、という志向が現地では強いです。九大では最大30名でやっていますので、かなり小規模なグループです。そういうところはなかなか引き受けてもらいにくいという事情がありましたが、ここのところ少し空気が変わってきていて、小さなグループでもいろんな条件を満たせばやりましょうという気運も高まってきています。今たぶん、いろんなコンタクトを取るともしかしたら道が開けるかもしれないという気もしています。このペンブロークカレッジというところは実はケンブリッジ大学の中でも、日本の学生さんの英語を中心にした夏休みの短期研修という部分では草分け的存在です。そこで30年近いノウハウがあって、そこの事務をされた方々などが、よそのカレッジに移って、そこで新しくプログラムを立ち上げるというような動きも最近は起きています。昔からケンブリッジ大学というところは、いわゆる研究者の短期中期の受け入れというのも積極的にやっている大学でしたので、その辺りはいろいろ昔から決まったセクションが面倒を見ています。ここのところ日本からの中小規模の学生さんの短期受け入れということにもかなり積極的に舵を切っているということを感じまして、じゃあやってみようかという大学さんがもしかしたらあるかもしれませんが、コンタクトしてみたらいいと思います。

ケンブリッジのいいところは、もちろん大学の学問の牙城という意味もありますし、都市と田舎がすごくいい形で融合している場所柄なので、学問する場所として非常にいいです。そして、王侯貴族が最初にどかっとお金を出していろんなインフラを整えましたから、とても日本で今から大学を作ろうといったときに作れるようなものではない。住環境としてはすごく重厚で、こんなのものを日本で作ったらたぶん普通に大学を作る10倍はお金がかかるだろうというような作り方をしています。そういう環境で、しかもケンブリッジ大学というところは、他のいくつかの場所と同じイギリスにいくつかある、そのイギリスで出版された本は全部入るという図書館になっています。九大はそこまでなっていないですが、そういう学術的な環境も整っていますから、ぜひもっと多くの日本人の学生さんが短期でもいいから学べるようになったらいいなと願っているところです。実は、九大では来年の4月から共創学部というのができます。そこは実は短期以上の留学も義務化される予定です。そういうこともありまして、僕もアンテナを張っていようと今考えているところです。

今日のまとめです。日本人の中小規模のグループの短期受け入れに舵を切り始めたケンブリッジ大学の各カレッジというものがあるので、それに乗じて少し開拓をしてはどうですかという呼びかけをしたつもりです。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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