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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 第1話:今年も行ってきましたイギリス:カレドニアン・スリーパー (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

第1話:今年も行ってきましたイギリス:カレドニアン・スリーパー

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

17/10/23

毎年夏にイギリスに行っているお話は御存知の方も多いと思いますが、その御報告をする回というのが恒例でありまして、今回その話を2話させて頂くつもりです。今日のテーマは1年前にもお話したことがあります。イギリスの鉄道の制度がころころ変わりまして、日本で現地で使うレールパスを買っていく時に、日本で列車の予約が入らなくなったという話を去年したと思います。今年も、もちろんその通りだったんですが、唯一例外が寝台車で、これは寝台券だけ買えば乗車券の部分はパスでいいという形になっています。今年それに乗ってきました。実は毎年乗っていますが、その話を少しさせて頂きたいと思っています。

この列車は、イギリスというのは大きさ的に丁度寝台車で一晩走ると端から端まで行けるような大きさの国なので、比較的使い出があります。ロンドン発の寝台列車が2本ありまして、1本は地図で言うと左下の方のコーンウォル半島に行くナイトリビエラという列車です。もう1つはスコッツレールという会社が担当している北の方へ行くカレドニアンスリーパーというものです。カレドニアというのは古いイギリスの北の方の土地を指す昔の言葉ですが、スリーパーというのは寝台列車という意味です。この列車は日本では最近なくなりつつあるというか、ほとんど絶滅していると思いますが、1本の列車が途中から分割していくというタイプの列車です。エジンバラまではおそらく共通ですが、その後地図で言うと右上の方へ行く方面、上の方へまっすぐ行く方面、そしてその中間、北北東に向かう方面というような形で3本に分かれます。それぞれ寝台が何両かずつに分かれていき、どの方面も乗ったことがあります。これが日本では最近寝台車に乗ったことがある人は少ないですが、乗り心地もなかなか良くて、是非イギリスに行かれた時にはご利用されるとよろしいのではないかと思います。特にパスの使い出があるということで、是非ご利用になられたらいかがかなと思っています。

寝台券の部分で、日本円でたしか1万円前後です。この列車、現地で予約をとれば座席車もついているので、パスだけで乗れる可能性はありますが、日本から来る旅行者の方に知らない土地で夜行の座席車はお勧めできないかなという気はしています。ただでさえ向こうに行って疲れるので。この列車は実は2つありまして、早い時間に出るものと遅い時間に出るものがあって、3つの方向に分かれるのは早い時間に出るものです。遅い方の時間はエジンバラ止まりとなっています。日本と寝台車といってもかなり違いがありまして、日本は昔ブルートレインなどと言っていた時期があります。あの時期は普通解放寝台といって、カーテンを開けたらすぐ見えてしまいます。あれが主流でしたが、それはないです。全部個室で座席か個室かどちらかだけです。そして外から鍵がかからず、中からはかかります。トイレに行く時に、僕はリュックサックを背負って行きます。部屋を空ける時に鍵がかからないということです。地元の人はほとんど気にせずに乗っています。僕らの感覚からすると、少し不用心だなと感じはします。

大学の寮でも各戸別の部屋で鍵が不用心だなと思う場面を見る事がありますが、その寮全体の玄関にも鍵がかかるから安全だという人がいます。少し安全の感覚が違うのかもしれないなと思っています。寝台に乗りますと、実はシンクがありまして、すごく便利です。バストイレは、トイレは別の所に共用がありまして、シャワーは始発駅にありまして、いわゆる一等の方は無料で使えるようになっているようですが、シンクはそれぞれの寝台に入っています。そこにどういうわけか手ぬぐいからローションから髭剃りクリームとか色んな物が付いていてペットボトルの水まで置いてあります。動くホテルというような印象があるからと思いますが、少なくとも一等では朝食もけっこうな物が出てきます。ラウンジで食べるのか、もしくは部屋まで持ってくるのかどっちかというような事を聞かれます。さきほども言いましたが、乗り心地が知らない人が想像するより良いです。夜、動く乗り物では寝られないという人も、これは寝られましたという人が多くて、そういう意味でもご心配なくお使いください。何せ北に向かうという旅情が良いと思いませんか。昔千葉に住んでいた頃、北海道へ行く時に青函連絡船を渡る時に使っていた夜行列車、あるいは青函連絡船の夜行便は、とても旅情があってぞくぞくする思いを持ったことを覚えています。若かったという事もあると思います。北へ向かう夜汽車っていいです。南は段々暑くなってきて、フラダンスなどが絡んでくるとあまり旅情が無いですが、北へ向かう寝台車は良いです。イギリスもやはり同じことだと思っています。この列車は多分しばらくなくならないと思います。是非お勧めですので、よろしくお願いします。

今日のまとめです。毎年私が乗っていますカレドニアンスリーパーというイギリスの寝台夜行列車のご案内をさせて頂きまして、色んな点でお勧めのポイントがありましたので、是非機会を作って、わざわざ乗るに値する列車だと思います。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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