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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ネット配信で映画は変わる? (経営学 (経営戦略、経営組織、日米比較経営、金融機関経営)/久原正治)

ネット配信で映画は変わる?

久原正治 経営学 (経営戦略、経営組織、日米比較経営、金融機関経営)

17/09/18

ネット配信で映画やテレビドラマを見る
映画というと映画館に行かないと見ることができないと思っているのですけど、実は映画館に行かなくても最近はネット配信で身近にアメリカ映画や他の国の映画を見ることで、それぞれの国の経済や経営が分かるという事をお話したいと思います。

今やネット配信で映画を見る時代になってきました。次々に新しい会社が出てきて、ネット配信を非常に安い値段で、しかも映画だけではなく自社で作ったシリーズ番組など多様なコンテンツを流すようになりました。テレビは放映時間が決まっているのですが、ネット配信は自分の好きな時間に好きなだけ見れる点が、これまでのテレビとは違っています。

二番目の特徴に、4Kが出てきて画質が非常に良くなっています。また、連続物がテレビだったら来週まで待たないといけないけど、ネット配信では続けていくらでも見れるわけですね。

それから三番目には、これまでの貸しビデオというのは1本あたりいくらという形でコストがかかっていたのですけど、ネット配信は月当たりいくらとか、年いくらという形になっていますから、価格が非常に安くなっているということがあります。

四番目として、ネットで配信する会社が自社で制作する番組に非常に多額の資金を投入して超一流の監督を起用し、脚本もそうですね。映画よりもコストをかけて作っている。これはなぜかと言うと、映画よりもネット配信の方が多数の人に見てもらえるとので、こういう形がとれているのです。

従来の映画会社・テレビ局、あるいはケーブルテレビ、そして全く違う業種から参入して多様な会社が競合しています。消費者にとっては値段が安くなって多様な番組が見れるということで、ネット配信の時代が今来ているのです。

ネット配信は高齢者にも便利
これは私自身が高齢者で、ネット配信は若い人に向けた物かなと思って最初はどうやって見るのかなと思っていたら、意外に簡単でした。例えば、音声で番組の検索が出来たりします。それから、そもそも老人になってくると車が運転できなかったりするのですが、ネット配信はビデオ屋まで行って借りてきて返しに行ったりする必要が全くありません。家にじっと居て、Wi-Fiで自動的にダウンロードが出来るわけですから、あまり動かなくなった老人に対して非常に優位性があると思います。そして、老人になってくると自由時間は増えますが、その自由な時間に本当に自分が好きな映像を続けて見ることが出来るのです。もう1つは、視力が段々衰えて本の字が小さいと読めなくなりますけど、映像は大きな画面であれば多少視力が衰えても見れるという事で、映像をネット配信で見るという事は老人にとって大変な革命的な事で、非常に老人向きの仕組みだと私は思っています。

これから高齢化社会ですが、高齢者とネット配信は親和性があります。我々はまだ好奇心があるから世界を知りたい、経済を知りたい、経営を知りたいと思っています。そうすると、ネット配信で多様な映画やテレビのシリーズを見れば勉強にもなる。そして、語学が好きな人は当然字幕付きで英語の映画とかフランス語の映画を見れば語学の勉強にもなるということですね。ただ、アメリカ映画の英語でそのままアメリカ人と会話をすると、問題が出てきます。ちょっと品が無い英語が多いので、必ずしも映画の英語というのは会話では使えないですけど、語学の勉強にもなるでしょう。

ネット配信はテレビ局や映画館を駆逐するのか
しかし、こうやってネット配信が主流になってくると、ネット配信はテレビや映画館を脅かす存在になるという心配があるかもしれません。テレビは恐らくテレビ局自身がネット配信に移ることによって、本当に自分の趣味・興味に合う物が配信できるでしょう。それから、映画はネット配信と共存できるのではないかと私は考えています。その理由というのは、やはり映画館が大画面であるという事がまずあります。音が全然違うのですね。それから、アメリカの映画館では映画館ぐるみで映画に興奮して、みんなで手を叩き感動を共有する場になっています。家で一人でテレビを見ていても誰も感情を共有しないし、普通家族とは趣味が合いません。映画館にはそういうメリットが大きくあるので、ネット配信と映画は今後も共存していくのではないかと考えています。

今日のまとめです。これから年をとったら是非皆さんネットでテレビ番組とか映画を見て頂きたいと思います。そうすると、非常に便利な事が分かりますが、一方でネット配信がいくら発達しても映画館とは共存していくであろうということが言えるかと思います。

分野: 経営学 |スピーカー: 久原正治

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