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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスパーソンの悩み相談① 自己投資で不安を払拭 (リーダーシップ領域/田久保 善彦)

ビジネスパーソンの悩み相談① 自己投資で不安を払拭

田久保 善彦 リーダーシップ領域

17/06/23

今回から、今、ビジネスパーソンが抱えている「悩みや不安」について、その解決になるヒントをお話していきたいと思います。

変化が激しい時代において、若手社員が持つ、不安・悩みというのは、「将来に対する不安」なのだと思います。「いくつまで働き続けるんだろう」とか、「私たちは将来年金がどのくらいもらえるんだろうか」「長生きしたいけれども長く生きる為のお金はどこから持ってきたらいいのか」など、様々なことが頭をよぎるでしょう。

これまでは、「60歳になったら定年退職して...」と皆が漠然と考えていたと思います。去年、イギリスのロンドン大学の先生の著書「ライフシフト」が大分売れました。様々な統計によると、しばらくすると人間の平均寿命が百歳位になっていくだろうという議論があり、それが事実だとすると、定年は70代後半、下手すると80歳といった状況になっていくかもしれないという話になります。冷静に考えてみると、大学卒業が22歳として、もしかしたらビジネスパーソンのキャリアは50年、60年というスパンで考えなければならない時代がもう来ているのです。キャリア50年、60年、みなさんは想像できますか?

そして、それを想像してみたときに、「そんなに働かなければならないのか」というマインドで生きていく人生と、「まだそんなに働けるんだ」と思える人生では、どちらが良いでしょうか。それは当然、「まだそんなに働けるんだ」という方がいいですよね。では、どうしたらそういうマインドセットになれるのか。どうしたら将来について明るい希望が見いだせるのかというと、すごくシンプルに「自分がそこで何かができる」というある意味の「自信」が持てるかどうかです。

不安になるのは、「怖い」という感覚を持つからではないかと思います。では何が怖いのかというと、「世の中の変化についていけないのではないか」「自分の持っている実力では役に立てる仕事がどんどん減ってしまうのではないか」といったことではないでしょうか。こんなことを思えば思うほどどんどん不安になっていきます。だとすると、それを払しょくする為にどうするか。それは、当たり前のようですが、

「自分にできることは何なのか、自分の強みをつくっていく」ということです。

今日お伝えしたかったことはこれがすべてと言っても過言ではありません。「自分の強みって何だろう」「自分はどういう分野で付加価値をだせるだろう」ということをきちんと考えて、そこを強めていくということが何よりも大事です。

例えば、これから中国とのお付き合いはより増えていくことが予測されます。人口は日本の10倍です。そうすると中国語ができる人と、できない人では、どちらが仕事にありつけるチャンスが大きいでしょう。それは当然、中国語ができる人です。英語ができる人と英語ができない人であれば、当然英語ができる人です。
変化が大きい時代には、その変化に応じて様々な能力開発というものを、継続していかざるをないということだと思います。なぜなら、世の中が変わっているからです。世の中がどんどん変わっているのに自分が変わらなければ、それは相対的に取り残されるということになってしまいます。

様々な側面で、変化のスピードはどんどん速くなっています。ですから、それに追いついていくか、そのスピードを超えるスピードで自分の能力開発をしていかないと、本当に仕事がなくなるということになりかねません。ただし、日本は今、人口が急激に減っていますから、仕事が本当に無くなってしまうかというと私個人としてはそうは思っていません。しかし、「やりたい仕事ができますか?」という問いに置き換えてみると、やりたくない仕事をやらざるおえない人は増えるかもしれないと思っています。つまり、やりたい仕事というのは、やりたい仕事ができるように能力開発をしてきた人達だけができる状況になり、能力開発を怠れば、食べる為にやらなければいけない仕事を、仕方がないからやるという状況になってしまうかもしれません。将来に備えるために、株に投資をする不動産に投資をする、色んな所に投資をするという話がありますけれども、一番すべきは、(特に若い方は)「自己投資」だと思います。

自分の能力開発の為にお金を投じ、自分の能力が上がった分だけお給料も上がる。凄くシンプルな算数の式を考えてみると、一日1パーセント成長したとします。それを毎日365日続けたとすると、簡単な算数の式で、1.01の365乗という式になり、37.8になります。ある年の1月1日に1だった人が、毎日1パーセントを上げていけば翌年には37.8の人間になれるわけです。1パーセントがつらい人の為に0.1パーセントも計算してみました。それでも1.4倍位にはなります。1と1.4では全然違いますよね。
次に、怖い話をします。そうです、逆に、1パーセント毎日サボったらどうなるか。つまり、0.99の365乗を計算してみるわけです。すると、0.03になります。数式だけをとってみても、長く働かなければならない世の中の変化を度外視しても、やはりいかに自分の能力開発を毎日地道にやり続けることが重要かというのはお分かりいただけるのではないかと思います。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 田久保 善彦

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