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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 今年も行って来ましたイギリス(2):ミリタリー・タトゥー (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

今年も行って来ましたイギリス(2):ミリタリー・タトゥー

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

16/11/24


今日は「今年もイギリスに行ってきました」シリーズの2つ目です。今日はミリタリー・タトゥーのお話をしたいと思います。
ミリタリー・タトゥーと聞くと、ミリタリーだから軍関係というのはお分かりになられるでしょうか。タトゥーは刺青の方ではなく、軍隊の兵営で鳴らすラッパのことです。ミリタリー・タトゥーは軍楽隊の演奏のパフォーマンスで、イギリスのスコットランドに限らず、全世界の軍楽隊の人たちが催しをするというものです。私は何度も学生さんに勧めて行かせたりしているのでよく分かっていますが、日本ではあまり知られてないのではないでしょうか。
恐らく観客は1万人ぐらいが仮設スタンドに入りますが、演目をする人は千人台に及ぶようなすごい人数です。これはイギリスで第2の観光都市と言われるエジンバラで8月に行われる1年で1番賑やかなフェスティバルの中の1番のよびものです。ですから、もう少し知られていてもいいだろうなとは思っています。今回はそれの紹介です。前述のように、エジンバラは8月に色々なフェスティバルをしています。映画があったり、大道芸があったり、色んなことをやっていますが、その中の1番のよびものとしてこの軍楽隊のパフォーマンスがあります。エジンバラで都市の中に最も丘が盛り上がっているところの一番てっぺんの所にエジンバラ城という城があります。その前に前述の1万人を収容できるぐらいの仮設スタンドがちょうど建てられるぐらいの広場があります。そこにスタンドを建てて、中のステージの所で入れ替わり立ち替わり煌びやかなパフォーマンスと色々な楽器の演奏を聴くことが出来ます。アメリカの隊だったらジャズっぽいのが出てきたり、中東の隊だったら中東風の音楽が出てきたりします。もちろんスコットランドが舞台ですから、バグパイプの演奏も非常に長時間あって中々すばらしいものです。会場の形は、ちょうどアイスリンクを思い出して頂けるといいかなと思います。そこで学生さんは毎年この時期、私に勧められて観に行くのですが、最初は「ふぅーん」という感じですけれども、もう終わった後は度肝を抜かれるというのか、ものすごかったです。想像の100倍良かったというようなことをよく言っているのですが、不思議なもので、イギリスというところは色々なところで日本に比べて適当なところがある文化ですけれども、なぜかこういうパフォーマンス系のものをやった時には、ピチッとしています。ミュージカルなんかを観てもそういう気がします。決して日本のミュージカルを悪く言っているのではなく、向こうのミュージカルは本当に破綻なく全ての関係者の努力がピシッと噛み合って全体としていいパフォーマンスを生み出しているのですが、なんでこんな事まで出来るのだろうかと思うくらい完璧です。そして、その思いをこのミリタリー・タトゥーでも感じました。実は私は今まで学生さんたちに観に行くように勧める側でしたが、今年初めてミリタリー・タトゥーを観ました。自分で勧めていたのは良かったのですが、来年からもっともっともっと勧めないといけないと思いました。強引にでも連れて行ってあげる価値はあると思います。もちろん、軍隊というものにアレルギーを感じられる方もいらっしゃると思います。ですが、その軍隊が音楽を奏で、世界の軍楽隊が集い、みんなで楽しいことをしているということ自体が平和を普及しようという気持ちの発露だと思うので、私はそれほど気にはなりませんでした。現にパフォーマンスの中でも、昔イギリスが攻めていったような国の人たちも出て来ていて、仲良く平和を象徴するようなパフォーマンスもしていたので、私はよかったと思っています。スコットランドでは夏の夜は日暮れが遅いため、ミリタリー・タトゥーは夜の9時から11時までという形になっています。中々遅い時間ですが、花火があったり、エジンバラ城のお城の壁をプロジェクションマッピングのスクリーンにして、そこに映像を映して舞台の背景として使います。雪山や門などと、色々と見たてています。そしてこの演出がすごく完璧です。どうしてこんなことが出来るのかと思いました。そして度肝を抜かれたのが、中学生ぐらいのお子さん達のオートバイの曲芸です。多分軍隊か警察関係でやっていらっしゃると思うのですが、すごかったです。ハラハラしました。これは前年の12月の初めからチケットが発売開始になるのですが、すぐに売り切れるので有名です。うちの学生さんにもイギリスについて分からないうちから、とにかくチケットを購入するようにと勧めています。大体8月の時期は、ある「ホテルの予約」サイトを調べてみると、前年の11月ぐらいの段階で、そのエジンバラフェスティバルのある8月のホテルの予約率が7割を超えています。ですから、かなり早くから動き出さないといけないということになります。今のお話で興味をもたれた方は少し早めに動かれると良いでしょう。1年近く前から楽しみな思いがどんどん高まり、そしてフェスティバル最後のフィナーレは、周りの知らない人たちと手を繋いで「蛍の光」の合唱をします。「蛍の光」はスコットランド民謡ですから。これはとてもすごかったです。

それでは今日のまとめです。
今日は中々知られていない、関係者の間でも有名だけど中々観ないというミリタリー・タトゥーについてお話をしました。スコットランドのエジンバラで8月に行われます。是非、皆さんも観覧を考えてみて下さい。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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