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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 第4次産業革命② (企業財務 M&A/村藤功)

第4次産業革命②

村藤功 企業財務 M&A

16/11/22


今日は前回の続きで、第4次産業革命やインターネット・オブ・シングスについてお話します。
前回は、色々なものが繫がり始めて全部繫がってしまうと脳の1兆倍のニューロンになってしまう、家電や車・工場の機械等全部ネットに繋げて、センサーからのビックデータをAIで分析してロボットにさせると、人間をリプレースしてしまうかもしれないというような話を少し始めたところだったと思います。今日はAIについて、詳しく話そうかなと思います。

AIはartificial intelligenceです。人工知能が勉強をしていくと2045年に人間を超えるという話があります。2045年にAIが人間を超えるとどうなってしまうのか。まず、今まで簡単なサービスしかできなかったのが、弁護士だとか医者だとか大学教授といった高度な知的サービスもやってしまうかもしれないという話をしていたと思います。ところがそれにとどまらず、ふと気がついたら上司がAIといったこともあるかもしれません。経営者はAI、私の会社の社長はAI、上司があなたの業績評価をする、AIは人間に比べると結構公平等という風になるかもしれません。そうすると少し心配になりませんか。気がつくとどの会社も社長はAIとか、AIが人間を働かせていると少し心配ではないでしょうか。そうすると段々AIが不愉快に思い始め、人間は要るのかなともし思い始めて、AIロボットチーム対人間の戦争になればScience Fictionの世界ですよね。

最近、新聞を開いてAIが出てこない事はありません。AIを使った何かしらの事に一生懸命に取り組んでいるという状況です。それぞれの産業で一体どうなっているのかという事ですが、例えば、通信や半導体エリアでソフトバンクがアームというイギリスの半導体設計会社を何兆円も出して買ったという話がこの間ありました。それからエヌビディアというアメリカの画像が得意な会社が台湾のTSMCに半導体製造を委託したという話もありました。TSMCは今までもiphone7等の半導体製造を一手に請け負っているような大企業ですが、色々な所で色々な会社がくっつき始めているというところです。ソフト等ではAIというとIBMのワトソン当たりは世界中で日本企業も含めて使い始めており、それからIOTソフト、インターネット・オブ・シングスのソフトになるとGEのプレディックス、クラウドという事になるとアマゾン、マイクロソフト、グーグル当たりがしのぎを削る競争が始まっているところです。パソコンの次はスマホでした。スマホの次は一体どうなのかという事で、車載半導体といって自動車がコネクティッド・カーになります。車と通信、車が繫がってきて自動走行、自動運転みたいな話も出て来ています。

段々と自動車も繫がってくるという話の中で、繫がってくると色々な事を処理出来なければという事で、トヨタも先程の話で出て来たアメリカの画像処理が得意なエヌビディアと提携して車で眺めて何が起こっているか把握して運転するような機能を作ろうとしています。ナウトというこれもアメリカのベンチャーですが、クラウド上のAIを利用してドライバーの運転状態をリアルタイムで学習するというシステムを作っているような会社と提携を始めたり、スマホではインテルを破ってトップに躍り出たクアルコムも車載半導体の勝負に出るものの、自社だけでは心配なので何兆円も払ってオランダのNXPという半導体会社をこの間買収したところです。それからインテルも昔はパソコンのインテルとしてインテルが色々な事を決めていたぐらい強かったのですが、スマホでクアルコムに抜かれ、次は車載半導体だという事で今アームと組もうとしています。アームというのはこの間ソフトバンクが何兆円かで買ったイギリスの会社で、半導体の設計処理という事で今度はアームとインテルチームというのが出来ており、世界中がコネクトされつつあります。強味を活かして色々な所がくっつき始めています。それで全体で何兆円単位の買収があちこちで起こり始めているという状況です。工場管理では日本にファナックという工場の中の機械に強い会社ですが、先程お話したアメリカの画像に強いエヌビディア当たりとくっついて工場の中の管理、インターネット・オブ・シングスによる機械管理をこれからやっていこうという動きになっている状況です。

それでは今日のまとめです。
家電や自動車、工場等をネットで結び、センサーから集めたビックデータをAIが勉強をしてロボットに仕事をさせるという第4次産業革命が起きつつあります。色々問題があるため、政府や業界がこれは推進するとともに問題解決を考えるという事が始まっていますが、車載半導体やクラウド、AI、インターネット・オブ・シングスといった当たりで覇権争いが起き始めています。勉強中のAIが、いずれ上司または経営者になってくるという事が起こっても驚かないようにしないといけないという状況です。

分野: その他 |スピーカー: 村藤功

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