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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > これからのマネージャーの教科書⑤ 想い what how where who (リーダーシップ領域/田久保 善彦)

これからのマネージャーの教科書⑤ 想い what how where who

田久保 善彦 リーダーシップ領域

16/09/19

「これからのマネジャーの教科書-自己変革し続けるための3つの力」という本に沿って、期待を超えるマネジャーになるためには、3つの力(「スキル」「仕事に対する思いの力」「ギャップを埋める力」)が非常に重要であるというお話をしています。

今日は、その3つの力の中でも「仕事に対する思いの力」ということについて詳しくお話をしていきます。

皆さんに少し考えていただきたいのですが、「今現在どんな思いをもって仕事をされていますか?」「何を大切にして仕事をしていますか?」という問いを投げかけたら、どのようにお答えになられますか?

そういう思いがビンビン伝わってくる上司と、何を考えているのか全然分からない上司がいたときに、どちらに惹かれるでしょうか。
やりたいこととか思いがビンビン伝わってくる上司についていきたいと思う人の方が高いのではないでしょうか。。中には、そういうのは暑苦しくていやだと思われる人もいらっしゃるかもしれませんが(笑)。

そのようないみからすると、自分の仕事に対してどのような思いを持っているかが、明確になっていると言うのはとても大切です。

では、その「思い」というのをもう少し具体的にみてみましょう。。
これまでにインタビューをした数十人のマネジャーの方の話から、仕事に対する思いの語り方は、以下の4つのタイプに分けられることに気付きました。

それは、「What型」、「How型」、「Where型」、「Who型」です。
1つずつ説明していきましょう。

まず、「What型」です。これは、「何を成し遂げたいのか」「何をやっているのか」ということに強く思いのある方です。例えば、「私はデザイナーとして働いていて、デザインでこういうものをつくっていくということに命をかけています」というタイプの人です。

次に、「How型」は、「どういうやりかたをして仕事を成果としてつくりあげていくのか」ということに重点を置かれている方です。例えば、自分は、組織と組織の間に入って上手くそこをコーディネートしながら、いいところをみつけて組織として成果をあげたい、そんな繋ぎ役のようなやり方をすることを考えると自分はわくわくする、という仕事のやり方に対してこだわりのある方です。

「Where型」は、組織に対する帰属意識が高く、「とにかく私はFM福岡という会社で働いているということが、なによりも大事なんです」というタイプの方ですね。

「Who型」は、「誰のために働いているのか」ということにすごくこだわりを持っている方です。「お客さんのため」とか「患者様のため」、若しくは「仲間のため」などです。誰のために働いているのかということが思いの源泉になっているような方がいらっしゃいます。

ではここで、一緒に担当しているアナウンサーの方に、この4つのタイプを念頭に置いて「仕事に対する思い」を考えていただきたいと思います。

『この4つのタイプを聞いて自分の仕事に対する思いを振り返ってみると、私はあまりHowとかWhereはないことに気付きました。私の場合は、WhatとかWhoの比重が多いと思います。私はアナウンサーをしているので、Whatの部分、(「アナウンサーとして生きる」とか、「話をする仕事をすごく大事にしている」という思い)が強いです。そして番組を作ることに関しては、「いかにいい番組をつくるか」ということを考えていますが、「良い番組」というのは、「聴いている方にとっていい番組とは何か(who)」ということを常に考えています。』

この方は、whatとwhoに強い思い入れがあるということでしたが。Whatに対する思いとWhoに対する思いがすごく強いタイプの方というのは、例えば、どういうやり方で番組を作るということにはあまり思いがないので、そこは割とフレキシビリティをもって対応することが出来ます。しかし、聴いてくださる方にあまり価値のないような番組を作るという話になるとやる気が起きなくなるということが生じてきます。

そこが次回お話しようとしている、「ギャップ」につながるわけです。
上司に言われたことはこれでお給料もらっているわけだから「何でもいい」というタイプでお仕事されていると、ある意味全部寄り添えてしまうため、あまりギャップは生まれません。しかし、「番組とはこうあるべきである」、「リスナーに届けるものはこうあるべきである」という思いが強くなれば強くなるほど、自分の思いと異なることを会社や上司に要求された時には、ギャップが生まれるということが起きるわけです。

では、仕事に対する思いのない人というのはギャップが生まれなくていいのかというと、そういう人は周りから見ても、部下から見ていても魅力のない人に移る可能性が高いので、「仕事はしているけれど、無難にやっている人」という風に思われているかもしれません。そのため、周りから魅力的なマネジャーとして認められるためには、仕事に対する思いを持っている必要があるわけですが、その思いが強ければ強い分、ギャップが生まれやすいという問題も同時に抱えることになるわけです。

今日は、「3つの力」の中でも、「仕事に対する思いの力」についてお話をさせていただきました。その中にはWhat、How、Where、Whoということで4つのタイプがあるということをご紹介しました。皆さんは、何を大事にしてお仕事をされているでしょうか。一度考えてみて頂きたいと思います。

分野: リーダーシップ |スピーカー: 田久保 善彦

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