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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化(27):パブと酒類(9) (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化(27):パブと酒類(9)

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

16/04/19

「英国における異文化シリーズ」27回目の今日は、「パブとお酒の種類」についてのお話です。パブとお酒の種類についてお話しするのも今日で9回目になります。前回ビールのお話が始まりまして、その続きになります。

前回の簡単な復習をしていきましょう。ビールの中には、「ラガー」と「エール」という大きな区分けがあり、発酵が液体の上の方で行われるのが「エール」で、下の方で行われるのが「ラガー」です。
日本でよく飲んでいるメーカーのビールというのは、ほとんどが「ラガー」になります。一方イギリスでは伝統的にはその逆で「エール」が主流だったわけです。もちろんイギリスでもラガーが好きだという若者も増えていますし、最近はその逆で日本でもエールビールが輸入物や日本で作っている物など段々と出始めてきています。最近では酒屋さんやスーパーマーケットでもエールビールが並んでいるのを見ることがあります。

ちなみに、ジンジャエールのエールも元々はここからきています。日本ではあまり見かけませんが、元々はアルコールの入っているものもありました。前に出てきたサイダーも同じで、日本では普通アルコールが入っているなんて考えられないものに、イギリスではアルコールが入っているということがありますね。

次は、エールの種類についてお話したいと思います。お酒の種類ではありませんが、エールには様々な色があります。人によっておいしそうに感じる色がそれぞれあると思いますが、基本的にはペール、ブラウン、バックという色の種類があります。このペールというは、様々なものをペールと言うので具体的にどういう色と言っていいのか説明が難しいのですが、ご興味がある方はぜひ調べてみて下さい。ブラウンとダークはわかりやすいと思いますね。ダークは黒っぽい色で、焙煎したもの。ブラウンはいわゆる琥珀色で日本では馴染み深い色ですね。それと比べると明らかに違うのが、イギリスではよく飲まれるエールの中でも特によく飲まれるビターです。「イギリス特有のビールって何ですか」と質問すると、恐らくビターという人が多いと思います。これも数学のように定義が決まっているわけではないので、正直私もよく分からないところがあります。イギリスのパブでお勧めされる茶色のような黒のような、冷やしていないアルコールが2度か3度くらいのビールが、典型的なビターです。上面発酵のビールで、冷やさないという点が日本のラガーとは違います。
日本と比べて暑いからガンガン飲むという感じでもないにもかかわらず、結構な量を彼らは飲みますね。それはやはりアルコール度数が2・3度と少ないからかなと私は思っていますね。ラウンドシステムと言って、3人ぐらいで行くと、最初にいっきに3杯頼んで誰か1人が全部支払い、それを繰り返して3人で3杯ずつ飲むというようなシステムで飲む人がいます。そのくらい2、3杯いくのが普通という感じですね。
非常に飲みやすく、フルーティーな感じがします。冷えていないということが関係しているのか、綺麗でキューって感じではありませんが、口当たりは非常にマイルドです。同じ液体なのになんかスーッと入ってしまって梅酒よりも軽いような気がするのは気のせいかもしれませんね。

もう1つ、エールビールの中で皆さん方が良く知っているものとしてギネスという黒いビールがありますが、あれは銘柄の名前であり、本来種類としては「スタウト」というものになります。別名として「クゥオータ」と言ったりもしますが、この辺も人によって様々なので、細かい定義はわかりませんが、「スタウト」なり「クゥオータ」なり黒い焙煎をしたものを原料にして作っているエールの種類の1つです。ギネスは元々アイルランドのギネス社が作っているものです。日本にもこの「ギネス」を好んで飲まれるという方が結構いらっしゃいますね。昔からイギリスあるいはアイルランドで作っているビールで、よく日本に入ってきたのがこのギネスですね。それを追う用に今様々なエールが入ってきています。最近ではスーパーや大きな酒屋さんでもエールビールを見かけるようになりました。色々な世界のビールのコーナーというのを最近見かけますね。あの中で「イギリス」のコーナーを見ていると色んな銘柄があるので、皆さんぜひ一度飲み比べをしてみてください。

そしてイギリスでのビールの楽しみというと、「ビール祭り」というものがあります。広い原っぱにあちこちのブルワリーから樽を持ってきて、樽から絞って飲むというものです。日本ではドイツのオクトーバーフェストみたいなのが有名で、それを真似てということで日本でもあちこちでありますが、イギリスでは昔からやっています。ただ、5月6月頃が多く、私が行っている夏にやっていないのが残念です。

では、今日のまとめです。

今日はビールの2回目ということで、エールのご紹介をしました。イギリス特有のフルーティーな感じのするビールです。どうぞ皆さんお試し下さい。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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