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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化(22) (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化(22)

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

15/06/30

「英国における異文化シリーズ」22回目の今日は、「パブと酒類」の4回目になります。
今日は飲み物の概論について、少しマイナーなものから幾つかお話をさせていただきます。ビールやスコッチの他に、サイダー、ラム、ウオッカ、テキーラなど、向こうの方が良くお飲みになるお酒というのがありますが、これらは今日は飛ばして「ジン」からお話したいと思います。

「ジントニック」などで日本でもよく飲まれている「ジン」ですが、元々はオランダが発祥になります。しかし現在日本で馴染のある「ジン」は、ロンドンで作られているジンのことを指していることが多いと思います。銘柄で言うと「ビーフイーター」と言う赤い文字と赤い服を着た兵隊さんみたいな人のラベルが目印です。これは、世界遺産のロンドン塔がかつて牢獄として使われていた時代の番人をモチーフにしていると言われています。正式名称は別にありますが、当時の偉い方々の食べ残した牛肉を持って帰ってもいいという特権があったということで「ビーフイーター」という名前が付いているそうです。味はお飲みになった方でないと分からないと思いますが、トウモロコシとか、大麦とか、そうしたものを主原料として薫り付けにいろいろ植物を使っており、その調合が秘伝になっていて未だに外部の人には秘密とされているそうです。特徴としては、世界に出回っているビーフイーターは全てロンドンの都市部の中にある蒸留所で作っているというのがおもしろいところです。通常スコッチとかですと、いい水を求めてスコットランドの田舎の方で作るなど自然を求めていく場合が多いのですが、この「ビーフイーター」はロンドンで作り続けています。これがどうしてなのかは私も分からないのですが、ビーフイーターというとロンドンだと皆さんお分かりになられると思います。

ではこれを使ったカクテルをみなさんご存知でしょうか?

「ジントニック」は先程申し上げましたけれども、「ジンライム」や「ジンフィズ」なんていうのもありますね。それともう1つ、「マティーニ」があります。

次に、これは日本ではあまり見かけないと思いますが、「ピムス」というお酒。Pimm's書きます。
これは、ドライジンベースのスピリットですので、やはりイギリスの産物になります。これを炭酸のソーダで割って作るカクテルが有名で、パブで「ピムスくれ」と言うと、そのカクテルが出てくるほどです。これはラジオでは伝わりにくいのですが、驚きのカクテルで、初めて目にしたときには目が点になりました。なぜかというと、キュウリがデカデカと中に入っていたり、香草が葉っぱごと乗っかっていたり、そこに果物が散切りにして入っているど、フルーツポンチさながらいろんなフルーツやら、香草やらが入っています。一杯だいたい5ポンドくらいのお店が多いので、今のレートで言うと凄いことになりますが、とても美味しいです。女性で好きな方も多く、学生を連れて行くと、特に女子学生さんたちはこれにばかり嵌ってしまいました。

日本では通販で探すと手に入るのではないかと思うので、どうぞ取り寄せてカクテルを作ってみてください。

炭酸水で割って、いろんなフルーツとか香草を入れればいいと思います。少し甘みが付いていると思いますので、これがまた美味しいです。ほっぺたに鱗のスペアが20個ぐらい必要になりますね。騙されたと思ってお試しください。

最後に「ポルト」と言う特殊なワイン、葡萄酒の話をしたいと思います。

これは福岡でもおそらく特殊なワイン屋さんなどには置いてあると思います。ポルトガル産でポルトという名前なのですが、普通のワインと違い、栓の所にナンバーを振った封緘紙がしてあるのが特徴です。これはおそらく通し番号になっていて品質を表す番号になっていていかにも特別な感じがします。度数もだいたい20度前後で、甘みが強く、葡萄の味が凄く濃いのです。どろどろの真っ赤な色をしています。これが日本ではあまりポピュラーではないのはどうしてでしょうという感じなのですが、これを飲み付けると凄くいいです。ただワインのようにガブ飲みするものではなく、ちびちびとやるものなのですけれども、良かったら探してもらえるといいかなと思います。向こうに行くと、大きなフォーマルなパーティの最後にデザートとして出てくるようなお酒です。日本で言うところのワインではなく、葡萄酒という範疇のものです。これもどうぞ探してみてください。ナンバーの貼っているものを購入すると、どこか自分が特別な人間になったような気持ちになりますよね。

今日は、イギリスはお酒の美味しい国ですが、メジャー系を後回しにして、マイナーなジン、ピムス、ポルトの3つについてお話ししました。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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