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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 京セラの経営哲学から見た7つの習慣:(3)第3の習慣:重要事項を優先する② (日本の会計、国際会計、税務会計、監査論、コーポレート・ガバナンス、西洋・東洋思想と倫理、経営哲学/岩崎勇)

京セラの経営哲学から見た7つの習慣:(3)第3の習慣:重要事項を優先する②

岩崎勇 日本の会計、国際会計、税務会計、監査論、コーポレート・ガバナンス、西洋・東洋思想と倫理、経営哲学

15/02/05

テーマ: 京セラの経営哲学から見た7つの習慣:(3)第3の習慣:重要事項を優先する②
1 京セラの経営哲学から見た7つの習慣:概説1 2 概説2  3 概説3 4 概説4  5 第1の習慣「主体性を発揮する①」 
6 第1の習慣「主体性を発揮する②」 7 第2の習慣「目的を持って始める①」 8 第2の習慣「目的を持って始める②」
9 第3の習慣「重要事項を優先する①」10 第3の習慣「重要事項を優先する②」

(1) はじめに
「京セラ哲学からみた7つの習慣」というテーマで、シリーズでお話ししておりますが、今日は、第3の習慣「重要事項を優先する」というお話の続きです。

(2) 時間管理表
①20150203.jpg
前回は、「緊急性」と「重要性」のマトリックスについて、緊急なものから取り組むというのが当然のことですが、緊急の中にも重要なものと重要でないものがあるということをお話ししました。この際、重要かつ緊急なものに一生懸命取り組むことはもちろん、緊急であるが重要でないものは出来るだけ軽く処理するというのがポイントになります。さらに緊急ではないが重要なことに取り組むことは、一番人間的で、自律的で、未来志向的で、未来進行形的なものであり、時間管理上最重要であるというお話をしました。

(3)自己のミッションと時間管理
自分の人生の究極目的や使命を「ミッション」と呼びますが、自分はどのように生きたいのかという「ミッションステイトメント」を書き出し、それを日々の時間管理に落とし込んでくるというのが重要になります。その一つのツールとして前回お話ししました「時間管理ツール」があります。この中で第4世代のものが重要で、これを活用して、週単位の計画を立てます。この際、自分のミッション(使命)、生き方に合わせ、一日ではなくて一週間単位で物事を見ていくことになります。その上で、日々において細かく時間通りにやるのではなく(すなわち「時間に使われる」のではなく)、「時間を使っていく」ということが必要です。すなわち、時間管理は、あくまでも自分の人生の成功とか幸福とかを求めるための手段であり、週単位の計画表の中において、P/PC(目標達成と目標達成能力)バランスの維持・充実を大切にしながら時間を管理していくことになります。

(4)時間管理ツールの6特徴
この第4世代の時間管理ツールには、次のような6つの特徴があります。まず第1の特徴が「一貫性」です。ここでの一貫性とは、自分の使命(ミッション)から役割を考えて目標を設定し、計画をし、実行するという「自己のミッションと時間管理との一貫性」です。第2の特徴が「バランス」です。健康、家族、仕事、自己啓発などをバランスよく計画していくことが大切です。第3番目の特徴が「第2領域への集中」すなわち時間管理表の中の第2領域である「緊急ではないけれども重要なもの」を常に考えることです。第4が「人間性」になります。人間関係は能率性ではなく、効果性で考えます。良い人間関係をつくることが最も重要です。第5が「柔軟性」になります。1日単位ではなく1週間で柔軟な考え方を持って実行していく必要があります。第6は「携帯性」です。時間管理ツールを常に持ち歩き確認できる方が好ましいと言えます。
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(5)時間管理の4つのステップ
次に具体的な時間管理における4つのステップとして、まず、自分がなんで生きているのかなど自身の目標やミッションを考え、夫・職場の一員など自分の「役割(の定義)」を考えます。次に、その役割に応じて具体的な「目標の設定」をします。そしてその目標の達成に向けて「スケジュール化」をして、最後に実際に「日々対応していく」というステップになります。その際に、出来るだけ原則に忠実に、スケジュールには柔軟に対応することが大切になります。
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(6) 委任によるP/PCバランスの向上
この場合に、誰が設定した目標を実行するのかが重要になります。この際、自分で最大限の努力すると共に、できない部分は他の人に任せることも必要になります。それが「委任」ですが、その委任を考える際に、次の(次回以降お話しする)より高次元の「公的成功のための習慣」にあたる「Win-Winを考える」等というところに繋がります。1人でやるよりも、当然のこととして3人、4人、100人、1万人で実行した方が効果が上がります。それを考えていくということが、次回からのテーマになります。この場合、委任の方法には、「不完全委任」と「完全委任」とがありますが、完全委任の方法が理想的で、効率的です。
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(7)まとめ
今日は、第3の習慣として「重要なものから順位をつけて実行していく」ということの重要さをご紹介しました。その中でも、第4世代の時間管理ツールを使用し、自己のミッションから一貫性を持って時間管理を行っていくこと、同時に完全委任を活用することが一番重要で、重視すべきものあるということをお話ししました。

〔参考〕スティーブン・コヴィー[2013]「7つの習慣」キングベアー社

分野: 会計 |スピーカー: 岩崎勇

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