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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスに関係した英語表現(15):発注と名詞 (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

ビジネスに関係した英語表現(15):発注と名詞

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

14/07/16

「ビジネスに関係した英語表現シリーズ」15回目の今日は、「発注」の表現についてお話し、それに関係する表現ということで英語に引きつけたお話をしていきたいと思います。

「発注」と言われてまず思い出すのが"order"という動詞ではないでしょうか。
「何々を発注する」という場合"order something"となり、後に目的語を伴います。
例文を見てみましょう。
"FM Fukuoka ordered one million microphones."
「FM福岡が100万本のマイクを注文した」となります。

今回"order"を「動詞」として使用したわけですが、"order"はこの他、「名詞」として使用することも出来ます。

名詞を使って「発注する」という表現にする場合には、"order"の前に別の動詞を付けることになります。この場合"place"になり、「発注する」は"place an order"となります。

"place"は「場所」という意味で覚えられてますが、この場合は「置く」という意味で使われます。直訳すると「あの発注を置く」という意味になります。この表現はよく使うので覚えておいてください。"place an order"です。"an"の"n"と"o"の母音をくっつけて、「アノーダー」と発音しましょう。

では実際に例文を見てみましょう。
"By when should we place an order?
「発注の期限はいつですか/いつまでに発注をすべきでしょうか」という意味になります。

その他、「発注先」というのがあります。学校文法では、例えば「本を書店に注文する」という場合には、"order a book from+出版社の名前"と習うのではないでしょうか。

"from"という前置詞が来ます。これがよく学校文法で教えている標準形です。もちろんこれで良いわけですが、もう1つ覚えて欲しいのは、「そちら様」とか「貴社」という形で"You"を使った表現になります。こうした場合、前置詞として"with"を使用します。

例文を見てみましょう。
"Let us place an order with you."
「貴社に注文させて下さい」となります。
この"with"を覚えておいてください。

ここまで、「発注」の英語表現についてお話してきましたが、今日お伝えしたいことは「英語は名詞形を多用する言語である」ということです。

先ほど"order"という動詞を名詞形にして、"place"という特別な動詞をくっつけた表現をご紹介しましたが、こうした名詞形を使用した表現が英語では頻繁に見られます。
「物主構文」というのを学校の講義などで耳にしたことはないでしょうか。
例えば英語を日本語に直訳すると「彼が何々をこのようにあくせくしたことがこのような結果をもたらした」と訳されるような構文で、日本語としては非常にぎこちない言い方になります。

例えば、「彼の見事な一塁への送球」と言うと非常にスッキリしますが、「一塁への投げ」と言われるとどこか違和感があります。ところが、英語では「名詞が主語に来る」というのはいつでも自然なのです。

そのため英語では「名詞」があちこちに多用されます。
英語は表現のバラエティもたくさんあるので、同じ表現をいつも繰り返していると未熟に見えてしまいます。そこで表現を変えるという意味でも言い換えをするといいということになります。

ということで、今日はこうした言い換えの表現を沢山ご紹介していこうと思います。

■assist
先ほど"order"の場合は名詞形にすると"place"を使いましたが、"assist"「支援する」という動詞を名詞形にして使用した場合はどうなるでしょうか。実は"give"を使います。「誰々を助ける」"assist~(人)"の言い換えとしては、"give an assistance to ~(人)"となります。

"give an assistance to ~"

この "assist"を名詞形"assistance"にすると"give"を使う、といったこの感覚はネイティブスピーカーなら誰でも分かることですが、私たちは覚えておかないと難しいですよね。

今日覚えておいてほしい表現をいくつか列挙していきましょう。

■discuss
「何々を議論する」という動詞を名詞形"discussion"にすると"have a discussion about~"となり、
"have"を使います。

"have a discussion about~"

■apply
「~を申し込む」と言う表現の"apply for~"を名詞形"application"を使って表現すると、"make an application for~"となり、"make"を使います。

以上3つは、実はわざと"give""have""make"とそれぞれ違ったものを紹介しています。
では、その他にも色んな表現を紹介していきます。

■restrict
少し難しい単語で、「制限する」という意味です。「何々を制限する」"restrict"。これを"restriction"という名詞形を使って表現すると"put restriction on~"となり"put"を使います。

■exercise
「運動」です。これは"take an exercise"となり、"take"を使います。

■attend to~
「~を注意している」となりますが、これを名詞形"attention"で表現すると"pay an attention to~"となり"pay"を使います。

■resemble
「何々に似ている」という意味ですが、この名詞形を使用すると"bear resemblance on~"になります。
"bear"を使った表現を紹介しましたが、実はこれは"have"や"offer"などいろんな動詞と一緒に使うため、"bear"だけというわけではありません。

■discriminate against 
「~を差別する」という意味ですが、名詞形では"practice discrimination against~"となり"practice"を使って表現します。

今日は、「英語は名詞形を多用する」ということについてたくさんの例を挙げてご紹介してきました。"order"のような動詞を、「名詞+他の特殊な動詞」に分解するということを覚えておいてください。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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