QT PRO モーニングビジネススクール

QT PRO
モーニングビジネススクールWeb版

FM FUKUOKAで放送中「QT PRO モーニングビジネススクール」オンエア内容をWeb版でご覧いただけます。
ポッドキャスティングやブログで毎日のオンエア内容をチェック!

PODCASTING RSSで登録 PODCASTING iTunesで登録 電子書籍で記事を読もう! EPUB

ブログ&ポッドキャスト詳細

QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスに関係した英語表現(13):慶弔その他の挨拶 (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

ビジネスに関係した英語表現(13):慶弔その他の挨拶

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

14/04/23

今日は、ビジネスに関係した英語表現のうち、慶弔その他の挨拶についてお話します。

まず、喜ばしい時に使う表現についてです。相手の方が物事を上手くこなした時には、どのように誉めたりおめでとうと言ったりすればよいのでしょうか。その場合には、皆さんも聞いたことがあるでしょうが、"Congratulations"という語を使います。文法的に言えば、複数形の"s"がついているところに注意が必要です。もっとも、この"s"がなくてもあっても、気分は伝わるでしょう。"Congratulations"の後には、当然、その理由を述べます。前置詞の"on"を用いて、"Congratulations on~"として表現します。たとえば、「ご成功おめでとうございました」と言いたいのであれば、"Congratulations on your success"となります。このうちの"your"を、日本人は言い忘れがちです。日本語では、いちいち所有代名詞を用いないためです。英語で話す場合には、これを入れる癖をつけるとよいですね。また、"on your"の"n"と"your"をリンクさせると、楽に発音することができます。

もう少しフォーマルな表現であれば、"Please accept my sincere congratulations on~"と言います。"sincere"は、「誠実な、心からの」という意味です。ここでのポイントは、"accept"、すなわち「受け入れて下さい」という命令文を使うところです。このパターンを覚えていると、色々なものに応用できます。「おめでとう」Lの時は"congratulations"ですが、「お悔み」でしたらばこれを"condolences"に代えればよいのです。あるいは"accept"の代わりに「表明する、表す」を意味する"express"の語を用いるのもよいでしょう。"Let me express ~"とすれば、「私に~を表明させて下さい、申し上げます」というニュアンスとなります。

"condolences"は、日常生活では改まって使う頻度が高い表現ではありません。そのためいざという場面でなかなか思い出せず、私も一度パニックになったことがあります。日本語でお悔みについて触れる際には、「ご逝去」などと少し改まった単語を用います。英語でも同様で、"death"ではなく、"demise"という程度の高い表現を用います。これは王族の方々が中心に使う単語ではありますが、改まった機会に出くわした際に使うといいでしょう。たとえば、"Let me express my deepest condolences on the demise of ~(誰々)"として用いますが、対象が「最愛の妻」でしたらば、"your beloved wife"を最後に入れます。

また、"accept"や"express"の代わりに、"wish"を用いることもあります。"I wish you a Merry Christmas"という文章を、よく耳にされていることでしょう。あれと同様のパターンで、「今後どうぞご活躍を」と伝えたい時には、"I wish you continued success"と言います。"continued success"は、「続けられた活躍、続いていく活躍、成功」といった意味です。

"continued"は非常に便利な言葉でして、「変わらぬ~」と言いたい時によく用いられます。たとえばスピーチにおいて「変わらぬご支援を賜りたく」と言いたければ、"your continued support"とすればよいわけです。いろいろな企業の社長の挨拶の英訳をまとめた教科書があるのですが、これに目を通すと、どの挨拶でも最後に"your continued support"の一文が出てきています。英語においてこの一文で最後が締められていると、非常に奇異な感じがして、日本語から翻訳した文章であることがよくわかります。「変わらぬご支援よろしくお願い致します」でしたらば、"I hope you will give me your continued support "という表現になります。

次に、「ご一緒できて光栄です」という表現についてみてみましょう。英語では、"pleasure"の語を用います。「あなたとご一緒できてすごく光栄です」ならば、" It is great pleasure to be with you "という表現となります。

最後にもう一つ。「ご期待に添えるように頑張ります」と日本人がよく話の最後に言いますが、英語では" I will do my best to live up to your expectations"となります。"live up to"が少し難しいですが、覚えておくとピタリと使える表現です。

今日のお話をまとめます。
"congratulations"の後には、前置詞"on"を用いて理由を述べます。"It is great pleasure"や"Let me"、"I will"、"I wish"といったパターンは有用ですので、覚えておきましょう。そして、「変わらぬ~」を意味する"continued"も便利な表現です。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

トップページに戻る

  • RADIKO.JP
  • ビビックスマホ