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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 京セラの経営の原点十二か条(③強烈な願望を心に抱く) (日本の会計、国際会計、税務会計、監査論、コーポレート・ガバナンス、西洋・東洋思想と倫理、経営哲学/岩崎勇)

京セラの経営の原点十二か条(③強烈な願望を心に抱く)

岩崎勇 日本の会計、国際会計、税務会計、監査論、コーポレート・ガバナンス、西洋・東洋思想と倫理、経営哲学

14/02/17


1 はじめに
今日は京セラ経営の原点12ヵ条の第3番目で、「強烈な願望を心に抱くこと」によって経営が成功するということをお話しします。
【経営の原点12ヵ条】
第1条 事業の目的、意義を明確にすること
第2条 具体的な目標を立てること
第3条 強烈な願望を心に抱くこと

2 願望と成功の方程式との関係
成功の方程式では、成功や幸福になるためには、考え方と情熱と能力が必要であるということをお話しました。
【成功の方程式】
成功=考え方×情熱×能力
今回のテーマは、「強烈な願望を心に抱くこと」ですから、これは、方程式の中の「情熱」に関係してきます。事業でも人生でも目標達成の為には、潜在意識に到達するほど強く継続した願望を常に持つことが大切です。その前提として、目標が明確でなければなりません。すなわち、前回お話したように、時間的・空間的に目標を具体的なものとすることです。時間的には、当期、当月そして今日の目標などのように細かく具体的な目標が必要であるということ、他方、空間的には、会社全体、事業部あるいは営業担当の今日の売上など個人別に具体的に目標設定することが大切であるということをお話ししました。

3 成功のための潜在意識の活用
これに対して、今日の話は、目標を達成する為には、強烈な、潜在意識に働きかけるほどの願望が必要であるというものです。なお、意識にはご存知のように顕在意識と潜在意識があります。普段我々が意識している、或いはコントロールできるのが、「顕在意識」です。ところが世の中の成功者は、成功するために、普段心に現れてこない「潜在意識」を上手く活用しています。この潜在意識を上手く使える人の方が、成功する確率は高くなります。普通我々が意識している感情は全て顕在意識です。それは、頭の中で考えるという顕在意識ですが、実は成功する人は、それを潜在意識のレベルまで落とし込んでいます。

4 潜在意識の働かせ方
成功のために活用すべき潜在意識を働かせる為には、次の2つの方法があります。すなわち、第1は、例えば、花火大会や地震などのように、「強烈なショック・印象を受けること」です。これは長期記憶として残りますし、潜在意識にも働きかけることとなります。第2は、「繰返し思ったり、行動したりすること」です。こうするとそれが定着して長期記憶にもなるし、潜在意識にも運び込まれます。すなわち、この方法は、長期記憶を得る方法と全く同じです。したがって、目標を達成する為には、潜在意識に到達するまで、常に強い願望を持ち続けることが非常に重要です。
【潜在意識の働かせ方】 (☞ 長期記憶の仕方と同様‼)
①  強いショック・印象の受容
②  繰返し考え、行動すること

5 潜在意識と暗示の活用
潜在意識が働き始めると、なぜか周囲の環境が整うようになります。非常に不思議なことですが、アンテナが張りめぐらされて、自分の必要なものや人など、自然に内外の環境が整い、目標達成の素地ができます。もちろん、単に環境を整えるだけではなく、常に努力しないといけません。これと関連して暗示がありますが、自己暗示と他者暗示があります。
【暗示の種類】
① 他者暗示
② 自己暗示
「他者暗示」は、自分の周りの環境から受ける全ての暗示のことです。私たちは、自分を取り巻く環境の全てのものから常に暗示を受け続けています。この場合、非常に重要なことは、これらの暗示のうちで、成功に必要なポジティブなものだけを受け入れることです。言い換えると、例えば、景気が悪い等のマイナスの暗示はシャットアウトして、いいものだけを受けいれることです。他方、自分自身にかける「自己暗示」があります。これについても常にプラスのポジティブな暗示だけを成功するまで常にかけ続けます。例えば、「私は絶対成功する!」というような、暗示をずっとかけ続けます。このように、自己暗示と他者暗示でプラスの・ポジティブなものだけをかけ続け、マイナスのものを全部シャットアウトすると、目標は達成される可能性が高まります。暗示のかけ方は、自分自身で呟いたり、ポスターを貼るなど色々なものを総合的に使うのが最善です。自己暗示、他者暗示、全部を総合力として使います。

6 信念
最後に最も必要なものは、強く継続した願望を持ち続けることで、「ネバーギブアップ」という「不屈の執念」をもつことが大切です。これは信念や覚悟とかいう問題ですが、「覚悟」というのは、「命の使い方にスイッチを入れること」です。このように、信念と覚悟ができ、それに継続的に一心に努力をすれば、きっと成功するでしょう。

7 まとめ
今日のまとめは、経営には「強烈な願望を抱き続けて、目標を達成すること」が非常に重要だということです。


〔参考〕曹岫雲『稲盛和夫の「成功の方程式」』サンマーク文庫

分野: コーポレートガバナンス |スピーカー: 岩崎勇

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