QT PRO モーニングビジネススクール

QT PRO
モーニングビジネススクールWeb版

FM FUKUOKAで放送中「QT PRO モーニングビジネススクール」オンエア内容をWeb版でご覧いただけます。
ポッドキャスティングやブログで毎日のオンエア内容をチェック!

PODCASTING RSSで登録 PODCASTING iTunesで登録 電子書籍で記事を読もう! EPUB

ブログ&ポッドキャスト詳細

QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスに関係した英語表現(10):電子メール(3) (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

ビジネスに関係した英語表現(10):電子メール(3)

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

13/12/20

これまで、シリーズとして「ビジネスに関係した英語表現」というものをやってきております。その中でも,かなりしつこくやってきている「電子メールに使える英語表現」の3回目になります。
今日以降は、例えば最初に書く挨拶の表現や最後の締めくくりの表現といった,決まった表現の中の話ではなく、「これもある.あれもある.」という表現がアットランダムに出てきますので、お断り申し上げておきます。

皆さま英語で作文をする時、まず日本語が頭に思い浮かび,それを英語になおすという方が多いと思います。本当は英語で考えて,それが英語で出るのが一番いいと思いますが、そんなことを言ってもなかなか難しいですよね。理想論を言ってもしょうがないので,日本語でのこういった表現は、英語では何と言うのだろうな、というような話で進めていこうと思います。

本日ご紹介する最初の表現は、「コンタクト」を取る際に使う表現です.例えば,ある会社に新しくビジネス上の話を持ちかけようとコンタクトをとる時、「他所でこういったお話を聞き,お宅の会社とこういう取引がしたいのですが,いかがでしょうか」といった呼びかけをするために使用する表現,つまり「何々であると伺ったのですが」という表現についてです。非常に簡単な表現ですが、日常生活で、"I hear ~"と言うことが多くあります。「こんな風に聞いているのですが」という表現ですね。しかし,この場合,この表現では少しフォーマリティが足りません。いかにメールは手紙に比べ,フォーマリティが多少緩和されると言っても、初めてコンタクトする相手ですので、こういった時は、"I have learned that~",日本語で言うと「次のようなことを知るようになっている」という表現を使うと良いです。"I have learned that~"中にある"that"は,「that節」の"that"になります。もしそこに情報ソースを入れるのであれば、learnedの後に"from~"をつければ良いです。例えば「新聞で見た」,あるいは「何々会社の誰々から聞いた」といったことを加える場合は,"from"と共に入れて表現してください。これを知っていれば誰でも使えますが、全く知らないと"I have learned~"という表現はいきなり出てこないですね。そういった表現をこれから仕入れていただければ幸いです。

次に、メールでお話をする際、相手からの反応が欲しいケースが多いと思います。「返事をくださいね」という事を念押ししたいわけです。それをあまりきつくならず、しつこくならずに一文で言い,確実に伝わる表現はないかと皆悩むわけです。日本語の場合,「取り急ぎお返事くださいましたら幸いです。」といった言い方をして、やわらかく言うと思います。ここでは英語での表現を2つほど紹介します。実はこういった表現は沢山あるのですが,私が「これはいいな」と思う2つを今日は紹介したいと思います.1つは、"We would appreciate your prompt reply ~"という表現で,メールとしては非常にフォーマリティが高いものになります."We would"は、「~させて頂く」という意味で、"appreciate"は、「感謝する」という表現です。"your prompt reply"の部分は,"reply"が「返信」を表し,"prompt"というのは、「迅速な」という意味で,非常にフォーマリティの高い表現になります.この場合,慣れてくれば"quick"を使用しても問題ないのですが,最初ですから、きどって少し程度の高い表現を使っています。普段やり取りしているネイティブスピーカーの人と、「返事ちょっと早めに頂戴ね」と言いたかった時に"prompt"を使ったら、「お前は堅いことをいう奴だな」と言われた経験がありますから、慣れてしまうとこのようなフォーマルな表現はあまり使いません。
「取り急ぎお返事ください.」と言う際に使うもう1つの表現が,"I look forward to hearing from you soon."です.これは、先ほどご紹介したものより,少し柔らかい表現になります。"look forward to~"は「~を楽しみにしている」という意味で、「お返事すぐにくださるのを楽しみにしています.」という表現になります。中学校・高校で既に習っていると思いますが、ここでの"to"は「前提詞」なので,その後は動詞の原型ではなく「ing形」、つまり動名詞を使います。これは基本なのですが,大学生の英作文でも頻繁に間違えられている表現です。

次は、「更なる詳細をお送りください。」と言う場合の表現で、"Could you send me further details."というものです."further details"は「更なる詳細」です。そして、ここでは「~に関して」という表現もあわせて覚えてください。この場合,その後に"concerning"、あるいは"regarding"をつけます。これは非常に便利な表現で、前置詞に迷った場合、「~に関して」は全て"concerning"で誤魔化してしまえと言っても良いくらいです。まとめると,"Could you send me further details concerning~"という感じになります。別の前置詞も使えるところですが、迷ったら"concerning",これは色々なところで使えるから便利ですよ。

次に、何かお断りをする表現で、「残念ながら~です」という表現についてご紹介します.この場合,"regret"という動詞を使います。例文として「残念ながら,注文の品は完全に壊れて届いておりました。」というような事を、やわらかく言う場合、「We regret:残念に思う」を使いますが,何を残念に思うかというところが肝心です.この場合,ing形で"having to inform you that ~"とします。"having to"というのは、中学生の時に習った、「have to:しなければならない」というものです。これを動名詞にした、「あなたにお知らせしなければならない事を残念に思う。」という表現なのです。これはすごくやわらかい、丁寧な表現になります。that節の後に例えば、「私たちの注文品が全く壊れて届きました」ということを表す"our order arrived totally damaged"をつければ「残念ながら,注文の品は完全に壊れて届いておりました。」を表現できます.

最後に"check"という動詞の使い方についてご紹介します.この"check"は「確かめる」という意味の単語で、この後何と続ければ良いか分からない人が多いと思います.この単語は,例えば「Let me check with my boss.:上司に確認させてください。」というような場面で使います。"check"に続く前置詞は"with"です。以上、今日の表現でした。

今日のまとめです.色々な表現をアットランダムにやっておりますので、今日言いたいことを3つだけです.①"check"の後に何がくるのかを覚えましょう。②"regret"の使い方を覚えましょう.③"concerning" という便利な前置詞があります.という3点をご紹介したつもりです。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

トップページに戻る

  • RADIKO.JP
  • ビビックスマホ