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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化4 (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化4

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

13/03/12

今回はイギリスにおける異文化シリーズ4回目で、道路交通に関係することです。色んな回で似たようなことを喋っていますが、どうぞ今日もお付き合いください。
 
 
 
イギリスは左側通行で車のハンドルが右側なので、日本人からするとあまり違和感のない所です。アメリカ等に行った時にうっかり左側を走り始めて失敗してしまうこともありますが、イギリスだとそういうことはありません。ただ、細かいことですがハンドルに対してウインカーとワイパーのレバーが逆に付いています。それで交差点に来てワイパーを動かすといったことを、慣れない最初の内はやってしまいます。外国で車を運転するということは常に緊張を伴うものなので、気を付けて下さい。

日本に似ているイギリスですが、日本と随分違うと感じる点をその他紹介しておこうと思います。

まず道路の規格に関して、日本では高速道路と一般道という区別がありますが、イギリスでもMロード(モーターウェイ)とA/Bという記号が付いているものの2つに分かれていて、Mの方が高速道路、A/Bの方が一般道です。また、Mの1番、Aの305番という風に数字を付けて固有の番号が付いています。日本と一番違うのは高速道路が無料ということです。一部建築費のたくさんかかった長い橋を渡る時に数ポンド払うところもありますが、原則何処まで行っても無料です。ガソリン代が日本よりちょっと高いかもしれませんが、それを補って余りあるという感じがします。

また、無料だと皆が高速道路を使ってかえって渋滞して大変そうですが、日本の東京や横浜のような渋滞を想像するとそんなひどいことはありません。これは日本のように谷あいの狭いところに路が奔っておらず、イギリス、特にイングランドは地形がフラットであちこちに町が散らばっており、道路が放射状で何処かに行くのに色んなルートが有り得るからです。もちろんロンドン中心部等を中心にして渋滞は起きますけれども。
 
 
 
そして一番面食らうのは交差点の在り方です。物凄く交通量のある所では信号が点くこともありますが、ごくごく普通の所だと信号が無くてロータリーになっている所があります。福岡にも実はマイナーな所ですが1箇所2箇所あるのですが、英語でこれをランナバウトと言います。これは交差点の中が円盤のようになっていてぐるぐる回れるようになっており、その中を走っている車が優先というものです。

なので直進で走ってきてロータリーを抜けて真っ直ぐ行く場合でも、右の方からぐるぐる回っている車が優先ですので、ロータリーに入る前に必ず一旦停止をする必要があります。日本みたいに青信号で止まらずに交差点を通り過ぎる訳ではないのですね。これも細かいことは言いませんが、例えばロータリーに入る時は左折して入って右回りでぐるぐる回るのですが、最終的に十字路で言うと右折するような形にする時は、右折のウインカーを出しながら左に折れてロータリーに入ると言うわけです。

しかもロータリーの中にセンターラインがあって二重になっているような場合は、一旦内側の車線に入って直前になって左側の車線に戻ってそれからウインカーを出して左へ曲がるといった難しい手順を踏むらしいのです。地元の人達はその辺はランナバウトと言うだけに結構アバウトなやり方をしている人が多いのですが、兎に角危ないと思ったら止まればいいわけで、それからどこに曲がったら良いか分からなくなったら兎に角ぐるぐる回ればいいのです。

ところが面白いことに、ぐるぐる回るのは良いのですが、例えばずっとAの50番という道路を走ってきてそのままAの50番で真っ直ぐ抜けようと思った時に、ぐるぐる回っている内にどっちに行ったら良いか分からなくなることがあります。つまりAの50番がその交差点を貫いているから左に行くのも180度別のところに行くのも両方ともAの50と書いてあるわけです。そうすると地名が分からないとどっちに行って良いのか一瞬分からなくなるといったことがあるので、私は助手席に人がいる時はどっちの方向に行くのか地名を教えてもらったり、自分で行く時は予めどこかドライブインか何かでどちらの方か見ていて予習してから行ったり、色々予防策をとっています。もし間違えたらまた何処かで止まって引き返せばいいのですが。

あと信号の変わり方が青黄赤と止まるのは当然なのですが、スタートの準備を促すために赤から青に変わる時にも一旦黄色が入ります。それから意外なのが、止まるとかえって危ないからということで踏切 の一時停止はしません。止まって電車が来るかどうか確認してからでないと危なそうですが、左右が良く見える所が多く、電車が来ないのにこんな所でいちいち止まったら追突されるぞ、ということのようです。我々と感覚が違うということですね。
 
 
 
今日は言い残しがたくさんありますが、それは次回のお楽しみということで。道路標識は万国共通のものが多く、同じ左側通行だからいいのかと思いがちですが、ローカルルールは結構あるのでよく勉強しておきましょう。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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