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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 英国における異文化3:鉄道の続き (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

英国における異文化3:鉄道の続き

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

13/01/22

前回は、イギリスの鉄道の話をしました。言い残したことが多くありますので、今日はその辺りをたっぷりお話しいたします。

以前にエジンバラにて、何時間か後に出発する列車に乗るために予約をとろうとしました。長いこと待ったあげくようやく自分の順番が来ましたので、何時何分の列車の予約をとお願いしたのですが、「予約は三時間前で締め切りだよ、帰りな」と言われました。博多駅であれば、次ののぞみの予約などすぐにできますが、所変われば品変わるといいますように、イギリスでは難しいようです。しかしもしかすると、列車の会社あるいは始発かどうかといった諸条件によって、状況は異なるかもしれません。

以前の日本では、急行列車やディーゼル列車に乗ると、その行き先が車両によってばらばらということがありました。最近ではそういう列車は非常に少ないのですが、イギリスでは場所によっては今なおそういうことが結構あります。今乗っている車両がどこへ向かうのか常に気にしていないと、とんでもない所に連れて行かれてしまいますので、気を付けましょう。

それから、ロンドンの地下鉄では、ドアを閉めるときのエアプレッシャーが非常に強いです。何も知らずに頭をぽっと出しておくと、かち割られるのではないかというほどすごい。また一旦閉まると、再び開けられることがありません。その点日本と比べて、融通がきかないところです。ですので、学生さんや周りの人に対して、ドアを閉められて分かれてしまった時にどうやって合流するかという点を常に考えながら動きなさいと、私はよく言っています。

また、暖房の暖気をためておくために、駅へ着いてもボタンを押さないとドアが開かない列車があります。日本の北の方ではよくみられますが、九州では少ないかも知れません。イギリスでは、このタイプの列車が多くあります。

そのほか、長距離列車の一部には、ドアを外側からしか開けられないものがあります。列車が到着すると、ドアについている窓をおろして外側に手を出し、外側のハンドルをがちゃっと回さなければならないのです。私も以前、そのことを知らない頃、駅に着いてドアが開くのを待っているうちに、発車されてしまったことがありました。失敗は人間を強くしますが、皆さんはアドバイスに従って気を付けていただければと思います。日本に住んでいるとドアは自働で開くものと思いがちですが、イギリスではそうでないドアも多いのです。

また、同じホームに、行き先が異なる短い列車が二本とまっていることがあります。ホームや番線が少ないところで、よくみられる光景です。知らずに乗ってしまうと、別の方面へ向かってしまうことがありますので、気を付けたいところです。

そして、窓口業務が、朝の早い時間や夜の遅い時間には開いていないということがあります。イギリスには外国人用の個人専用の乗り放題パスがありますが、駅でスタンプを押してもらわなければ使えません。窓口が閉まっていると、スタンプを押してもらえないのです。ホームページなどには、窓口が開いている時間帯がきちんと書かれているので、事前に確認しておかなければなりません。もしスタンプなしでパスを使っていることがわかれば、無札とみなされます。日本であれば、後で車掌から切符を買えば済みそうなものですが、イギリスでは非常に厳しい扱いをうけることになります。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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