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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネスに関連した英語「依頼の表現」 (英文法理論、コンピュータによる英語教育/鈴木右文)

ビジネスに関連した英語「依頼の表現」

鈴木右文 英文法理論、コンピュータによる英語教育

12/09/10


依頼の表現
ビジネスの場面で色々お願いをすることがあると思いますが、今日は依頼の表現を見ていきます。


「窓を開けてもらえますか?」
依頼といえば、最初に思い浮かべるのが命令文ですが、相手がビジネスパートナーであったり、色んな商談の場面であったりすると、命令文というわけにはいかないでしょう。そこで丁寧な表現を心がけていくのですが、「窓を開ける」という例文で説明していくので、それを商談やその他色々な場面に置き換えていって下さい。

will, can
最初のパターンとしては、「通常の命令文ではなくて疑問文にして助動詞をつける」もので、willやcanを使います。 "Can you open the window?" "Will you open the window?" このあたりが標準です。さらに助動詞を過去形にして、"Could you~?" あるいは "Would you~?" とする、更に please を付けると良いというのもご存知でしょう。ところが、よく理解されていないのはこの please と助動詞が一緒に使えるということです。

Could + please
例えば"Could you open the window, please?" あるいは、"Could you please open the window?" あるいは "Please could you open the window?"。その他丁寧さを表す表現に、特殊な副詞を付けるものがあり、possibly 「可能な」というpossibleの副詞にした形です。これをつけると「ひょっとしてこんなことをお願いしてもよかろうか」というような、少しへりくだったニュアンスが付け加わります。"Could you possibly open the window?"というと、「ひょっとして窓を開けて頂けないでしょうか」というような、かなりへりくだったニュアンスが伝わります。

その他もっと間接的にしてやると、窓を開けることが出来るかということを聞くのではなく、「窓を開けることを私が依頼してもいいか」と言います。あまりやりすぎて丁寧さが講じ過ぎると返って逆効果になるので、このあたりがぎりぎりのラインでしょう。依頼の表現はaskなので "Could I possibly ask you to open the window?"と言います。

mind
今度は形を変えて、mindを使う表現です。" Would you mind opening the window?"。直訳すると「窓を開けることをあなたは嫌がりますか」ですが、「窓を開けてくれますか」という意味です。

if節
もうひとつはif節を使ったもので、「もしこういうことになるとあなたは気にしますか」という言い方で、"Do you mind if I ask you to open the window?"というと要するに「開けてくれ」ということです。"Do you mind if~?"のDoをwould に変えて、"Would you mind if~?"という場合もあるようです。

possible
その他もバリエーションが沢山ありますが、先程のpossiblyを形容詞 possible にして、"Is it possible for me to ask you to open the window?"もあります。日常会話では最上級に近い丁寧な表現ですが、「私が窓を開けることをあなたに頼むことは可能なことでしょうか」という表現です。日本語に直訳するとおかしな感じがしますが、英語では必ずしもそんなに堅いものではありません。

丁寧すぎる表現
その次はちょっと冗談に近いのですが、"I was wondering if it might perhaps be possible for me to ask you to open the window."。これは、多分18世紀の貴族の世界でしかも冗談で言うようなコンテクストで、すごく丁寧な表現ですが、"I was wondering~"「~であるかどうかを悩んでいた」、"if~"「~かどうか」、"might"「ひょっとして~かもしれない」、perhaps「もしかしたら」、possibleは「可能だ」ということで、「窓を開けることをあなたにお願いいたしますことが、ひょっとして可能でありましょうかどうか、ということを私は悩んでいるのでございます」という言い方です。

これは逆の意味で冗談に使われて、パーティの席で例えば、「ぐっと一息グラスを空けてくれ」なんていう場面で使うと、良い冗談となり ますよね。「グラスを空けて頂けないかとお願いしようと思っているのですけども」というと、盛り上げるかもしれません。普段の商談の場でこんなことを言うと、一々何を言っているのだという話になりますが。

仮定法
あと仮定法を使って、「もしこういうことをしてくれれば、私としては嬉しい」という表現で、"I would be very glad/happy if you could open the window."、これも定型です。それから、appreciateという単語を使って、「もし窓を開けてくだされば大変ありがたいのですが」ということで、"I appreciate it very much if you could open the window."と、ちょっと間接的な表現もあります。

固い表現
それから、文語でよく使う表現ですが、"You are kindly requested to open the window."「 窓を開けることを親切にお願いされる立場になって頂けますか」と言い、ちょっとイギリス風、ちょっと固めの表現でしょう。

"Would you~?"と"Could you~?"の違いはよく聞かれますが、これは丁寧さの度合にランクがあるとも言われていますが、私はここで話しているレベルでは区別しておらず、特に気にしないでいいでしょう。

分野: 異文化コミュニケーション |スピーカー: 鈴木右文

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