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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 3つの眼① (国際経営論、経営戦略論、アジア産業論/永池克明)

3つの眼①

永池克明 国際経営論、経営戦略論、アジア産業論

12/09/26

今回の担当は久留米大学、永池 克明です。

自己紹介
私は36年間ビジネスマンの経験があり、それから大学教授、九州大学ビジネススクール、久留米大学と経験してきました。普通の一般の学者さんとはまた違って、実地の経験があるのが強みと言えば強みで、経験にバラエティがあります。そしてビジネスマンの経験としてずっと東芝に勤めてきましたが、東芝を作られた方というのは久留米出身のからくり儀右衛門と言われる田中久重さんで、東芝を出た私が現在久留米大学で先生をやっているのは、何か呼ばれているのかのような、非常に不思議な気がしました。

私の担当領域
それで東芝でのビジネスマンをしていた頃は、全体を見れるようになりなさいということで、入社して最初の5、6年本社の財務部というところで経理をやりました。それから、総合企画部(今は経営企画部)でトップマネジメントのサポート等と全社の中期経営計画、その前の企業環境の調査、そういったマクロの経済分析や予測、また業界、電気業界の分析などをやっていました。

それはどちらかというと、企業エコノミストの様な仕事で、丁度ここ(九州大学ビジネススクール)でいうと、塚崎先生がやっている経済予測みたいなことをかなり長くやっていたのですね。その間色々留学したり、専門の所に行ったりしてその修行をしていたのですが、途中から次はプランニングの方に入って、大前研一さんと私が1つ違いで、その当時丁度ストラテジック・ビジネスプランニングという戦略的経営計画というものをGEから東芝が導入している真最中だったので、その時にドイツから帰ってすぐそのSBPというのに入り、それを東芝流にアレンジして導入しました。それからずっと経営戦略をやってきたというのが私の実務経験です。

色々出張などを入れると結構海外でやった経験もあり、久留米大学での現在の専門分野は、国際経営論と貿易論、それから大学院では国際ビジネス論をやっています。私は長年電機メーカーにいたので、国際経営論の中でもどちらかというと電機や自動車といった製造業が本業で、製造業を中心とした国際経営論、あるいは戦略論といったものが専門領域ということです。QBSにいる時はQBSを創立した時の2大看板が1つはアジア重視と、理系の理研大学なのでMOT(技術経営)、この2つを2枚看板にしていました。

「3つの眼」
なので、このスタモニビジネススクールでもそういった話、国際経営や経営戦略、が中心で今回は1回目ということでイントロダクション的な話をしていこうと思っています。そしてまず、ビジネス経験の中で上司からも教えを受けてモットーにしてやってきたことで、学生、それからこれから社会に巣立っていく人々、皆さんの為にも、一番ビジネスに必要な目というのが3つあるということ紹介します。

1つはビジネスに必要な3つの目の1つは虫の目ということなのですが、これはちゃんと自分の近場、足元をしっかりと把握して、観察しながら、そして理解すると、まず足元を重視せよということですね。これはマイクロスコープ、顕微鏡みたいな世界です。

それからもう1つはその逆で鳥の目(マクロスコープ)を持って下さいということです。これは1歩離れて日常のビジネスとか仕事から1歩離れて遠くから見る、あるいは上空から鳥のようになって見てみる。あるいは今で言うと海外から日本を見てみる。こういった視点、これが鳥の目です。

それから第3の目というのが魚の目と言いますが、これは何かというと、魚って水にずっと住んでいて潮の目を見ますよね。彼らは潮の流れに敏感です。なのでこれは、世の中の変化とか流行だとかそういった変化を素早く感じ取って、そしてそれに素早く対応する力のことです。これもビジネスをやるのにも、どんな職業に就くにしても凄く大事です。社会科学で対象とする社会とはそもそもそういう人の集団ですよね。なのでそういうことがビジネスをやっていく上でどんな職業であっても非常に重要で、ずっと持ち続けて欲しいといつも言っています。

今日のキーワードはまさにその3つの目を持ちましょうということで、次回はでは何故その3つの目が必要なのかということを具体的に展開できればと思います。

分野: アジアビジネス 国際経営 経営戦略 |スピーカー: 永池克明

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