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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > 韓国の金融 (企業財務 M&A/村藤功)

韓国の金融

村藤功 企業財務 M&A

12/08/08

韓国では、日本の日銀にあたる中央銀行は、キム・ジョンス総裁が率いる韓国銀行になります。
七月に、三年五ヶ月ぶりに0.25%の利下げに踏み切りました。
ご存じの通り、ヨーロッパ危機が長引いているため、輸出が減少して景気が後退する懸念が高まっており、利下げに至ったわけです。

韓国の四大銀行といえば、一番目がウリィ・ファイナンシャルグループ、二番目がKDファイナンシャルグループ、三番目がハナ・ファイナンシャルグループ、そして新韓ファイナンシャルグループです。
一番目のウリィ・ファイナンシャルバンクのウリィは、「我々の」という意味です。
この名称については、他の銀行が「我々の銀行も我々の銀行なので紛らわしいので辞めてくれ」ということで裁判所でも争われることとなったのですが、結局は問題ないということで落ち着きました。
そして証券会社には、ウリィ投資証券、韓国投資証券という銀行系と、先週お話ししましたサムソン、ヒュンダイ(現代)、大宇証券といった財閥系の証券会社の二種類があります。

現在私が所属しているKAISTは、デリバティブという企業のリスク管理を支援するような、ハイテク金融です。
ロケット・サイエンティストといわれる微分積分を駆使してリスクをヘッジするというところから始まり、トレードを行っています。為替にしてもそうですが、
デリバティブにおいても、GDPをはるかに超えた実態のない取引が可能です。
デリバティブを世界で一番多く行っているのは韓国だといわれていますが、デリバティブばかりしていて大丈夫なのかという懸念があります。

日本の消費者金融は、かつて、28%や29%の金利でやっていました。
しかしそれでは儲けすぎだろうという話になって、多くの消費者金融が金利を下げさせられたり、破綻したり、あるいは銀行のグループの傘下に入らされたりいう事態になりました。
しかし韓国の消費者金融は、未だ30%台の高金利を維持しています。
昔は66%が制限であって、昨年に39%に引き下げられたところです。

為替レートについては、以前は10ウォンが1円でした。
購買力では今でもおよそその程度ですが、現在のレートは1円が13.5ウォンとなっています。
これは、韓国ウォンが安すぎて、日本円が高すぎる状態です。
両方が相まって、ちょうど三、四割ずれています。
そういう意味では、日本人にとっては、絶好の韓国旅行の時期です。
日本よりも商品を安く買ったり、安く美味しいものを食べたりすることができます。
福岡と韓国は近いため、日帰りや一泊旅行も可能です。
私も韓国で、日々美味しいものを食べ続ける毎日です。
これまで50カ国くらいで現地食を食べてきて、何でも食べられるので辛い韓国料理も問題ありません。
ただ、二ヶ月も食べ続けると、
暑いのでそろそろこちらにもある日本の蕎麦や素麺を食べてしまうようになってきました。

今日のキーワードは韓国の四大メガバンク、そして韓国の消費者金融の金利が高いこと、です。

分野: 財務戦略 |スピーカー: 村藤功

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