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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > マーケティングとは・・・? (マーケティング/高橋 幸夫)

マーケティングとは・・・?

高橋 幸夫 マーケティング

12/05/07


■マーケティングとは
マーケティングと聞くと市場調査という言葉が思い浮かんだり、CM広告、新聞広告、商品カタログ、POPなどを作ることを想像したりするのではないでしょうか。

また、マーケティングを営業や販売などの業態、業種と混同される方もいらっしゃいます。これは定義の問題なので、マーケティングはこれだとかそれだということは個人的に定義して構いません。そしてマーケティングの定義であれば教科書や権威あるマーケティング協会、その団体が提示しているものがありますが、これらが果たして実戦的であるかというとまた別問題です。このような定義から私達は一体何をしたらいいのか分からない部分があります。私達の日常の生活に置きかえた時に、マーケティングには何かあるでしょうか。

マーケティングとは何か、誤解を恐れずに端的に結論から言うと、マーケティングというのは「売れる仕組みを継続的に創造すること」だと言えます。経営学の泰斗であるピーター・ドラッカーによると、企業の目的は顧客の創造であって、その為企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションだと言われています。そしてマーケティングの理想は販売を不要にする事だと言っています。要するに営業しなくても自動的に売れてしまう仕組みを創造する事が究極的なマーケティングの使命だとされ、しかしそれはとても難しい事です。

それでマーケティングの理想形というのは、自社製品の市場を創出することで、自社製品市場が創出されるというのは、要するに売れる仕組みが出来上がっているということに他なりません。企業には製品開発、それから流通があって、それで市場でお客さまに売るわけです。その一連の流れをスムーズに作り出していく事がマーケティングの使命だということです。それが仕組み作りということです。

■新しい市場を創造すること
その仕組みが出来上がっている、つまり既に市場があるところに後から参入するのは大変な苦労がいります。その中で顧客が他企業、あるいは他のところから流れてきて止まらないという状況を、マーケティングによって作り出せば、それも市場内に新たな市場を作り出せれば、企業のマーケティングとしては成功と捉えていいのでないでしょうか。

要はマーケット、市場が作り出されて商品が売れればいいのですが、
ただ、いいマーケティングである為には、商品が売れるだけでは不十分です。その他に私が考えるのは2つの不可欠な要素があります。それは継続的な利益の確保、それと顧客も満足すること、この2つが非常に重要です。

■継続的に利益が出ることと顧客満足
売上を単に上げるだけなら簡単で、利益を無視してどんどん値段を安くして売上高だけを追求していけばいいでしょう。そうすれば売上は当然増えます。しかし会社としては利益が薄くてこれは成り立ちません。これはマーケティングの見地からすると良いマーケティングをした企業とは言えません。

また、顧客満足を無視していいのであれば、よく言われる悪徳商法等もマーケティングと言えます。しかし、これは反社会的な行為であるばかりでなく、マーケティングの側面である付加価値を提供して対価をもらうといったような点から、随分外れていると思います。

改めて整理すると、マーケティングというのは「売れる仕組みを作る」、「継続的に利益を上げる」、「顧客が満足する」、この3つを可能にする活動なのです。

そして今日のキーワードとしては、その活動を通した「市場の創造」が重要ということです。

分野: マーケティング |スピーカー: 高橋 幸夫

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