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QT PROモーニングビジネススクール > ブログ&ポッドキャスト一覧 > ビジネス教育のカリキュラム (マーケティング/出頭則行)

ビジネス教育のカリキュラム

出頭則行 マーケティング

12/04/03

ビジネススクールの科目構成についてですが、当然のことながらビジネスのサイクルに関連しています。どのようなビジネスにおいても、商品を製造し、それを販売促進して売却し、
その結果お金が入ってきます。これだけではオンゴーイング・コンサルですので、明日のための投資もしなければなりません。

このサイクルに沿って、ビジネススクールのカリキュラムは組まれています。お金の話から始めますと、会計の知識が必要です。そしてお金をどのように使うのかという、財務戦略が必要になります。投資をしなければ企業の存続は危ういですので、今度はR&Dを学ばなければなりません。これはリサーチ・アンド・ディベロップメントのことです。商品の製造に関して言えば、自分たちのテクノロジーを活かしたリソースを用いて商品を製造しなければなりませんので、商品企画開発についても学びます。商品を販売するためには、コミュニケーション、すなわちマーケティングの知識が必要です。これらのサイクルを回すためには人間が必要ですから、人材戦略について学びます。人を集めて組織を作っていくためには組織戦略が、また、これらを活かすためのコアになる考え方である企業戦略が、必要になります。

ビジネススクールの科目群は、お互いに関連し合う科目が連結し合って、ひとつの全体を構成していると考えることができます。しかし一方で、ドラッカーなどは、ビジネスのサイクルをたった二つの機能で説明します。すなわち、物を作って売るだけである、ということです。ですから、作って売るということに沿って科目軍を配置することも可能でしょう。

今度は企業のリソースの面から考えてみましょう。企業には、ヒト、モノ、カネ、情報の四つのリソースがあると言われます。ヒトについて言えば、人の動かし方や組織に関する、組織戦略。モノでしたら、物を作るR&Dや生産、販売、マーケティング、商品企画。お金でしたら、会計や財務戦略。情報でしたら、ITCの知識など。そしてこれら全体を束ねるものとして企業戦略。ビジネススクールでは、このような様々な分野が統合された全体を目指しています。

今後このラジオ番組には、さまざまな専門家が出てきます。それぞれの専門家は、もちろんそれぞれに専門性をもっていますが、シームレスにつながっていて、一つの全体を目指しているわけです。ビジネススクールで学ぶということは、様々な専門のスキルや知恵、知識を身に付けることで、全体の総和以上の、シナジーがでるような状態へ向かうということです。

また、サラリーマンをやっておりますと、よくゼネラリストになるのか、スペシャリストになるのかという話に至ります。これはどちらがいいというわけではなく、本人の資質によるところが大きいです。また本人のキャリアプランも関係してきますので、自らよく見定めていく必要があります。

分野: マーケティング |スピーカー: 出頭則行

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