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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > QBSビジネスプラン・コンテスト2011 その1(産学連携マネジメント/高田 仁)

QBSビジネスプラン・コンテスト2011 その1(産学連携マネジメント/高田 仁)

12/01/09

【コンテスト開催の背景】 
 去る12月11日に、QBSビジネスプラン・コンテスト2011を開催しました。ビジネスプラン・コンテストは、挑戦を促し、社会に変革や新たな価値をもたらす有効な手段として位置づけられ、世界各地で既に数多く実施されています。
 多くの大学でも既に活発に取組まれており、著名なところではMITの100K(優勝賞金額100,000ドルを名の由来とする)が知られています。MIT 100Kは、第1段階のエレベーターピッチ・コンテスト(=個人のアイデア発案を促すことを目的とし、1分間のエレベーターピッチの出来映えを競う)、第2段階のエグゼクティブサマリー・コンテスト(=発案したアイデアをチームで検証してビジネスモデルや戦略を明確化することを目的とし、2〜3ページからなるエグゼクティブ・サマリーの出来映えを競う)、第3段階のビジネスプラン・コンテスト(=ビジネスモデルや戦略を実行可能な計画に落とし込み、事業計画の出来映えを競う)、の3つのステップから構成されており、参加する学生たちは楽しみながら事業機会を発見し、事業計画を練り上げていきます。
 QBSがビジネスプラン・コンテストを開催する背景には、不確実性を増すビジネス環境下で、経営管理に必要な個々の知識や分析能力の習得のみならず、それらを動員し新たな事業創出に結びつける統合能力の涵養が必要である、との意図があります。第1回である今年は、東日本大震災という未曾有の災害を経験した直後でもあったため、「安全」と「安心」をテーマとしてビジネスプランの公募を行いました。

【QBSビジネスプラン・コンテストのプロセス】 
 QBSビジネスプラン・コンテストは、初めての取り組みということもあってMITのように三段階を完遂するには至りませんが、個人によるアイデアの着想と事業機会の発見を促し、チームによってその実現可能性を検証してエグゼクティブ・サマリーに纏め上げる力を養うことを目論んでスタートしました。
 まず第一段階として、11月3日に約20名のQBS現役生や修了生が集まり、デザイン・シンキング・ワークショップを開催しました。デザイン・シンキングは、思考力を高める有効な手法として近年注目を集めている方法ですが、今回のワークショップでは、冒頭に個人の新事業アイデアを60秒のエレベーターピッチで競う「ビジネスアイデア・ゲーム」を行い、続いてゲームの上位得点者を中心にチームを組成し、「安全・安心に関連する課題の発見とその深堀り」、「課題解決につながる多様なアイデアの創出と有望案への絞り込み」、「事業化の第一歩としてのプロトタイプ/市場テスト方法の考案」のプロセスを半日かけて行い、最後に発表会を行いました。このワークショップが、いわばビジネスプラン・コンテストに応募するチームのウォーミング・アップを兼ねていたわけです。
 続く第二段階として、冒頭のビジネスプラン・コンテストを12月11日に九州大学西新プラザにおいて開催しました。プランの応募締め切り日までに、「高齢者向けエンディングノート作成支援サービス」、「圧電素子による鳥獣忌避装置の開発販売について」、「農家の遊休資産及びノウハウを活用した農業機会創出の提案」、「ちゃりQ~自転車宅配サービス」の4件の応募があったのですが、うち2件は11月のワークショップ時に出たアイデアに基づいたものでした。

分野: 高田仁准教授 |スピーカー:

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