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ビジネスに関係した英語:賛成と反対(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

11/11/29

ビジネスに関係した英語ということで、今回は賛成と反対です。人々と議論をする場面、ものを説明する場面には色々な側面がありますが、今回は賛成の言い方、反対の言い方の標準的なものを扱います。

■agreeを用いた賛成の表現 

日本人は意思表示が苦手なので、中間的な答えをしてしまうことがありますが、はっきりイエスかノーか言うべきです。そして相手のいっていることに賛成する表現、1番基本的な動詞は agreeですが、これの使い方を今回は覚えましょう。

まず誰に対して賛成するかという時の前置詞は with を使います。例えば、「あなたに賛成」なら agree with you になります。それに色々なものを付けて使えばいいです。文章があった時は that 節をその後にもってきます。例えば agree with you that this plan is practicable で、「この計画が実行可能だということについてあなたに賛成だ」、という言い方になります。

「全面的に賛成だ」、という時には completely という副詞を付けます。「概ね賛成だ」という時は largely などの言い方があります。それから「部分的に賛成だ」というと、その後に何か付け加えが予定されることになると思いますが、partly を付けます。例文を一つ作ると I completely agree with you that this plan is practicable. というような言い方になります。

その他いくつもあります。今度は名詞が来る時ですが、色々な前置詞を使います。on を使ったり about を使ったりしますが、標準的には on を使います。「その点に関して賛成です」、という時には I agree with you on that point. という表現をします。言い方のイントネーションの付け方によっては、「その点については賛成だけど他については不賛成だ」、というニュアンスが出る場合もあります。

今度は前置詞 about を使う時です。その後に普通に名詞が来ることもありますが、いわゆる間接疑問文が来る時に about を使うといいでしょう。例えば I agree with you about how to carry out the business plan. 「このビジネスプランをどのように実行するかということについてあなたに賛成します」、というものです。how to 以下が間接疑問文です。

これは少し古めの言い方かもしれませんが、こういう例文があります。I agree with you in considering this project to be feasible. 最近日本語でもフィージビリティという言い方でおなじみかと思いますが、これは実行可能性という意味で、実行可能な、という形容詞が feasible です。「このプロジェクトが feasible であると consider、考えることにおいてあなたに賛成する」、ということです。2人とも同じように考えていて意見が一緒だ、といっているわけです。agree の使い方は以上になります。

■agree以外での賛成の表現 

次に agree 以外で賛成の表現をする方法です。相手がいったことを受けて、僕も賛成だよという言い方についてお話します。意見が同じだ、という言い方で My opinion is the same as yours.という言い方をします。もう少しくだけた言い方としては I feel the same way. などと、同じような方向で感じているというような言い方もできるでしょう。それから idea を使って I have a similar idea to yours. という言い方をしますが、すぐ相手の言ったことを受けて言えば I have a similar idea. のみでいいと思います。

私が考えていたこと、というような言い方もできます。That’s exactly what I have been thinking about.という表現ですが、これは表現に変化もつきますし、非常に力強い表現になります。

ちょっと派生した項目なのですが、相手がいっていることに賛成する時の相槌の打ち方です。日本人は相槌がとにかく下手で、特に英語では下手だと言われます。相手が言っていることに対して賛成という時に exactly を使います。他には precisely や certainly と言うことで、相手へのサインを一言で示すことができます。相手が話している途中に exactly とかいいながら話を聞き、更に先程挙げた賛成の例文を差し込んでいくと、非常にそれらしい会話になっていくわけです。

■反対の表現 

もちろん賛成ばかりではなく反対の場合もあると思います。あなたには反対だという時は、先ほどの agree の反対語の disagree を使います。I disagree with you. で「あなたには反対だ」、という意味にはなります。しかし、普通は議論する時に相手に対して不利なことを言おうとする時は、少し言葉をにごらせるというのか和らげるのが普通です。例えば I am sorry but I disagree with you. というように、「ごめんなさい、だけど賛成できないのですが」、というようにしたらいいです。外国の方はストレートにものを言うとはいえ、こういった気遣いが入ると少し違ってきますし、それはビジネスの上でのマナーでもあります。

今度は、あなたのおっしゃっている議論はおかしいと、成り立たないということをいう時に tenable という表現を使います。これは成り立つという表現で、それを否定していえば、成り立たないという意味になります。your argument is not tenable で「あなたの議論は成り立たないですよ」という意味になります。これに、例えば I am afraid や I am sorry を被せて、I am afraid your argument is not tenable. 「あなたの議論は成り立たないと思うのですが」、という表現ができます。

そして最後に、私の考え方はあなたの考え方とはかなり違います、という表現です。これも婉曲的な表現で、全然賛成できない時にも My view is quite different from yours. のように、「私の考え、視点はかなりあなたと異なっている」、という言い方をします。ストレートに表現するとはいえ、ちょっとした気遣いをしなければいけないところがやはりビジネス英語ということになります。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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