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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > ビジネスに関係した英語~理由・論拠(異文化コミュニケーション/鈴木右文)

ビジネスに関係した英語~理由・論拠(異文化コミュニケーション/鈴木右文)

11/11/15

ビジネスの場で、特に英語圏の人達とやりとりする時は、はっきりした理由で
主張する必要があります。英語圏では、まとまった話の構成は、最初に結論が
きて、それを支持する論拠を並べていくスタイルです。日本人の場合は、イン
トロから始め結論を先のばしするスタイルの人が多いのですが、それをまず改
めないといけません。

今日は、主張を述べた後論拠を述べる表現ですが、接続詞としてbecauseがあり
ます。辞書では、because、since、as、forと4つあり、それぞれ使い分けが書か
れていますが、その復習から始めましょう。

まずbecauseは、since、as、forなどと違い、聞き手にとって新しい根拠を述べ
る表現で、コンテクストとしては最も合います。それで自分の論拠を述べる時
はbecauseを使います。since、asを使うのは、既に周知の理由、あるいは話し
手が思う理由を述べる時にこういうことが言われていますというニュアンスで
述べることが多いです。ですから、私はこれを主張します、その理由はこうで
すという自分自身の論拠を述べる時は、becauseを使うことが基本です。文法か
らいいますと、because、since、asは、主張の前でも後でも構いません。「~ ,
because ~」でもいいし、「Because ~、~」でもいい訳です。sinceもasも前後
に置くことができます。ただし、forは後だけです。これも基本パターンですので、
この辺を間違うようでは恥ずかしいので気を付けて下さい。

その他、because、since、as、forに関しては、文法上の違いやパンクチュエー
ション、つまりカンマやコロンの付け方の細かい差もありますが、細かいこと
が気になる方は色々な文法書を紐解いてみて下さい。基本をおさえておけば大
丈夫だと思います。

実際の例文で、最初に主張が来て、後で理由を述べるスタイルを見てみましょう。
This product is suitable for the Chinese market, because ~.
「この製品は中国市場にうってつけである。その理由は~」という文章です。
これが1番の基本パターンです。理由を挙げる時に1つだけではなく、最初から
複数挙げることが分かっている場合、予め宣告しておくという言い方もあります。
例えば今の文章を使うと、
This product is suitable for the Chinese market for three reasons.。
3つあることが分かっているのであれば、「いくつか」とか曖昧なことを言わず
に数字を挙げた方がいいです。そうすると聞き手も、今は1番目、次は2番目、
そして最後の理由だと分かります。それによって、全体の構造が明確に見えて
きます。3つあることを述べた後で、1つ目、2つ目、3つ目という言い方で
すが、First ~、Second ~、Third ~、それぞれカンマを伴って使います。ある
いは、副詞の接尾辞である、lyを付けて、Firstly、Secondly、Thirdlyという言い
方をすることもありますし、または第1の理由は~、第2の理由は~という言
い方で、The first reason isの後にthat節を付けて、The first reason is that ~
という言い方もできます。非常に整理され、聞き手を引き付けるような運び方
です。私達日本人は、基本に忠実だと能がないしゃべり方に聞こえますが、実
際は基本に忠実にした方が、より明確で好感を持ってもらえると思います。変
に凝る必要はないでしょう。

次に、根拠を表す英語の名詞がいくつかあります。今まで見てきたのは、reason
です。その他に、ground、基盤となり理由になるものという意味です。次に、
evidence、証拠です。それから、supportは支持です。私たちの主張に対してこう
いう支持、supportするものがあるということです。他には、basisがあります。
この5つをわきまえ、とっかえひっかえ使うと表現に変化が出て、語彙が豊富
に聞こえます。

その内の1つ、evidenceを使ってみましょう。evidenceは、~を示す証拠がたく
さんあるという意味で、その後1つ目、2つ目、3つ目と挙げていけばいいわ
けです。
There is ample evidence to show that our business plan is promising.
「私たちのビジネスプランは見込みがあることを示す証拠がたくさんあります。」
この場合、ampleという、ちょっと耳慣れない単語をevidenceと付けるのは、よく
ネイティブスピーカーが使うパターンです。こういうパターンを覚えておくと、
一層よく聞こえます。

最後に、根拠に似た言い方で、原因と結果があります。Aが原因で結果がBに
なるという言い方の時に、B comes from Aが最も簡単な言い方です。例文では、
「この製品の売り上げが悪いのは~が原因だ」という言い方です。
The poor sales of this product 、その後にcomes from ~となります。あるいは、
comes from ~を、is the result of ~、結果であるという言い方もできます。さら
に上のレベルの単語を使うと、ちょっと難しいですが、~のせいにするという、
attribute、あるいは、ascribeという言い方を使います。
The poor sales of this product could be attributed、もしくは、ascribed to ~、
ここまでいえるとかなり上級者と思われます。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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