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ビジネスに関係した英語:コンピュータ(1)(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

11/08/08

今回は、ビジネスに関係した英語表現ということで、コンピュータ編です。今後、ビジネスに関係した単語や表現を、息を長く少しずつやっていきたいと計画しています。周辺的なところからじわじわと本質の方へ迫るような形で息長くやろうと思っていますのでよろしくお願い致します。

■当たり前の表現 

では、コンピュータの基本的な言葉からいきます。実はパソコン関係の用語というのは、元々日本で発達したものではないため外来語が多いので、そのまま並べれば何となく意味が分かるというようなものが多いです。そのため、これはこう言うよ、ということをたくさんお教えする必要は実はあまりありません。
それで、薀蓄を傾ける部分や、これはちょっと普段の考えているカタカナ英語と違うということを少し紹介しようというのが目的です。

先ずコンピュータの立ち上げと終了です。これは多分スタート何とかといって最後はシャットダウンします。そのまま、start the computer と shutdown the computer といいます。このように、皆さんがこうではないかと思うものは、コンピュータ関係の表現に関しては大抵当たっています。

もう1つ挙げますと、クリックするというのがあります。これも単純に、その後に目的語を入れればいいのですが、自動詞として使うこともあるので、前置詞の on を使うこともあります。例えば、あのアイコンをクリックするといった時に click the icon という時と click on the icon という時と両方あります。たいしたことではありませんが、注意が必要な点ですね。

■カタカナがそのまま英語のコンピュータ用語になる中で意外に知らない例 

この後は、少し感心するような言い方です。圧縮する、解凍するという言い方についてです。デジタルの特性で、データを圧縮して、向こう側で解凍してという形ができるようになっています。圧縮する方はコンプレッサー、なんていう言い方をしますが、圧縮は compress という動詞を使います。解凍する、の方はいくつか言い方はありますが、標準的な言い方として、包みをほどくという言い方で unpack と言います。un は逆の方向で動かすというような意味です。それを pack に付けて unpack といいます。覚えておいてください。

■コンピュータ用語の教養 

この後は、コンピュータに関係した英語の蘊蓄についてお話します。画面上で動くカーソルというものがありますよね。すぐに分かると思いますが、カーソルの語源は何かというのはあまりご存知ないかと思います。最近はインターネットの世の中なので、ネットでこういうのを検索してみるとカーソルの語源は何だというような項目がたくさん出てきます。調べてみると、ラテン語で、走る人という意味のようです。カーソルは移動するので、そのイメージかなという気がします。コンピュータ用語は最初に命名した人が付けていると思うので、はっきりした語源は分かりません。この使い方は、1970年代以降くらいに出てきているようです。

それから最近、フィッシング詐欺というものがあります。オンライン上でお客さんをだますような詐欺ですね。元は魚釣りをするという意味の fish から来ています。時々英語の世界で起きることですが、専門用語にするために一部スペルを変えて使うということがあります。コンピュータ上のフィッシング詐欺のフィッシングは f の部分を ph に変えます。phishing ですね。全部がそうではないでしょうが、そういうふうに表現する場合があります。発音は変わらず、スペルだけ変わります。

eメールでスパムが来ます。迷惑メールの語源ですね。スパムは缶詰のあのスパムです。特に外国のスーパーなどへ行けばスパムがたくさん並んでいますので、豚肉の缶詰というのはご存知だと思います。調べてみますと、イギリスの『空飛ぶモンティ・パイソン』というお笑い番組がありまして、そこで誰かがスパムという単語を連呼したという有名なエピソードがあるそうで、そのように連続して何かものが続いてくるというイメージで使うようになったそうです。もちろん豚肉メールじゃないわけで、面白いなと思いましたね。

それからあと、インターネットのソケットですね。あれをいくつか分岐させる器具のことをハブといいますね。スイッチングハブなど色々な種類があります。このハブは、最近ビジネスの世界でもいわれているハブ空港という言い方のハブと同じです。中心をなしてそこから枝分かれをするという、自転車のスポークの真ん中に来る部分をいうわけです。

次はアイコンの語源です。もともとは記号論の用語で、専門用語としてはイコンという言い方をします。これは、記号が実際のものと見かけが似ている場合を指します。コンピュータにおけるアイコンは中の実態を体現しているようなデザインがされていますので。それをもってイコン、英語的に読むと、アイコンと読みます。

その他に、記号はインデックスとシンボルというのがあります。シンボルというのは何をシンボルにしても構いませんから、現実に指すものと見かけ上のつながりはなくてもいいです。それから、インデックスというのは指し示すものということで、例えば指のマークで何かを指すとかそういうようなものを指したりします。これらの記号の1つがアイコンです。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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