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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 覚えておきたい英語表現 数え方(1) (異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

覚えておきたい英語表現 数え方(1) (異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

11/04/13

覚えておきたい英語表現シリーズ、
今回と次回は数え方をテーマにお話ししていきます。

■“piece”と“fit”
日本語と英語には色々な違いがありますが、
特徴的なものの一つに、単数形と複数形があります。
複数形では後ろに“s”が付きますが、
日本語を使う私たちには馴染みがないため、
作文をしてもよく間違えてしまいます。

また、英語には数えられないものを数えたり、
あるいは“piece”のように1つのまとまりを単位として数えたりと、
色々な数え方があります。

例えば、“piece”は“a piece of advice”という形で用いられる場合もあります。
普通、アドバイスを数えることはしませんが、
実際のところ2つや3つのアドバイスをもらうということもよくあります。
いくつかもらったアドバイスを別々に数える時は、“piece”を使います。

また、「怒り」を数えるときには“fit”を使って“a fit of anger”となります。
この場合、“fit”は「フィットする」という意味ではなく、
「激発」という意味の名詞ですが、日常生活ではあまり出てこないものです。

日本語でも「何本」「何枚」、「何個」「何式」と色々な単位を用いますが、
日本語を勉強している方々も、「なぜ日本の数え方は面倒なのか」とよく口にしています。
一方、英語にも“piece”や“fit”など様々な数え方があり、ある種お互い様というところでしょうか。

今回は、“piece”や“fit”のように群れや塊などで数える数え方を中心に、
日常生活によく出てくるものだけでなく、豆知識的な数え方もご紹介していきたいと思います。


■意外な数え方
“train”は「列車」、“chain”は「鎖」で、
それぞれ「長くつながっているもの」を表していますが、
これを使った“a train of thought”や“a chain of ideas”で
「一連の考え」という表現があります。

また、「スペル」は「スペリング」を意味していますが、
“a spell of work”で「一続きの仕事」という意味になります。
“work”は、“one work”、”two works“とは数えないため、
あえて数えるとこのような言い方になりますが、あまり日常には出てこない表現です。

一方、ニュースも“one news”、”two newses”とは数えません。
しかし、実際のニュースでは見出しが複数あることがほとんどで、
その時に使うのが“item”です。
例えば“two items of news”という言い方になりますが、よく出てくる表現です。
この“item”は、ビジネスの世界では「品目」という意味でよく使われています。

また、「拍手」を数えるときは“a burst of applause”といいます。
“burst”は「破裂」で、この場合は「拍手が一斉に起きている」という意味で使われています。

交通手段も数えることができます。例
えば、「馬車も交通手段の1つである」という時には、
“a mode of transportation”と、
ファッションでもおなじみの“mode”を使います。

紙を数えるときには、“a sheet of paper”、“two sheets of paper”と“sheet”を使います。
ところが、横に長い紙の場合は、“slip”に変わって“a slip of paper”となります。


■スプーン1杯とひとつまみ
普通は数えない「砂糖」も、スプーンですくえば数えることができます。
“a spoonful of sugar”で「スプーン1杯の砂糖」です。
これが「角砂糖」だと「塊」という意味の“lump”を使って、“a lump of sugar”になります。
しかし、実際には、喫茶店に行くと角砂糖があって、
例えば「角砂糖2個」の場合には単に“two sugars”で通じますので、
あまり考えなくても大丈夫です。

「塩」も数えることができます。
例えば、料理するときの「塩ひとつまみ」は“a pinch of salt”で表せます。
この“pinch”は「つまむ」という意味の名詞です。


■パンの数え方
パンは1枚、2枚では“slice”を使って“a slice of bread”となりますが、
1斤、2斤の塊では“loaf”を使って“a loaf of bread”となります。
また、千切ったパンでは“a piece of bread”という風に、
パンの状態で3通りの数え方ができます。

ところで、“cake”には「かたまり」という意味があります。
例えば、“a cake of soap”で「石鹸のケーキ」、
といいたいところですが、「石鹸1個」が正解です。

また、英語では、「トランプ」は“cards”といいますが、
「トランプ一組」は“deck”あるいは“pack”を使って、
“a deck of cards”、“a pack of cards”といいます。

「バナナ」も1本1本は数えることができますが、
「バナナ1房」というように「房」という単位で数えるときには“bunch”を使って、
“a bunch of bananas”となります。

ここまで、様々な数え方についてお話ししてきましたが、
次回も引き続き数え方について紹介していきます。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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