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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 覚えておきたい英語表現:感情編(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

覚えておきたい英語表現:感情編(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

11/03/21

覚えておきたい英語表現シリーズですが、今日は感情編です。俗に喜怒哀楽などということを申しまして、それぞれ色んな言い方が英語にはあります。覚えておいて欲しいのは、英語はこの喜怒哀楽に関する表現が非常に多様だということです。一般に英語の表現で随分色んな言い方があるのだなと思える場合、大抵の場合はイギリスの歴史が反映しているわけで、様々な侵略を受けてきて色んな国の言語が混じってきているために同じような概念を表す単語がたくさんあるというわけです。
その表現が豊かだということで、1つ怒りの例でこんなにたくさん表現があるよというのをちょっと紹介してから本題に入ろうと思います。多分色んな亜流の表現まで入れると10個や20個はあると思います。

■怒りの表現

一番一般的なのは、名詞でちょっとやりますが anger です。似たような単語がありますけども、当然その使い分け、微妙な使い分けというのが出てくるようになるので、今から紹介するのは少しずつ色が違います。
次に fury。形容詞だと furious ですね。これはかなり怒りの度合いが強いです。怒髪天を衝いているというふうに考えてください。普段は使わないでしょうが、シェイクスピアの劇などを見ていると、爆発している場面があります。イギリスの色んな劇などを見ていると、ああいう感情を吐露する場面というのは多数あります。
次が indignation で、これも非常に強い言い方なのですが、どちらかというと不正行為があった時に、こんちくしょう、憤懣やるかたない、というニュアンスですね。
それから次に offense。これは不愉快なことがある、見るに耐えないようなことがあった時に対する怒りというものです。
それから rage ですね。これも怒りの度合いが高いという意味で使われるものです。
そして、ちょっと high society といいますか、ランクの高い表現で resentment があります。文語的な表現なのですが、ちょっとフォーマリティの高い、何か文章で抗議をする時に使う感じです。
もう1つ文語的な表現として wrath という表現があります。これはスタインベックの怒りの葡萄(The Grapes of Wrath)の時の怒りなのです。
今言っただけでも8つくらいありましたか。あちらの方々は本当に感情表現豊かだと思います。日本語では怒りに当たる単語がいくつあるといわれて、すっと次々出て来るほどありません。

■嬉しさの表現

まず pleased。これは、嬉しい、ですね。I am pleased with ~ という表現、これは皆さんご存知でしょうかね。これは非常に素直な表現なのですが、ちょっと工夫した表現ですごく嬉しい時に、もう喜んでしょうがないというという感じのものもあります。
有頂天という時には、気がおかしくなるという表現を使うといいです。I am mad with ~。例えば喜びで、だったら I am mad with joy. with の後に原因が入ればいいわけです。もちろん本来の意味もありますが、もうにこやかにいえば、それはもう有頂天になったという意味に使われるわけですね。
そしてもう1つ、これは標準的な喜びの表現で delighted ですね。I am delighted with ~。これで、私はもう大変喜んでいますという表現。もうご存知でしょうか。
それから、わくわくする。さっきから過去分詞の表現が多いですが、これもそうで excited です。I am excited.よく学生さんが excited と exciting を間違えます。原因になるものは exciting です。例えばこのゲームはエキサイティングだったら This game is exciting. そのゲームによって人がエキサイトしているのだったら I am excited. これなぜかよく間違えるので注意して下さい。このワクワクするというのは、日本のスポーツ選手が海外に挑戦する時によく使われますね。
次に楽しいという表現をもう1つ。原因になるものを主語にもってきて、~ is a lot of fun です。誰々のファンです、の方は fan ですけど、こっちは fun ですね。

■その他の表現

だんだん悪い意味の表現へ移っていきますが、面白い表現を御紹介しましょう。怒った時に、もう最上級の怒り方という表現の工夫なのですが、怒りで我を忘れるという表現が日本語にありますよね。英語にもあるわけです。
beside oneself を使って、僕は怒りで我を忘れたというのは I was beside myself with anger. となります。自分を横においてという言い方をします。これは日本語、英語と似たような表現をしますね。
あと逆にこういう色んな長い表現が出てくると、長い表現の方がいいのだと思いがちですが、逆に一言で言えるようなケースもあります。大嫌いという時に、嫌いに何か修飾表現付けたくなりますが、英語では hate、これ1語でいいわけです。そこにアクセントを置いて、I hate it. と強調して読めば強くなるわけですね。
だけど日本人話者は何かそこに修飾語を付けて程度を高くしたがります。でもそこはイントネーションを付けて、ぎゅーっと呼んでやればいいわけですが、それをどうも日本人は得意ではありません。
喜ぶとか嬉しい表現、そして怒りの表現というのがあったので、ちょっと恥ずかしい、という表現についてお話しします。日本人だったらこれは言う場面があるかなと思います。
さっきの過去分詞のシリーズで使うと、embarrass という動詞を使って I felt embarrassed. まごまごしてしまうというようなニュアンスです。例えば目の前に絶世の美女が裸で現れて、私がなんとなんとという気恥ずかしい思いをしたというような場合に使えます。
あとはやっぱり英語がうまく喋られないくらいに緊張してしまう時、上がると言いますよね。プレッシャーってよく言うでしょう。press を動詞に使って I felt pressed.これも過去分詞のシリーズですけど、そうすると上がったという表現になります。これは覚えておくといいですよ。僕ら本当に欧米人に比べると上がり症なので、どうしたんだい、と言われた時に Oh、I’m feeling pressed. というと理解してもらえるのではないでしょうか。私もいつも上がっています。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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