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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > エグゼクティブ・プログラムの紹介 (財務戦略/村藤 功)

エグゼクティブ・プログラムの紹介 (財務戦略/村藤 功)

10/10/15

九州大学ビジネススクール(QBS)では、
初の試みとして2010年度に短期エグゼクティブ・プログラムを開講します。
大企業や銀行、公的機関の、4、50歳代を中心とする、
35歳以上の幹部の方や幹部を志す方を対象としています。
実際に九州の企業を動かしているような幹部の方には、是非お越しいただきたいと思います。
今回は、短期エグゼクティブ・プログラムについて、詳しくお話ししていきます。


■エグゼクティブ・プログラムの狙い
講座は2010年11月21日(日)より2011年3月6日(日)までの、
毎週日曜日に計12回の日程で開講されます。
朝10時から夕方5時まで、90分の授業を4コマ行いますので、
この12週間の日曜日はゴルフを諦めて、勉強だと割り切っていただくことになります。
会場は九州大学ではなく、
香椎浜にある「コカ・コーラウエストさわやかトレーニングセンター」を予定しています。

この短期講座の狙いは、九州をどのように発展させていくか、というところにあります。
バブル崩壊以降、日本の経済は20年にわたりゼロ成長が続いています。
一方で、中国は改革解放以来、30年もの間10%成長を遂げています。
中国と日本のど真ん中にある九州ですが、「日本の西」といっていたのでは、
これからもゼロ成長が続くことになるかもしれません。
しかし、アジアの成長に関わっていくことができれば、
長期的には5%成長を達成できるかもしれません。

九州には西日本シティ銀行や西日本鉄道、西部ガス、
西日本新聞、コカ・コーラウエストのような「西」の付く企業や、
九州支店や九州支社、九州工場が拠点を構えており、
九州の経済は日本の10%経済だといわれています。
しかし、本社が九州にある会社は2、3%程度です。

そのため、九州を発展させていく上で、アジアを統括するような本社を福岡に呼ぶ、
そして九州の企業に、九州の中だけにとどまらずに、
中国やアジアに進出してアジアの成長に関与していってもらう、
ということが今回の講座開講の背景としてあります。


■大連理工大学との交流
この短期講座では、中国ビジネスを学んだ後で、
大連への視察旅行を第11週目に計画しています。
QBSは中国に提携校が10校ありますが、その内の1つに大連理工大学があります。
同校のビジネススクールには「エグゼクティヴMBAプログラム(EMBA)コース」があり、
QBSとは交換留学や学生交流、あるいは大連理工大学の先生に、
来てもらって講義してもらうという形で提携しています。

今回のエグゼクティブ・プログラムは30名を募集定員としていますが、
大連への視察旅行では大連理工大学のEMBAコースの人達と、
大連で成長の見込みのある業界や、九州の企業の遼寧省への進出について、
意見交換も兼ねたセッションを開催しようと考えています。

しかし、こういったことを話し合うためには、経営の知識も必要となってきます。
マーケティングやロジスティクス、財務、戦略のようなビジネススクールの主要科目や、
リーダーとして経営環境の変化にどのように対応するかということについては、
もちろん講義の中で勉強していきます。

実のところ、QBSで学んだ30代の人たちが、
自分の会社を発展させるべく色々な戦略的選択肢を検討して持って帰ると、
上司にあっという間に打ち落とされる、ということが結構起きています。
やはり、将来の幹部候補といってもまだまだ30代ですから、色々と問題もあるようです。
そういう意味では、4、50代の実際に組織を動かしている人たちにその気になってもらい、
改革だとかアジアの進出をやっていただかなければなりません。
2年間は難しいという方も、12週間の日曜日ならば、
何とか通うことが出来るのではないでしょうか。


■カリキュラムの概要
講義の内容は先ほども少し触れましたが、
まずビジネススクールの基本としてのマーケティングやロジスティクス、
M&A戦略について勉強していきます。
加えて、新しい環境変化にどうやって対応するのかということや、
イノベーション・マネジメント、他にも、大企業の中で新規事業を立ち上げるというようなことも、
非常に重要になってきていますのでエンタープレナーシップについても学んでいきます。

現在、QBSはエンタープレナーシップセンターの立ち上げに取り組んでいます。
2009年度には高田先生にMITへ、一学期行ってもらって、
どのようにエンタープレナーシップ教育をしているのか、
アメリカの最前線をみてきてもらいました。
2011年には朱先生を派遣して、新規事業をどうやって立ち上げるかということや、
中国のビジネスについて勉強してきてもらう予定です。

エグゼクティブ・プログラムでは基本的にQBSの教員が講義を行うため、
ゲストスピーカーが登場するということはありません。
また授業とは別に、私も以前出演していましたが、大前研一氏が代表を務める、
ビジネスブレイクスルーのビデオ2つを事前に視聴してきてもらいます。

1つは、ボストンコンサルティンググループの戦略を紹介した、
「戦略コンセプト」で全6回各1時間のビデオです。
その戦略の適用についてグループディスカッションをやっていきます。

また、人事について第一人者である高橋俊介氏のビデオを予めみてきてもらい、
リーダーシップといったことについてグループディスカッションしていきたいと思います。

中身が充実しており、十分に紹介できていない部分もあります。
詳細については、申込書も含めて、
九州大学ビジネスクールのホームページに掲載されています。
「QBS」とアルファベットで入力すると、
九州大学ビジネススクールのホームページにアクセスできます。
是非、そちらをご覧下さい。

分野: 村藤功教授 |スピーカー:

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