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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 英語検定試験(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

英語検定試験(異文化コミュニケーション/鈴木 右文)

10/09/07

日本の企業でも、社内の公用語を英語にするところが出てきています。
英語のスキルは、社会人になってしまうと使う場面がないので
落ちていくと言う人が多く、保持したい、力を上げたい人も多いと思います。
ところが、ある程度の力を入れてようやく保持ができるようになるので、
力を上げようと思うと、相当な力が必要になります。
以前からよく言っていることですが、自分に負担をかけないで
英語が分かるようになるのは難しいことなのです。


■TOEICとTOEFL

どういう勉強方法をとるにしても、力が付くという目標を
かなえることができればいいわけで、どれだけ力が付いたかは、
自分で自分を見ても客観的な判断がしにくいので、
いわゆる検定試験を受けるといいと思います。
その時に、1級や2級という級別のものだと、どれ位上がったかが、
なかなか見えにくいので、スコアが細かく出る試験がいいと思っています。
TOEICと書いて、トーイックと読むテストがあります。
TOEICは、Test of English for International Communicationの略称で、
国際コミュニケーションのための英語のテストです。
このテストは、日常生活あるいはビジネスのシチュエーションを
題材にしていることが多いので、日本の企業社会の中で
よく使われる試験になっています。

大きな企業では、幹部クラスになると、
TOEICもある程度の点数をとっておかないといけません。
また、TOEICは、国際英語検定試験の1つです。
他にもう1つ有名なテストとして、TOEFLがあります。
このテストは、留学のための学術を内容にしたテストです。
この2つのテストは、実はETSという同じアメリカの機関が
作っているのですが、ターゲットにしている人は随分違います。
国際的にはTOEFLの方が、たくさんの国々でたくさんの受験者がいます。
TOEICも国際的ではありますが、どちらかというとアジアが強く、
中国、韓国の方もたくさん受けています。
日本の方は、たくさん受けるせいなのでしょうが、残念ながら、
実はあまり点数が他の国に比べると高くありません。
是非頑張って欲しいと思いますが、逆に言うと、
それほどまだ力を付けていない層も積極的に受けているとも言えると思います。

TOEIC、TOEFLの両方とも、ネイティブの人たちの生活の中で
出てくるものや、学術的な話、ビジネスにおける話、
ニューストピックスに関する話とか色々出題されます。
題材も色々ですので、英語力だけでなくて、その題材に関する
常識的な判断が、試験の中である程度必要になる部分もあるので、
ガチガチの頭、英語力だけでは駄目です。
いわゆる社会の一般常識的なものも
身に付けていって欲しいというところがあります。


■TOEICについて

TOEFLには一部、議論、意見をいうことを求められるという場面もあります。
TOEICは、話すことをオプションとして選べるものもありますが、
普通はリーディングとリスニングという、受信型の方の議論になっています。
それぞれ相関はあって、片方がものすごくよくて片方が
全然駄目とかということはないので、TOEICの場合は
比較的、受信技能だけのテストということで受けやすいということがあって、
日本の社会でもよく受け入れられていると言えます。
リスニングが半分、リーディングが半分で、両方合わせて990点満点のテストです。
1問は5点などという単純な計算ではなくて、換算式などを使ったスコアの
出し方になってはいますが、概ねTOEFLの点数の付け方とは違い、
半分くらいできたら真ん中のくらいの点数かな、という目安には大体なると思います。


■TOEFLについて

TOEFLは、ここ10年くらいで、形が随分変わりました。
TOEFLは、昔は受信型だけだったのですが、その試験は数年前に終わって、
コンピューターで受けるものが何年か行われて、今はiBTという、
インターネットベースで4技能をそれぞれ見るというテストに変わっています。
配点も変わりました。昔は500点や450点で、一喜一憂しましたが、
今のiBTは120点満点で、換算式なんかも存在しますが、
昔に受けた人と今受けている人とでは感覚が違うと思います。
また、今の試験は、4時間以上かかる試験になっているそうです。

私は、TOEFLの対策の授業を大学で持つこともあります。
TOEFLは、120満点の試験で、30点ずつの4技能を
(読む方、聞く方、そして発信型の話す方、書く方)試験します。
どの技能も満遍なく出来る必要があって、大変です。
まずは、TOEICで、受信型の技能をきっちり磨いて、
それからもし、TOEFLを受ける必要があるのであれば、
そちらに進んでいくというようなステップを踏むといいかなと思います。
1つ目標を作ると、それに向かって勉強していくというような
ペースメーカーとしては、検定試験は非常にいい存在です。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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