QT PRO モーニングビジネススクール

QT PRO
モーニングビジネススクールWeb版

FM FUKUOKAで放送中「QT PRO モーニングビジネススクール」オンエア内容をWeb版でご覧いただけます。
ポッドキャスティングやブログで毎日のオンエア内容をチェック!

PODCASTING RSSで登録 PODCASTING iTunesで登録 電子書籍で記事を読もう! EPUB

過去の記事詳細

QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > MOTについて(産学連携マネジメント/高田 仁)

MOTについて(産学連携マネジメント/高田 仁)

09/01/12

ここ数年、MOTという言葉を
耳にする方も多いと思います。
QBSもMOTをひとつの柱にした
カリキュラムを持っています。
また、2月に行う特別入試では、
「アジア」と「MOT」に特化した
入学者募集を行うことになっており、
今日はMOTとは何か?についてお話しします。


■MOTについて

MOTとは、“Management of Technology”の略で、
直訳すると技術経営、つまり、技術資源を
戦略的に経営に活用し、ビジネスの成功に
結びつける考え方のことです。
多くの技術系企業が陥りがちですが、
多額の投資をして優れた先端技術を開発しても、
会社の儲けにつながらなければ全く意味がありません。
今までの日本企業にはそのような会社が
多かったのではないかという反省から、
近年注目されるようになりました。

MOTの原点はアポロ計画とも言われています。
巨大プロジェクトの成功のためには
膨大な関連技術のマネジメントが必要であり、
このためにNASAがMITに科学技術マネジメントの
あり方について研究を委託したことに端を発し、
1980年代には大学院教育プログラムが開始され、
全米に増加していきました。

MOTの教育体系には、
研究開発や製品開発の企画やマネジメント、
技術マーケティング、技術予測や評価、
イノベーションマネジメント、生産管理、
知的財産管理、技術移転、科学技術・産業政策立案、
IT技術、等々、幅広い科目から構成されます。


■MOTの人材育成

日本では、2003年から経済産業省が、
5年間で1万人のMOT人材を育成することを目標に、
大学などのカリキュラム開発などを支援しています。
また、昨年はMOT系の専門職大学院10校が集まって
MOT協議会という組織を設立し、MOT教育に関して
大学どうしが横の連携を取りMOT教育のあり方について
議論が行われています。

QBSは、設立当初からMOTを教育の柱の
1つに位置づけ人材育成を行っています。
QBSの特徴は、MOTカリキュラムが
単独で存在する“MOTスクール“ではなく、
一般的なビジネススクールが提供する
マーケティングやファイナンス、企業戦略、
人的資源管理、リスク管理、倫理など
ベーシックな科目を同時に提供することで、
”技術を経営の力に結びつける“というMOTを
より深く理解し修得することができます。


■QBSの募集

2月には『特別選抜枠』の募集を行います。
これは、特にMOTとアジアビジネスについて
人材育成を図りたい企業から、
該当する社内人材の推薦を受け、
その方々に対して入試を行うものです。
応募締め切りは1月30日で、試験は2月8日に行われます。
詳細はQBSのホームページで開示されているので、
MOT人材の育成を図りたい地元企業経営者の皆さんに、
是非関心をお持ち頂ければと思います。

分野: 高田仁准教授 |スピーカー:

トップページに戻る

  • RADIKO.JP
  • ビビックスマホ