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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 英国とゲーム(異文化コミュニケーション/鈴木右文)

英国とゲーム(異文化コミュニケーション/鈴木右文)

08/11/18

■英語のゲーム

今回はイギリスとゲームについてお話します。
いわゆるボードゲーム的なものの
お話をしていこうと思います。
まず、2つ紹介します。

1つは、スクラブル(scrabble)と言い、
聞いたことのない人が多いと思います。
日本でも、輸入はされていますが、
大きなデパートの片隅にしか置いてないという感じです。
スクラブルは、盤面に升目がありまして、
碁盤の目のような形になっています。
それに対して、対戦者がいて、
それぞれの対戦者が何枚か、
アルファベットの札を持っています。
そして、そのアルファベットの札を
組み合わせて単語を作り、
それを盤面に置いていきます。
その置き方は、クロスワードのように
縦横合わせて置いていきます。
そして、その置き方によって、
得点が色々変わるというタイプのゲームです。


■スクラブルについて

実は、私、高校時代にこのゲームにはまりました。
友達とこれをやり、僕は英語を当時から
志していましたが、法学部を目指していた
必ずしも英語が得意な訳でない友達に、
いつも負けて、悔しい思いをしていました。
そんな経験により、
いつか誰かとしっかり遊びたいと思っていました。

遊び方は、普通のクロスワードのイメージです。
例えば、POSTというのを横に置いた(横書きした)
ものを想像して下さい。
その単語を1つ作ったことで、
それぞれのアルファベットの札に点数が書いてあるので、
4枚の札の合計の点数がもらえます。

どのように遊ぶかといいますと、
例えば、POSTのOの下にNを置き、
POSTのSの下にOというのを置くと、
単語が一度に3つ出来ます。
Oの下にNを置いたから、ONができます。
それからSの下にOを置いたから、
SOができます。
そして、そのOの下にNとSの下に
Oを横に並べるとNOができます。
3つの単語ができます。
この3つの単語の分だけ、
点数がもらえる仕組みになっています。
クロスワード的に、有効に組み合わせて札を置くことで、
高い得点を得られる仕組みになっています。
自分の持ち札は、7枚と決まっています。
盤面に置いていき、
不足分だけを場の中から取ってきて、
また7枚に戻すという形をとります。
いつでも自分が使いたい文字が
目の前にあるとは限らないところが、
このゲームのスリリングさなのです。

ゲームの面白さを細かく言うと、
キリがありません。
少しQBS的な話をしますと、
スクラブルのひらがな版を作ったら、
小学生の低学年や幼児向けに日本で
売れるのではないかなと思います。
何かもし製品として存在しているならば、
情報を教えていただきたいほど、面白いゲームです。


■もう1つの英単語ボードゲームについて

もう1つあった英単語ボードゲームを紹介します。
サイコロの各面に、
違う文字(アルファベット)が
書いてあるサイコロ
10個か20個位を使って行います。
サイコロをガラガラガラと大きなコップの中に
入れて振って、バーンとばらまきます。
ばらまいた時に、上を向いた文字が
10個なり20個なり見えてきます。
それを使って出来る単語を書き出していき、
制限時間内に書けた単語の数を争います。

私は全然かなわず、
ケンブリッジ大学の学生の中には、
周りの人が単語10個書くところで、
20数個書いてしまうすごい人もいました。
競技としては、得意な人は得意だけど
苦手な人は苦手というゲームです。
少し知的感覚が出るゲームなので、
苦手な人は苦手かなという気はします。
これもひらがな版を作ると、売れるかなと思います。
また、この2つのゲームは英語の勉強
という意味でも、良い教材だと思います。


■イギリス発祥のゲーム

イギリスが発祥地のゲームは、他にもあります。
1つは、皆さんが小さいころよく遊んだ、
人生ゲームです。
英語では、The Game of Lifeといい、
実はアメリカの会社が作りはじめたのですが、
もともと考案したのはイギリスでした。
1860年に考案されたと言われています。
それから色々と改良が加わり、
20世紀になり、アメリカで発売されました。
頭の片隅で、人生ゲームはイギリスが
作ったのかと思っていただけると光栄です。

また、ダーツとリバーシもイギリスが発祥です。
ダーツは、色々なゲームセンターにある、
あのダーツのことです。
イギリスのパブにもよく置いてあります。
実は、イギリスの兵士が、
空いている時間が暇なので、
矢を取ってきて、樽か何かに投げて、
始まったと言われています。
14世紀位の話です。

リバーシは、やり方は
ほぼオセロと同じなのですが、
19世紀のイギリスで生まれたゲームです。
日本で発明されたオセロとは、
少しルールが違っていました。
しかし、今では、オセロもリバーシも
似たような意味で使われています。
国際線の飛行機の中のゲームソフトを見ていると、
リバーシと書いていることが多いです。
日本のオセロとのルールの違いは、
例えば、リバーシの場合、
必ずしも盤面全部埋まらなくても、
持ち駒が終わるとそれで終わりです。
その辺が、オセロの場合、
一応手が詰まるまで、
使い切るまでやるというのが違いです。

使い切るには、最後まで
盤面いっぱいかかりますので、
その辺りは、日本人の気長にゆっくり
遊ぶ性格が出ているのかもしれません。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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