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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 経営としてのケンブリッジ大学英語研修(2) (異文化コミュニケーション/鈴木右文)

経営としてのケンブリッジ大学英語研修(2) (異文化コミュニケーション/鈴木右文)

08/09/30

■世話人としての会計の苦労話

前回に引き続き、ケンブリッジ大学での
九州大学生を連れての
英語研修についてお話します。
このプログラムの最終責任者は
私なので細かい値段の交渉も含めて、
全てをコーディネートしています。
学生さんになるべく負担のかからないように
価格を抑えることに気を配っていますが、
価格を抑え過ぎて、品質が伴わなければ
意味がないというようなことがありまして、
その辺りを色々苦労しています。
最初に、航空運賃について
ですが、今年は大変でした。
基本的に、一番軸になる運賃で
安いところはどこかという話になると、
例えば海外の会社を選ぶこと、
また乗り継ぎ便にすることなどがあります。
しかし、それをすると、運休にあって、
1日遅れてしまう場合などがあります。
実は、我々30数人の一行でこうした事態にあうと、
宿泊施設を探すなど、
目もあてられない状況になります。
もし行く時にそうしたことが起こると、
向こうの研修が全部フイになる
という可能性もあります。
夏の8月上旬に出掛けますので、
翌日の便になった場合、
もう乗り切れない可能性もあります。
よって、国内の安定した会社を使いたい
という事情がありまして、値段の安さ
だけで選ぶことはできないのです。
そこで、値段の上昇をなるべく抑える為に、
お盆で一番高いところを出来るだけ避けて、
その1つランクの安いところを
なるべく狙っています。
しかし、あまり早過ぎると、
学生の試験期間と重なってしまい、
なかなか早くもできません。
そのせめぎ合いを、いつも胃がキリキリ痛むような
思いで設定しているというのが実情です。
しかも、何日から何日までこのランク
というだけではなくて、例えば
出発日が週末にかかると高くなったり、
また帰る時に、ロンドン発が9月に入る方がいい
と言われていて、9月に入らないと
帰って来れないという形で、
日程を組んでいます。
様々な条件を絡めてみると、
日程の組み方は、ほとんどここしかないという
1日、2日の余裕しかない中で、
いつもギリギリに設定しています。
また、今年は非常に油が高かったので、
いわゆるサーチャージが、
運賃以外にかかります。
7月1日から値が上がるということで、
その前に発券しなければならなくなり、
例年よりも実は手続き的に早めなければいけない
ということになりました。しかし、
結果的に数万円の価格上昇を防ぐことができました。

■価格圧縮のための苦労話

その他取り組んでいることとしては、
例えば、ケンブリッジ大学に送金する時に、
レートが少しでも有利な時期に行うことです。
素人の私が為替のレートの変動を見ながら、
経済新聞に目を通したりなど
慣れてもいないことを随分します。
また、国際線との乗り継ぎが
成田で出来ることなどがあります。
羽田から乗り継ぐと、貸し切りバスで、
リムジンバスを取らなければいけないので、
これが結構大きな出費になります。
成田で接続できる為には、
相当早くから申し込まなければなりません。
実は、もう来年の分は航空会社の子会社の方に
既にお願いしています。
必ず来年の分は1年前に申し込むことにしています。
その位気を遣って取り組んでいても、
結果的にわずか数千円の削減にしか
つながらない場合もあります。
それから参加する人数が、
今年の場合で学生が34名ですけども、
実はこの人数がちょうど良く、40人、
45人になると、現地の貸し切りバスを
2台にしなければならなくなり、
相当コストがかさんできます。
35人が45人になったところで、
バス1台で済むだろうと思うかもしれませんが、
大きなスーツケースを持っているので、
向こうの貸し切りバスの会社は、45人だと
1台では不可能と断ってきます。
そういった細かい点を含め、
目配せを利かせながら人数を調整しています。
その他、例えば、私の研究費から事務費用を出したり、
削れるところはなるべく削って、
今はもうこれ以上おそらく削るところはない程
ギリギリの状態で行っています。
一人当たり、目標70万円を切ることなんですが、
最近は難しくなっています。
こうしたプログラムを、例えば国を変えて
外国語学校がやってるとこだったら
半額で済むのではないかと言われてしまえば
それまでなんですが、ケンブリッジ大学の
ブランドも含めてそれに負けないだけのものを、
提供している自信はあります。

分野: 鈴木右文准教授 |スピーカー:

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