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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > ビジネススクールで学ぶということ(1) (産学連携マネジメント/高田)

ビジネススクールで学ぶということ(1) (産学連携マネジメント/高田)

08/03/31

九州大学ビジネススクール(QBS)は、
この4月に第6期生を迎えます。
例年、50名弱の学生が
入学しているため、
過去4年間のうちに、
約180名の方がQBSを
巣立っていったことになります。
このペースで10年間、
修了生を輩出していくと、
その数は500名に達します。
500名のビジネス・プロフェッショナルが、
九州圏内に留まらず、
アジア全域で活躍するとなると、
地域へのインパクトも
相当に大きいと考えられます。
QBSの修了生の方々は、
ビジネススクールで
活発に学んだ後も、
様々なビジネスの分野で活躍しており、
中には新しいビジネスを
始める方も大勢います。


今回は、
「ビジネススクールで学ぶということ」
をテーマにお話したいと思います。


■理論と現実の狭間での思考訓練
ビジネススクールでの学習は、
通常の大学とは異なります。
例えば、教科書を読む、
講義を受けるということだけに留まらず、
むしろ教科書で扱っている経営理論を、
具体的に自社へどのように
適用すればいいのかという点を
考えなければなりません。
常に、理論と現実の狭間で、
思考訓練を行うことが
非常に重要となります。
この思考訓練を繰り返していく中で、
実践的なビジネススキルを
体系的に習得するという点に
ねらいがあります。


誰しも、仕事をしていく中で、
つい経験則のみに基づいて
判断を行ってしまうことが
よくあると思います。
そうした日々の経験則を、
ビジネススクールに持ち込み、
様々な理論に
あてはめてみることが必要です。
その上で、経験則の是非を
評価したり、体系化を行い、
その思考の成果を自分の仕事に
活かしていくという、
フィードバックや
フィードフォワードが
重要となります。


仕事をしながら
ビジネススクールに通うことで、
学んだことを
すぐに自分の仕事の中で
実践できるという利点もあります。
QBSの場合は、
平日の夜間や週末に
講義を受けることのできる
体制になっています。
QBSでは、
「仕事を学びに活かし、学びが仕事に生きる」
をコンセプトにしています。
実際、毎年入学される
学生の8割以上が、
仕事をしている社会人の方です。


■多様なバックグラウンドを持つ人々との出会い
ビジネススクールで得られる
最大の価値は、
そこでの出会いを通じて
つくられる人脈であるといわれます。
多様なバックグラウンドを持つ人々が、
互いの得意分野を持ち寄り、
切磋琢磨することで、
より大きな価値が生まれてきます。
勤めている既存の組織の中では、
どうしても視野が狭くなったり、
考え方が単一に
なってしまいがちです。
ビジネススクールで
多様な人々と出会うことにより、
自分の世界を
広げることが可能になります。


QBSにおいても、
非常に多様なバックグラウンドの
学生が集まっています。
例えば、
地元の大企業に勤めている方、
地場のオーナー企業の2世で
次の経営者になることを
宿命づけられている方、
すでに自分の会社を経営している方、
役所などの公的機関に
勤める方が通われています。
それから、医師、弁護士、
公認会計士、税理士といった
専門職の方も通われています。
過去の修了生の中には、
大学教員の方もいました。


こうした方々に加えて、
QBSの学生の中には、
中国をはじめとする
アジアからの留学生の方もいます。
専門性だけでなく、
人脈や文化までもが異なる
多様な人々が集い、
ダイナミックに
互いを刺激しあう環境が
形成されている点が、
QBSの特徴の一つです。


授業は先ほどお話したように、
平日の夜と週末の土曜に
実施しています。
学生からは、忙しくて大変だ
という声も聞こえてきます。
その一方で、飲み会など、
学生同士が
積極的に話をする機会も
つくっているようです。
授業を受けるだけでは
刺激を得るには不十分ですから、
異文化の人たちが互いを
刺激しあうことのできる場が
つくられていることは、
本当に素晴らしいことだと思います。

分野: 高田仁准教授 |スピーカー:

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