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QT PROモーニングビジネススクール > 過去の記事一覧 > 伸びる新人・伸びない新人  (人的資源/古川)

伸びる新人・伸びない新人  (人的資源/古川)

06/05/30

■「伸びる新人」と「伸びない新人」の違いは2つある

各企業で、新入社員の皆さんが研修を終えて、
現場で活躍を始めている時期です。
今日は「伸びる新人」と「伸びない新人」とで、
一体何がどう違うのかについて考えてみたいと思います。

伸びるには“前向きの気持ち”が必要です。
しかしそれがあれば必ず伸びるかといえば、そうではありません。
以下で述べる2つの点で、「伸びる新人」と「伸びない新人」は顕著に違います。


■その1:自分の経験を振り返り、共通性を見出し、勝利の方程式を作る習慣の有無

1つ目は、自分で仕事をやっていく中で、
こうすればうまくいく、結果につながるというような「法則」、
いわば「勝利の方程式」のようなものを見つけ出そうとする心持ちにあると思います。

新入社員のみなさんは、
4月に入社してから研修生活を送り、そして配属を受け、
今まさに色々なことを経験しておられると思います。
それはうまくいくこともあれば、そうでないこともあるでしょう。
しかし、結果の良し悪しだけで一喜一憂しないことです。

重要なことは、
日々の多くの経験を糧にして、法則、原理、
さらには勝利の方程式を自分で見つけていき、
そして蓄えていくということでしょう。
そのために必要なことは、
色々なものの間に「共通性」を見出す習慣を身につけることです。
つまり、自分が体験した数々のことをよく振り返り、
それらの間に共通性を見つける。
そして“結局、こんなことをするとうまくいく”、
“こういうことをやるとよくない”という
成功や失敗の方程式を見つけ出すことです。


■立場ごとに方程式を積み上げていく

ビジネスマンは、結果を出すための「方程式」を作り続けます。
新入社員も、2、3年が経つと先輩社員になり、仕事が拡がり、接触する人も多くなる。
そしてそれに必要な法則や方程式を作らなければなりません。
管理者に昇進したときも、勝利の方程式を編み出すことになります。


■その2:「目的」「意図」を持ってものごとに取り組めること

「伸びる新人」の2つ目のポイントは、
「目的」や「意図」を持って物事に取り組んでいるかどうかです。
換言すれば、何事にも、“こうしたらよいのではないか”と、
その理由も添えた「仮説」を持って取り組む。
何事にも漫然とは取り組まないということです。


■「伸びる新人」はよく質問をする

伸びる人はよく質問をします。
質問と言っても単なる受身のそれではなく、
自分ではこういうことするといいと思うのだけれども、
本当にそれでよいのかということを確かめる、
というようなタイプの質問ですね。
例えば、先輩や上司に対して、
「私はこう考えていますが、これでよろしいのでしょうか」とか、
「どうしてそういうことをなさるのですか? それはこんなことのためですか?」、
「一番の勘所は何だと考えておられますか?」のような質問です。

それは、何事についても、
目的や意図を持ってベストの方法をあらかじめ考え、取り組む。
そして結果が出たら、それに至るまでのプロセスを振り返ることで
「方程式」を少しずつ作り上げていくということに繋がります。
ですから、いい質問をしてくるということは重要なポイントです。


■最初に巡り合う上司の重要性

こういった2つのことが「伸びる新人」の特徴です。
つまり、「伸びるタイプ」「伸びないタイプ」ということではなく、
「振り返る習慣」と「目的と意図を持つ姿勢」が新人の伸びを決めます。
全ての新入社員が伸びる要素を持っているので、
この2つをいかに身につけさせるかが大切です。
その意味で、最初に巡り合う上司というのはとても重要です。

仕事に取り組む前、途中で、そして結果か見えたところなど、
節目節目で、上司が、新人に対してそういうことを手助けしたり、助言を行うことが
有能な部下を育てることにつながります。

分野: 古川久敬教授 |スピーカー:

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